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中国冬の定番スイーツ

中国冬の定番スイーツ


中国で寒くなると登場するスイーツ4種について紹介します。糖葫芦(タンフール)、红雪糖(ホンシュエタン)、栗、焼き芋

 

糖葫芦(タンフール)は中国の伝統的なスイーツで南宋の時代に野生の果物を竹の棒にさして水あめをかけて食べたのが起源です。地域によっては冰糖葫芦(ビンタンフール)や糖球(タンチウ)と呼ばれています。

 

ベーシックなものは山楂(シャンザ)(日本名サンザシ)のまわりに水飴をつけたもので日本のりんご飴のようなものです。外はカリカリの水飴で覆われていて甘くて中は山楂(シャンザ)の酸っぱさが絶妙なハーモニーを作ってます。その他にはイチゴやキウイフルーツ、ブドウ、山芋で作ったものもあります。うちの子供は山芋の糖葫芦(タンフール)がお気に入りです。

 

路上で売っていたり、長い棒にうまく糖葫芦(タンフール)をきれいにさして歩きながら売っていたりします。最近は中国も規制が強化されて露店のお店が減ってきました。私の住んでいるところは比較的田舎なので場所によってはまだ見かけることができます。

 

タンフールーとよく一緒に売られているのが红雪糖(ホンシュエタン)です。これは山楂(シャンザ)のまわりに粉砂糖がかけられていて見た目は白いボールのようです。なので雪のように見えるので红雪糖(ホンシュエタン)というのだと思います。

 

いろいろな人に红雪糖(ホンシュエタン)の正式名称を聞いたところみんな違うことを言います。糖球(タンチウ)とか雪糖(シュエタン)とかみんな違います。でも買った時の袋には红雪糖(ホンシュエタン)と書いてあるので红雪糖(ホンシュエタン)が正式名称な気がします。こんなあいまいなところも中国のいいところです。

 

私が一番好きなのは红雪糖(ホンシュエタン)です。粉砂糖と山楂(シャンザ)の甘さと酸っぱさがちょうどいいです。大きいサイズと小さいサイズがあって小さいものが特に好きです。

 

栗や焼き芋はほとんど日本と同じですね。違いといえば中国では栗を炒る前に栗の皮に切り込みが入れてあるので食べるとき皮が剥きやすいです。中国の場合は電動三輪車を改造して栗を炒る機械と焼き芋を焼く窯を載せて移動しながら販売していることが多いです。バス停など人が集まるところで売っています。

 

私の感想から言うと焼き芋はいつ買ってもおいしいけど栗はおいしい時とまずい時の差が大きいです。

でも大きなスーパーでも売っているのでそこは間違いなくおいしいです。

 

冬中国に行った際はぜひ味わってみてください

 


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