学生で年金支払いに困ったら、とりあえず「学生納付特例制度」を使おう。
学生で年金支払いに困ったら、とりあえず「学生納付特例制度」を使おう。
こんにちは!
FP検定習得を目指すユウトと申します。
今日は、年金における「学生納付特例制度」について書きたいと思います。
1、学生納付特例制度とは?
基本的に、現役で4年生大学等に通うと20歳を過ぎても学生でいる事があります。
その際に、学生なのでまだ払えません!という時、「学生納付特例制度」を活用しましょう。
この制度を活用すると、年金が学生の間では猶予となり、卒業時まで待ってくれます。
2、卒業後はどうするの?
学生納付特例制度を使用した場合、学校卒業時に次の2つから選ぶ事になります。
①学生の間の猶予分を卒業時に全額支払う+今後は、毎月継続的に支払う。
→年金を満額もらう事ができる。
②猶予分は支払わずに、卒業後から毎月継続的に支払う。
→通常の満額よりは、もらえる額が減るが定年後、年金をもらう事ができる。
もちろん、最初から全額払うつもりでいれば、20歳になってからこの制度を使わず払う事も可能です!
ただ、少しでも悩んでいたり、金銭的に困っている学生は、卒業時に決断すれば良いので、ひとまず「学生納付特例制度」を使ってみる事がオススメです。
3、猶予すると1か月あたりの年金額は上がるのか?
通常の年金は、滞納すると10年まで遡る事ができるのですが、1か月あたりの支払額が少し上がってしまいます。
しかし、学生納付特例制度では額が上がる事がないのでオススメです。
また、6か月や1年単位で払うと1か月あたりの額が少し安くなるので、余裕がある人は、一気に払うとお得です。
4、学生時代の分を支払わないとどのぐらい変わるの?
毎年、もらえる額は改正されますが、今の日本国で1年間にもらえる額は、78万円前後となっています。
しかし、学生の2年間(24か月)を支払わないと次のような計算式により、74万円となります。
年金額=78万円×(456か月÷480か月)=約74万円
つまり、学生の2年間を支払うか支払わないかで老後1年間で4万円程度変わるという事になりますね。
このようにして、年金の額が決められています。
そういえば、今って年金何歳からもらえるの?と思った方!次回の投稿で説明したいと思います。
ご覧いただきありがとうございましたm(__)m
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