就活に重い腰が上がらない新卒のあなたへ
就活に重い腰が上がらない新卒のあなたへ
3月、22年卒のみなさんは本格的に就活が始まりましたね。私はついに第二新卒のカードを失う歳となりました。
就活解禁初っ端から嫌な話をしますが、これを反面教師に新卒のみなさんは就活を頑張ってください。既卒就活でつらかったこと3つです。
大前提として、筆者がかなりの無能だということはお忘れなきようお願いします……!
1.面接がつらい
「新卒ほときは就活してなかったの?」
「内定はないの?」
面接を10社受けたら9社からは聞かれる質問です。
正直、既卒になった理由で前向きなものって少ないと思うんです。かくいう私は、内定辞退からの既卒就活でした。もちろん辞退の理由も聞かれるわけですが「ここでいいと思えなかったから」としか言えないんです。納得内定が欲しくて続けていました。
就活してなかったら「してませんでした」
内定が無かったとしても「無いです」
なんかこう、そこ聞かなくても何となく察せないですか!? て質問がしんどい。
上手く相手を言いくるめられるだけの技量があったら違うんですけどね……
もちろん、ちゃんとした理由がある人は別です。既卒で就活をやるのなら、面接官を納得させる「既卒になった理由」が絶対必要です。
2.仲間がいない
新卒時は学校の友達や、インターンシップで繋がった人など、共に戦う仲間がいます。しかし、既卒となると孤軍奮闘です。
新卒時には、面接会場まで向かう電車や近くのカフェで「ああ、この人と行くところ同じだな」と気がついてしまう経験があります。
既卒になると、駅にはスーツを着た同い歳くらいの人は見当たらず、面接での受け答えだけでしか声を発さずに帰ることも多々あります。
敵だと思っていたはずの、集団面接で隣にいた顔も覚えていない人が恋しくなります。
しかし、全く仲間がいないわけではありません。
文明の機器は有り難く、SNSで同じ年卒の人と繋がる場はあります。
Twitterでは「✖卒」と書かれたアカウントはたくさんありますし、LINEではオープンチャットで検索すると該当のグループがあります。
既卒に限らず、SNSで同じくらいの年卒の人達と繋がるのはおすすめです。友達に同じ業界志望の人がいない! なんてときに役立ちます。
ただ、会社の人に垢バレしないよう、お気をつけください。
3.選択肢が狭まる
新卒採用しかしてないところも、まあなくはないですし、中途採用では要件に当てはまらないことが多いです。
何より「未経験OK」というのは新卒就活では当たり前です。ここが、新卒カードの最強なところです。
既卒は市場に職歴を持った方々がいます。いくら未経験OKと書かれた求人であっても、経験者から応募があればそちらを採る確率が高くなるわけです。未経験OKと書かれていても、未経験が理由で落ちます。知らんけど。
となると、就活が長引くにつれて、転職サイトを見ていて応募できそうな求人は「いつもの」になってきます。当然、いつも求人が出ているところがホワイトとは言い難いです。
たまに出てくる「これならワンチャンある」という求人に食いつくしかなくなっていくのです。
4.しんどくても新卒で就活はやっておこう
既卒就活つらかったなあ、と思って書き始めたわけですが、もう3年も前のこと。具体的に何がつらかったかちょっと曖昧ではあります。
ちなみに私は、既卒就活で得た内定先はブラックすぎて4日で辞めました。第二新卒として就活もしました。出社4日でも第二新卒に分類されてるのはちょっと笑いました。
既卒、第二新卒合わせて100社は確実に受けました。内定は現職を除くと、正社員1社、業務委託1社、アルバイト(社員制度あり)2社、と散々です。
新卒時に同じだけ受けていたら、どのくらい内定を貰えていたのだろうと考えます。確実に数は多いし待遇もよかったはずです。
私が大学を卒業し現職に落ち着くまで、2年半近くかかりました。
転職は悪いことではないですし、無理するのではなく辞める方が正解です。
新卒で就活を頑張っても続かないことだってあります。既卒がダメと言いたいわけではなく、ダラダラしてたら既卒になってた、なんてことを無くしてほしいのです。
新卒カードは最強です、使わずして捨てるのは惜しすぎます。
就活に重い腰が上がらない新卒のあなたへ。既卒で就活やるより遥かに楽ですから、とりあえず求人サイト開いて応募してください。
ここまで就活やれやれと言いましたが、どうか無理だけはしないでくださいね。
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