結局、日本は年金って何歳からもらえるの?
結局、日本は年金って何歳からもらえるの?
今日は、年金の基礎知識について書いていきたいと思います。
1、厚生年金と国民年金
年金制度には、公的年金(強制加入)と私的年金(任意加入)の2種類があります。
公的年金の中で、国民年金と厚生年金に分かれている感じです。
令和3年の現在
①国民年金では、16540円/月と定められており、6か月や1年分をまとめて払うと1か月あたりの料金が安くなります。
(逆に、滞納していた場合には、10年前までは遡って支払う事ができますが、通常より少し月額が上がります。)
②厚生年金では、標準報酬月額(簡単に言うと1か月のお給料)×18.3%×50%(企業と折半のため)で各自計算されます。
2、何歳からもらえるの?
現在の日本では、60歳~70歳の中で年金受給開始の歳を選ぶ事できます。
65歳でもらう場合が通常の年金額(約78万円/年)となり、これが基準となります。
①繰り上げ受給(65歳より早くもらう場合)
繰り上げた月数×0.5%が毎月減額されます。
②繰り下げ受給(65歳より遅くもらう場合)
繰り下げた月数×0.7%が毎月増額されます。
つまり、70歳まで繰り下げると通常の42%増額となりますが、死亡率もあがってしまいますね(-_-;)
将来は、わからない事ですが、自分が何歳まで生きるかを想定して都合の良い歳でもらいましょう!
3、老後2000万円問題は嘘?
ちょっと前に、「老後2000万円問題」が流行りましたね。老後は2000万円だけでは不足するといった内容ですが、
はっきりいうと、これは適当です。
この2000万円ですが、
5.5万円(夫婦の毎月支出)×30年(65歳~95歳まで生きると仮定)=1980万円→約2000万円といった計算で出た数値です。
政府は、日本人で投資する人があまりに少なかったので、人生100年時代を見据えて、危機を感じてもらい投資して欲しかったそうですが、逆に炎上してしまった感じです。
いずれにしても、月の支出は家庭によって変わるので一概には言えませんが、
余裕があって、長生きが見込めそうであれば、繰り下げ受給を僕はオススメします。
今日もご覧いただきありがとうございました。
保険や年金、税金、などお金に関して投稿して欲しい内容がありましたら、ご連絡お待ちしておりますm(__)m
アカウントを作成 して、もっと沢山の記事を読みませんか?
この記事にコメントをしてみませんか?