おやつってどうしておやつっていうの?
おやつってどうしておやつっていうの?
今日おやつにクリームパンを食していたら、どうしておやつはおやつっていうのかな~?と疑問に思ったので、調べてみました!
まず、おやつは午後3時ごろ(人間の体が最も脂肪が溜めにくい時間帯)に食べる食べ物のことを言いますが、今ではけっこう時間に捉われずに食べていますね。
そのおやつは、漢字で書くと『御八』と書きます。
それは、江戸時代の時刻制度にまで遡ります。
江戸時代には、一昼夜を12等分して十二支の名まえを付けた時刻制度を使用していました。
今でも真夜中のことを「草木も眠る丑三つ時」と言いますが、そんな感じです。
この丑三つ時は、さらに丑の刻を四等分して、三番目の時間を表しています。
さらに、不定時法と呼ばれるものが使われていて、日の出の30分前、日の入りの30分後をそれぞれ明け六つ、暮れ六つとして、その間を四から九までの数字で六等分していました。
ですから昼と夜、夏と冬などで一刻(数字で昼と夜それぞれ六等分したもの)の長さはかわりました。
時計好き女子さんもそのあたり分かりやすく説明する記事を書かれているので、ぜひ読んでみてください。
※私も御八の由来を理解するにあたって、大変参考になりました。
時計好き女子さん、ありがとうございました!
https://www.gakken.co.jp/kagakusouken/spread/oedo/03/kaisetsu1.html
江戸時代も畑仕事などで夕飯までにお腹が空いたのでしょうか。
午後2時から4時の間に間食を取る習慣があったようです。
不定時法で午後2時から4時くらいは、「未の刻」であり、「昼八つ」と呼ばれていて、そこから「ひるやつ」、「おやつ」すなわち「御八」となったわけなんです。
う~ん、おやつってそういう由来だったのですね!
ご存知の方はご存知なのでしょうけれど、私は世間知らずなので、全然知らなかったです。
それでも、皆さんの小さな疑問が少しでも解けるような記事になっていたら、嬉しいです!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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童話作家を目指している女性です。ゆったりと穏やかに、文章を綴っていきたいです。自作の童話も時々載せますので、よろしくお願いいたします。
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