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ナスダックがビットコインや暗号資産の保管サービスを開始!その意味と注意点とは?

ナスダックがビットコインや暗号資産の保管サービスを開始!その意味と注意点とは?


読んでいただきありがとうございます。

今回は下記の記事について、わかりやすく解説します。

https://bitcoinmagazine.com/business/nasdaq-eyeing-q2-2023-release-for-bitcoin-and-crypto-custody-platform


要約:


アメリカのニューヨークにある株式取引所のナスダックは、2023年の第2四半期にビットコインや他の暗号資産の保管サービスを開始する予定であると報じられています。

ブルームバーグとのインタビューで、ナスダックのデジタル資産部門のシニアバイスプレジデントであるイラ・アウアーバック氏は、「必要な技術的インフラと規制上の承認を得るために前進している」と述べています。

このレポートによると、ナスダックのインフラは、先週一般公開されたフィデリティ・デジタル・アセットと似たものになる可能性があります。

ナスダックでビットコインや暗号資産の取引が始まるための第一歩は、これらの資産の保管サービスです。

ブルームバーグのレポートによると、「ナスダックは、ニューヨーク州金融サービス局に限定目的信託会社憲章を申請しており、これは新しい事業を監督するものです」。

最近、いくつかの大手暗号資産関連企業が崩壊し、規制上の緊張が高まる中で、この目標は明らかに、プラットフォームを失った顧客に対して、規制された信頼できるアメリカのサービスを提供することです。

ただし、取引所に関する問題の多くは、保管者が顧客のためにビットコインを保持することによって生じる第三者リスクに由来することに注意すべきです。

ビットコインとやり取りする最も安全な方法は、自分自身で保管することです。

取引プラットフォームは保管者によって作られたやり取りの容易さを提供しますが、最近アメリカの金融システムが危うい見出しを見せていることから、伝統的なビットコイン自己保管と比較した場合のトレードオフを考慮することが重要です。



わかりにくいキーワードを3つ挙げて解説します。

保管サービス(custody service)

暗号資産を所有する場合、その証拠となる秘密鍵(private key)を安全に管理する必要があります。秘密鍵は暗号資産を送受信したり、取引所やウォレットなどのサービスにアクセスしたりするために必要なパスワードのようなものです。

しかし、秘密鍵を自分で管理することは難しく、紛失や盗難などのリスクがあります。そこで、専門的な機関や企業に秘密鍵を預けて、代わりに保管証書(custody certificate)や保管口座(custody account)などを発行してもらうサービスのことです。

保管サービスを利用すると、暗号資産の管理や取引が簡単になりますが、その分、保管者に信頼や手数料を支払う必要があります。

例えば、銀行の預金口座は一種の保管サービスと言えます。銀行にお金を預けると、その証拠となる通帳やカードを発行してもらえますが、その代わりに銀行に手数料や利息を支払わなければなりません。


限定目的信託会社憲章(limited-purpose trust company charter)

ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)が発行するライセンスの一種で、暗号資産の保管や取引などの限定的な目的で信託業務を行うことを認めるものです。

このライセンスを取得すると、ニューヨーク州内で暗号資産のサービスを提供できるようになりますが、その代わりに厳しい規制や監査に従わなければなりません。

例えば、ペイパルやジェミニなどの暗号資産関連企業はこのライセンスを取得しています。


ネットエネルギー利得(net energy gain)

核融合反応では、軽い原子核が高温高圧下で衝突して重い原子核になり、その過程で大量のエネルギーが放出されます。

しかし、核融合反応を起こすためには、まず原子核を高温高圧にするためのエネルギーが必要です。ネットエネルギー利得とは、核融合反応で得られるエネルギーから、核融合反応を起こすために必要なエネルギーを差し引いたものです。

ネットエネルギー利得が正であれば、核融合反応は持続可能であり、無尽蔵のエネルギー源となります。

例えば、太陽は自然界で起こる核融合反応の例であり、太陽から放出されるエネルギーは太陽内部で消費されるエネルギーよりもはるかに大きいため、ネットエネルギー利得は正です。


感想:


この記事は、ナスダックがビットコインや暗号資産の保管サービスを開始する予定であることを報じています。

これは、暗号資産市場にとって大きなニュースであり、ナスダックのような伝統的な金融機関が暗号資産に参入することで、市場の成熟度や信頼性が高まる可能性があります。

また、ナスダックはニューヨーク州の厳しい規制に従っており、その中で暗号資産のサービスを提供することは、暗号資産の規制や安全性に関する重要な先例となる可能性があります。

一方で、ナスダックの保管サービスは、自分で暗号資産を管理することのリスクや手間を回避するための便利な選択肢となるかもしれませんが、それは同時に、暗号資産の本質的な価値である分散化や自主性を放棄することでもあります。

ナスダックに頼ることで、暗号資産の所有権や利用権が制限されたり、保管者による不正やハッキングの被害に遭ったりする可能性もあります。

私は、暗号資産初心者の方には、ナスダックの保管サービスを利用する前に、自分で暗号資産を保管する方法やメリットを学んでほしいと思います。暗号資産は、私たちに新しい金融システムや社会システムを構築する機会を与えてくれる革新的な技術です。

その可能性を最大限に活かすためには、自分自身で暗号資産を理解し、管理し、活用することが必要だと思います。




今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。




 

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2021年8月から雑記ブログ開始!2022年には仮想通貨ブロガーへ転身です。391日連続投稿した朝活ブロガーです。メインのブログでは語れない雑記をトップビューで更新します!

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