Facebookグループと一口にいっても、数名規模のものから西野亮廣エンタメ研究所のように7万人以上が参加しているものまでさまざまです。
2018年4月から西野亮廣エンタメ研究所に加入している著者ですが、そこで得たたくさんの学びのひとつにグループ管理・運営のコツがあります。
そして私自身が創設者ではありませんが、ご縁をいただき今は3つの比較的大規模なFacebookグループ(最大4桁5000人以上)の管理者メンバーのひとりをさせていただくまでに至っており、その学びを反映させているつもりです。
今まさにFacebookグループを立ち上げようとしている、管理者になっている方の今後の管理・運営のヒントになればと思い、著者がその学びから実践している管理・運営方法を数回の連載でお伝えしていきます。
第1回のテーマは“メンバーが利用しやすい環境整備”です。
前回の記事:成功している、うまくいっているFacebookグループの共通点3つ
投稿トピック
特に公開Facebookグループでは人数が増え、多くなると投稿もコメントも増え、やがて乱立し、ほしい情報が見つからない、探せない。自分にとってあまり興味の沸かない情報ばかりが目についてしまう。そのようなことが起こりえます。
そこでオススメしたいのが投稿トピックの設定です。投稿トピックとはブログでいうカテゴリです。カテゴリ別に投稿を選別してあげることでメンバーは本当にほしい情報や、必要な情報にたどり着けます。
Facebookグループ内の投稿にトピックを追加するにはどうすればよいですか。
投稿は承認制に
メンバーのほうから自発的に有益な情報を投稿していただける。管理・運営としてこれほどありがたいものはありません。ただ残念なことに人数が増えると公序良俗的に、精神衛生上どうなの?という投稿をされる方も現れてきます。つまり誰かが不快な思いをするような投稿です。
そこでオススメしたいのが投稿の承認制です。管理者がメンバーの投稿をお預かりして内容を見て公開するか編集をお願いするか削除するかを決めます。手間と思うかもしれませんが、投稿が原因で発生するトラブルの火消し対応のほうがもっと大変です。それを考えるとやはり承認制のほうが格段にラクなのです。
管理するFacebookグループへの投稿を管理するにはどうすればよいですか。
手本を示す
またどのような投稿をしていただきたいかは管理・運営側が率先垂範してメンバーに示すことが大事です。管理者になってしばらくの間は毎日でも自発的に自ら投稿していきましょう。ちなみに西野さんはどんなに多忙でも毎日アップされています。5桁の人を牽引するにはそのくらいの努力が必要ということなのでしょう。
ブランド化する
Facebookグループもオンライン上とはいえ立派な組織です。会社や学校には社章、学章(マーク)があるように、Facebookグループだからといって軽く見ず、ロゴ、カバー画像などで独自のカラーをつくり、ブランド化し統一していきましょう。今はCanvaなどでカンタンにカッコいいデザインのものが生み出せますので、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
投稿トピック、投稿承認制、手本を示す、ブランド化するはどれも準備不要で瞬時に設定変更、行動に移せるはずですから、管理者をされているFacebookグループの管理・運営に役立てていただけますと幸いです。
次回のテーマはメンバーを守る管理・運営です。
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