Facebookユーザーのなかには、友達とのやりとりだけを楽しんでいる方もいれば、グループにも参加して知らないユーザーとも交流している方、またグループをつくって運営している方もいるでしょう。
そしてこれから、グループをつくろうとしている方もいるかもしれません。今回はそのような方に向け、成功している、うまくいっているFacebookグループの共通点がいくつかありますので、お伝えしていきます。
1.目的がポジティブ
たとえば
・交流を深める
・~を支援する
といった目的を掲げたグループは成功する傾向にあります。名だたる企業が社会貢献活動に力を入れているように後者の~を支援するグループが特にこれからの時代、より興隆を極めていくでしょう。
善い行いをしたい、人のために尽くしたい、心からそう思っている方の多くは前向きで、明るく、やさしいと私は感じています。そのような方たちが集まるわけですから投稿やリアクション、コメントもプラスの気で満たされているはずです。
またなかには(1人でグループの運営をするのは大変でしょうから)お手伝いがしたいと立候補してくれるような方も現れ、トントン拍子で参加メンバーも運営側のメンバーも増え、うまくいきはじめるはずです。
一方で目的がネガティブでマイナス。そのようなグループにはネガティブな性格の人、マイナス思考の人たちだけが集まり常に、
・愚痴
・悪口
・批判
・挑発
で投稿やコメントの大半が埋め尽くされ、ときに些細なことでメンバーどうしのトラブルが起こり、管理者が1人で毎日、その対応に追われることとなり悩み、次第に疲弊していくでしょう。
やがて管理者はグループを放置するか、閉鎖するかしたくなりますので長続きせず、成功しないのです。
2.参加メリットがある
Facebookグループのほとんどが、明確な目的をもってつくられています。しかしどんなに立派な目的を掲げていても、ユーザーがそのグループに参加するメリットをひとつも見出せなければ参加者は増えず、動きも出ませんので成功からはほど遠い状態になります。
Facebookはあくまでも友達とのやりとりがメインで、グループはサブの位置づけです。仕事、生活のスキマ時間でやるSNSですから、何かしらのメリットがなければ、忙しいなか時間を割いてグループに参加、アクセスしようとはならないのです。
人数はそこそこいるはずなのに投稿やリアクションがほとんどなく閑散としているグループも成功とはいえません。これからつくる方は適当にグループをつくっても成功しないということを念頭に置いて、どういうメリットをグループで提供できるか、すべきかを熟考すべきです。
3.管理が行き届いている
グループはメンバーが1人でも入ればその時点から管理者の所有物ではなく、メンバー一人ひとりに帰属するものとなります。
常に管理者はメンバーに、何かしらのメリット、きめ細かな管理が提供できているかを振り返らないといけません。つまり大変な管理を怠らず実施でき、継続していかなければならないのです。
これからグループをつくる方は、そのことを理解し、メンバーのために動くんだと覚悟できれば成功、うまくいく確率が高くなるでしょう。
まとめ
これからFacebookでグループを作成し、コミュニティを形成しようと考えている方は
・目的
・メリット
・管理
についてよく考える必要があります。そういう著者も実は創設者ではありませんが、ご縁をいただきいくつかの大きなFacebookグループの管理者をさせていただいております。
そこで次回は、Facebookグループ管理者としての経験から得た、グループ運営のヒントについてお伝えしていきます。
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