水道水をおいしく飲むコツ
水道水をおいしく飲むコツ
日本の水道水は他国に比べると、とても安全です。
水道水として使うには厳しい基準をクリアしなくてはなりません。そういった意味でも日本の水道水は安心して飲むことができます。
ただし、いくら安心・安全といっても、味がおいしいとは限りません。毎日水道水をそのまま飲んでいるという人は少ないでしょう。
そこでここでは水道水をおいしく飲むためのコツをいくつか紹介します。
水道水をおいしく飲むコツ
沸騰させる
水道水がマズいと感じる原因は、残留塩素にあることが多いです。
水をきれいにするための塩素が残っていると、塩素のニオイがしたり、味がおいしくなくなったりします。水道水を沸騰させると、そういった塩素のニオイを軽減することができます。
ただし、ここで注意しておきたいのが沸騰させる時間です。
5分以下の短い時間だと、有害物質であるトリハロメタンという物資が出てきてしまいます。
トリハロメタンは15分以上沸騰させることで少なくなっていくため、必ずそれくらいの時間は沸騰させるようにしましょう。
冷蔵庫で冷やしておく
水道水を1度ペットボトルに移し、そこから冷蔵庫で冷やしておくと、そのまま飲むよりもだいぶ飲みやすくなります。
ペットボトルに入れて置いておくと、だんだん塩素が抜けていくため、塩素臭さがなくなっていきます。
また、夏場ならば7~10℃、冬場なら12~15℃がもっとも水がおいしくなる温度と言われています。そのため、特に夏場は冷やすことで味がおいしく感じる場合が多いです。
レモン汁を入れる
水道水にレモンの汁を入れることでおいしく飲むことができるようになります。
レモンに含まれているビタミンCには、塩素を分解する作用があります。そのため、レモン汁を入れておくことで塩素臭さがなくなり、なおかつレモンのいい香りがつきます。もともとあるカビ臭さなども気にならなくなるため、おいしく水が飲めるようになります。
レモン汁は市販されているため、飲む前にちょっと垂らせば水道水でもおいしく飲むことができます。
活性炭を入れる
炭にはさまざまな物質を吸着する性質があります。
水道水1リットルに対して、100gほどの炭を入れておけば、一晩ですっかり塩素を吸収してくれます。さらに炭には脱臭効果やミネラルを溶け込ませる効果があるため、普段の水道水の味をワンランク上の味にレベルアップしてくれます。
一工夫で水道水がおいしく
上記に紹介した方法を使えば、水道水を簡単においしくすることができます。
ウォーターサーバーがあれば、もっと手軽においしい水を飲むことができますが、予算的にちょっと厳しいという方も多いと思います。また、水の受け取りが面倒という人もいるでしょう。
たとえ水道水であっても、ちょっとした工夫で、かなり味が変わってくるので、ぜひ一度お試しください。
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