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清明節ってどんな日

清明節ってどんな日


清明節は中国語では清明节(チンミンジエ)といいます。陰暦の2月23日にあたります。踏青节、行清节、三月节、祭祖节と呼ばれたりもします。人間の生活と自然の変化に関係する伝統的な節句です。墓参りに行って故人をしのんだりピクニックに行ったりするのが昔からの風習で今でも行われています。

清明節は仲春と暮春の間の期間で仲春は陰暦の2月で、暮春は陰暦の3月で雨が少し多い時期で春の最後の期間でカエルが泣き始める季節です。郊外の公園に遊びに行ったら公園の池ではオタマジャクシが泳いでいました。暮春の頃には成長してカエルになっていることでしょう。

清明節は何をするのかというと祖先の霊を供養したり家族と集まったりします。私の実家では清明節は母方の実家に行くようです。中国は広いので同じ省内でも風習がけっこう違うみたいです。また暖かくなってくる時期なので郊外に出かけてピクニックをしたりして春の日を楽しみます。

中国には「吐故纳新」という成語があります。濁った空気を吐き出して新鮮な空気を吸い込んで新陳代謝をはかる。や、古いものを捨てて新しいものを吸収する。という意味です。

清明節は新陳代謝をはかる時期でもあるようです。

清明節は春節、端午節、中秋節にならぶ中国の伝統的な4大節句です。中国以外でもベトナムや韓国、マレーシア、シンガポールなどでも行われています。

日本でも彼岸の時期と近いので親しみやすい祝日です。


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