
#66【葛飾北斎】諸国名橋奇覧「ゑちぜんふくゐの橋」
#66【葛飾北斎】諸国名橋奇覧「ゑちぜんふくゐの橋」
2023/03/31 18:43 |
407
文字
皆様こんにちは!
絵画インストラクター松本です。
葛飾北斎の「諸国名橋奇覧」
(しょこくめいきょうきらん)
は全11図。
今回は「ゑちぜんふくゐの橋」の解説です!
「ゑちぜんふくゐの橋」
「ゑちぜんふくゐの橋」
(えちぜんふくいのはし)

橋の色が半分違いますね!
木と石、半々でできています。
水害対策のためです。
向こう岸では和紙が干されています。
福井県福井市の足羽川にかかる橋です。
九十九橋
古くは北ノ庄大橋とも呼ばれていました。
半石半木の奇橋として全国的に有名。
明治42年の架け替えまで330年存続。
現在の九十九橋は
1986年開通した鉄筋コンクリート製です。
全長143.9M。
足羽川は桜並木で有名です。
綺麗ですね~!

北斎の構図 三分割法
北斎が「三ツワリの法」と呼ぶ画面をだんたい三分割にする構図が
使われています。

「ゑちぜんふくゐの橋」
(えちぜんふくいのはし)の解説でした。
読んでいただきありがとうございました。
それではまた次回!
(^^♪
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勘所が悪くてすみません。どうして洪水対策になるのか分からなかったので調べたら、半石半木なら石が流されないで、設置費用が少なくて済むからなのですね。そして、攻撃されて焼き払っても、半分残るからなど諸説あるとのこと。そういう歴史も面白いですね。しかし、330年存続とはすごい!諸国名橋奇覧に選ばれるだけのことはありますね!久々の更新、嬉しいです。読ませていただき、ありがとうございました!
20調べていただきありがとうございました!
17焼き払われた場合残るようにという説は知らなかったので勉強になりました。
橋の石の部分は質感を出すためにたくさんの点々が描かれています。これは彫師さんは苦労したんじゃないかと・・・(^^;)
久しぶりの更新でこうしてコメントをいただけて、こちらこそありがとうございました!!
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