【HTH】新入社員✖️ 意地悪なおじさん達
【HTH】新入社員✖️ 意地悪なおじさん達
今回は私がハタチで新入社員としてある会社に入社した時のお話です。
当時はちょっと頑張れば大きい会社にも入れましたので、無事にちょっと名の知れた会社に入れて嬉しかったのですが、短大卒の私たちは「どうせ5年ほど働いたら結婚退職するんだろう」という目で見られている時代でした。
そんな新人の私が配属された部署はとても忙しい職場だったので「可愛い新人の女の子にデレデレ〜」みたいな雰囲気は全く無くて、初日から営業のおじさん達に睨むような目で見られたのを思い出します。
すぐに電話に出てくれと言われ、私が右往左往していることをわかっていて「誰から電話!?」きつい口調で聞かれ、聞き取れないことを怒られました。
担当に決まったお仕事もちょっと新人には難しい交渉ごとも含まれていて、取引先もおじさんばかり。電話で理不尽なお願い事を押し付けられたり、明らかに泣かしにかかってきました。
私の交渉相手もお仕事で味方してもらえる仲間も、みんな40代ぐらいの男性ばかりでした。寄ってたかって「そんなんもわからんの!」といった感じでプレッシャーをかけてこられる毎日。神経がピリピリして覚えることも多くてグッタリ。
なんだか嫌気がさしてきた3ヶ月目。
当時ハタチそこらの私は考えました。
そしてだんだん腹が立ってきました。
私は悪いことはしていない。
せっかく入った会社、辞めてたまるか!
教えてもらったことを間違ったら新人とはいえ私が悪いけど
教えてもらってないことはわからなくてあたりまえやん!
☆彡
よし。
知らないことは
「初めてです。まだできませんので教えてください」と言って教えてもらおう。
そしてどう思われてもいいから、今の自分レベルでいいから、一生懸命なところを見せよう。
加えて
① 絶対泣かない。
② 言い返さないで謝ってもう一回やる。
③ ニコニコと笑顔を心掛ける。
上司に助けを求めながら徹底してこれを守って我慢しました。
それと持続するためには、期限を決めることです。
「半年間。根性出す!!」
一人前の社員になったその時には言い返してやる!!と指折り数えて我慢しました。(・・・よく考えたら半年は試用期間だからね。ハハハ・・・)
そして半年が過ぎた頃。(その時がきた!ドキドキ)
いつものように当たり前のように理不尽なことを私に頼んでくる取引先のおじさんに
「それはできません。そちらでやっていただけますか?」とはっきりと落ち着いた口調で言いました。
あー。これこれ。これが言いたかったのー!スッキリ〜。
・・・でも何を言われるだろう(不安)
その結果は・・・
「わかりました。ごめんね〜」と軽く言われました。
拍子抜けしたことを覚えています。
☆彡
そこからだんだん私も肩の力が抜けていって、他の人にもうまく立ち振る舞えるようになってきました。味方になってくれる人や無理を聞き合う仲間もできていきました。(全部相手はおじさんです)
それからしばらくして「最近言うようになったねぇ!」と親しげに言ってもらったので「我慢してたんですよ。半年したら私も言ってやる!って思って 笑」と言ったら「よく我慢してたね〜」と笑われました。
☆彡
今思うと、たった半年でもしっかり我慢して一生懸命をみせて頑張ったことや、知らないことは聞いて覚えようとしたことで、自分自身も成長したので意見を聞いてもらえるようになったんだと思います。
知らない間になんらかの説得力オーラが身についたり、我慢して人の意見を聴く姿勢も身につくと、やはり相手の応対が違ってくるのだと学びました。
後で聞いたのですが、電話での交渉ばかりだったので、実はみんなは私が新入社員だと知らなかったらしく「なんでこんなこともできないんや?コイツ」と思ってたということでした。だから風当たりがきつかったのですね〜
いつもこんな風にうまくいくとは言えませんが、ここで言えることは
まず自分が半年なら半年と決めて、少し力と知恵、説得力オーラなどを蓄えてから戦っていきましょう。
半年ぐらいなら言いなりになっていても挽回できます!
その間に強い自分を作って、来たるべき時に元気にスパークしましょう!
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