イギリス女王崩御とユニコーン作戦
イギリス女王崩御とユニコーン作戦
今年の夏には歴代最長の在位70周年記念式典を行い、96歳を迎えていたエリザベス女王。
訃報の2日前には、新首相となったトラス氏を任命する姿が公開されたばかりでした。
今朝、イギリス国民は70年間ではじめて女王のいない朝を迎えました。
イギリスに来て1年ほどの私でもショックなニュースだっただけに、国民にとっての衝撃は計り知れません..。
正直まだ実感がわかない状態ではありますが、今後どのようなことが起こるのか。
今回は、女王が崩御した場合に備えて以前より計画されていたユニコーン作戦について紹介します。
ユニコーン作戦とは
女王が崩御した場合に備えて、英国政府が準備していた計画のコードネーム。
ロンドンで亡くなった場合は「ロンドン橋作戦」、スコットランドで亡くなった場合は「ユニコーン作戦」が発動される予定だったそう。(女王が崩御した日はD-Dayと呼ばれる。)
Day2
王位継承順位第一位であったチャールズ皇太子が、チャールズ三世として英国王即位宣言をする。
英国議会は10日間停止される。
Day3
女王の棺がバッキンガム宮殿へ運ばれ、首相が出迎える。
Day4〜6
チャールズ新国王がスコットランド・エディンバラ・北アイルランド・ウェールズなど国内各地を巡る。
女王の棺はバッキンガム宮殿からウエストミンスター宮殿へ運ばれる。
Day7〜9
国葬までの3日間、女王の棺はウエストミンスター宮殿に安置され一般参列者に開放される。
Day10
葬儀はウエストミンスター寺院で行われる。(現状は9/18か9/19を予定)
一般参列者はバッキンガム宮殿からウエストミンスター寺院の道路で葬列に参加可能。
正午には英国全土で2分間の黙祷が予定されている。
2022年9月9日現在、多くの該当広告・ウェブサイト・SNSアカウントなどで女王を追悼する白黒の画像が掲載されています..。
女王の国葬後には、チャールズ三世の戴冠式が行われる予定です。
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