#12 開始の儀式

学生時代、試験前になると掃除をしたくなったものでした。

ゴチャッとしているところを整頓したり。
机の上に置くものとか順番とか変えてみたくなるんですね。
筆箱に入れるペンとか。

勉強を始めたくない言い訳・・・というよりは、気合いを入れる儀式みたいな感覚だったような気がします。机とか文房具がピカッ！パリッ！とすると、気持ちもキリッ！とするみたいな。

その頃から変わってないなぁと思いながら、思い立って、ブラウザのブックマークバーの断捨離と整頓をしました。

自分が行きたいサイトにアクセスしやすいように、フォルダ名を変えたり、いらないものを削除したり。
よく使う順番にしてみたり。

そうすると、自分が残したいもの・よくアクセスするもの・したいものをふるいにかけられたようで、気持ちが良かったです。あー、こういう優先順位なんだなぁと思ったり。

私の「好き」や「興味」や「目標」が、きれいに並んでいます。



就活フォルダが無く、関連サイトを1つもブックマークしていなかったことにも気が付きました。

そこのやる気・・・。



でもこれを儀式として、キリっといきたいところ。


＊


そもそもミニマリストに憧れがあって、以前トライしたこともあります。
でも夫との足並みが合わなくて、ケンカが増えて嫌になってストップしていました。
夫は捨てたくない派なんです。

ブラウザの断捨離だけでこんなに嬉しくなっちゃうなら、やっぱり・・・またやりたいなぁ。
まあでも「主義」を人に押し付けるのはチョットね。（細かいところから懐柔して攻めていく野望は胸に秘めていますが。）


まずは自分の物から。そして「出す」作業から。

取捨選択する作業は、自分を見つめることにもつながる気がします。不要なものを排除してまっさらな気持ちになれるような。（自分の「大切」は手放さないように留意しつつ。）



そして家の中に、私の城スペースを作りたい、という夢が生まれました。「部屋」は足りないので★小さな一角で。

城スペースで、スッキリとしたデスクで、可愛いカップで紅茶を飲みつつ・・・なんてできたらいいなぁ！

スッと手を伸ばせばそこに、必要なものだけが背筋を伸ばして出番を待っているような。


旅行がもたらす解放感は、いつもと違う体験から得られる感動だけではなくて、必要なものだけを持って、空っぽの部屋で過ごせるというのも大きいんだろうなぁなんて思いました。

小さな棚の整頓もして、心に楽しみが芽生えた嬉しい週末。

助走ペースをあげていきたいところー！


今日も読んでくださってありがとうございます！