#20 明るい声

先週、高額だった保険プランから、安いプランに切り替えました。

・・・というような電話をしますと、営業がかかるものです。



その日もやはり、電話口の方は、そんなにグレードを下げなくてもという感じのトークを始めようとされていました。営業トークに対する最近の常套句、「リストラされてお金がありませんので」を出しました。


すると一気に、「僕もそうだったんですよーーー！Covid真っ最中のときに！リストラされたときって突然でした？ある程度知ってました？」と友だちトーン。「僕は突然でーーー！！！」

そのまま、共通体験した者同士特有のスピードで打ち解けて、お互いのリストラ話しをして笑ってしまいました。


その方は最後に、「When one door closes another door opens!（ドアが1つ閉じられると、別のドアが開くもんです！）」と言ってくれました。

（文字通りでも自然なのでそのままにしましたが、『捨てる神あれば拾う神あり』、という訳も使われています。）



嬉しかったです。
例え、不定で不安定な前途でも、祝してもらえるのはありがたいことです。



素敵な明るさをもった方でした。脱線はしたものの、営業がかかることはなく、こちらの希望通りの変更ができました。



ちょっとネタっぽく、リストラのことを誰かと笑えたのは、その時が初めてだったかもしれません。
昇華ならぬ「笑華」も大事ですよね。とても。



疼くときもあると思うけど、あの明るさを思い出したいなと思います。


あのお兄さんに更に良いことありますように。


今日も読んでくださってありがとうございます！


アイキャッチ画像の写真：

Cock-RobinによるPixabayからの画像​