メイン画像

【親】【子供】ストレスの少ない同居への提言

【親】【子供】ストレスの少ない同居への提言


いよいよ夏休み!夏休みの家族の一大イベントと言えば、「帰省」。今年はコロナだから帰省はなし……と言えますが、ワクチン接種によりコロナへの収束包囲網は狭ばってきています。感染対策をばっちりすれば、大手をふって帰省できる日も近いでしょう。あれ?なんだか複雑な気持ちになっちゃいましたか?


この記事は、帰省のたびにひどいストレスに苛まれているあなたへ贈る同居問題に関する提言です。うまくいっている方は「こういう考え方もあるのか~」と捉えてくださったら幸いです。

 

※ご両親が大好きで大切な方の中には「こんな考え方は受け入れられない」という方もいらっしゃるかと思います。私も両親が大好きなので、ずっと一緒に暮らしていきたい派ですが、この記事はあくまで同居問題に強いストレスを抱えている方向けです。親を大好きな気持ちを否定するものでは決してございませんので、ご理解くださったら嬉しいです。

 

 

◆両親が元気なうちは同居しない方向で!【子Side

 

よく「キッチンやお風呂が別の二世帯住宅ならストレスが少ない」という声も聞きますが、これこそ各家族によって大きな差が出るので、あなたのご家庭に当てはまるとは限りません。

 

まずは、どんな時に家族間の摩擦が起きるか考えてみましょう。

 

  • 生活のリズムが違う
  • 嫁または息子のやり方が気に入らないor姑または舅のやり方が気に入らない
  • 出される料理が口に合わない
  • 嫁または息子が何かと反発するor姑または舅が口うるさい
  • 性格の不一致

などが挙げられます。

 

これだけを見ると、確かに「二世帯住宅なら解決できる」と思うでしょう。ところが、二世帯住宅は隣に姑・舅が住んでいるようなものなのです。ちょっと考えれば、人によっては口うるさく言われたり、生活を詮索されたりするのは想像に難くありません。

 

子の立場からすると、「親」と暮らすのは親孝行の一つです。それは確かなことです。でも、結婚すると義両親という環境の全く違うところで生きてきた元他人が家族となります。(夫婦でさえ大変なこともあるのに)摩擦が起きない方がおかしいのです。

 

しかも、元気な親たちは友人たちと会うと、子や嫁、婿の情報交換をし、自分の子や嫁・婿に不満を持つこともしばしば(特に田舎(^^;)。そういう情報交換でストレス解消をする人も多いのでしょうが、内容によっては嫁や婿への思いやりや愛情をそぐことにもつながります。

それがもし同居していたら……その情報量は同居していない場合より、半端なく多くなりますね。ちょっと想像すると恐いです。

 

ですから余計な家族間の摩擦を避けたいのであれば、親が元気なうちは同居しない方向で!これに限ります。


もしあなたがいいお歳の独身だとして一人暮らしをしているとしたら、同居する場合は半々かもしれません。でも、
同居してもしなくても「自分は独身で後継ぎがいない、後々が心配だ」と思う子の立場の人もいるでしょう。親はおそらく自分が亡くなった後のことを考えて、なるべく負担をかけないようにと終活を念入りにされているはずです。同居の有無に関わらず、親とのコミュニケーションは密に取っておくことで困ることを事前につぶせます。

これは全ての子の立場の人に言えることで、親とのコミュニケーションは取っておくに越したことはありま
せん。いざという時の葬儀の段取りから遺産相続や財産分与まで、不要ないさかいを防ぐにはコミュニケーションを取れる関係になっておくことです。



◆軽やかに動けるうちは、息子家族、娘家族と同居しない方向で!【親Side

元気なシニアは社会も元気にします。大変喜ばしいことです。様々な習い事をしたり、生涯現役を目指して仕事をしたり、その経験は後に続くものにとって決して疎かにしてはいけないものです。

だからこそ、息子さん家族や娘さん家族の至らない点が見えてしまうもの。「若い人は若い人たちのやり方があるから~」と一応は納得しつつも、心の中はやはりもやもやしたものが残る人も多いのではないでしょうか。

 

若い人に家のことを一切任せて「口うるさく言わない」と決めたとしても、やはり同居していると(例え二世帯住宅でも)「保育園に迎えに行って」や「荷物を受け取っておいて」などと頼まれごとをされる時があります。子供の家庭と関係が良好ならば気持ちよくできるでしょうが、関係が悪いと何気なく孫と話しただけで「子供を迎えに行くとき、こちらの家庭のことを子供に聞いて詮索された」や「ウチの嫁、こんな高いもの買ってるの~」などと、不満を持ちやすいものです。

 

ですから、息子さん家族、娘さん家族にさしたる問題が起きていなければ、同居はなし!の方向がいいです。

 

余談ですが、動けなくなってからでは何かと後手後手に回るのではないか?と心配される方もいらっしゃると思います。その通りです。何かあってからでは遅い場合もあります。だから、『軽やかに動けるうちは』と軽やかにをつけています。

普段から家族間でコミュニケーションは取っておきましょう。親だけで亡くなった後のことを自己完結しようとする考え方もありますが、子供とコミュニケーションをとれる関係を築いておくことは大事です。コミュニケーションがとれていれば同居するか否かに関わらず、親に何かあった時に必ず子供は動くからです。だって、持ち家の管理も身元引受人も子が引き受けるのですよ?子がいる場合は、それがスタンダードな世界です。それに精神的にも全く話さないより、話せる関係の方がずっと楽です。

 

子供の立場で言わせていただくと、色々乗り越えて自分を育ててくれたり、大切な夫や妻を生み育んだりしてくれた親を無下にする子供はほぼいません。むしろ心から感謝しています。ですから「子供に負担をかけたくない」という思いは、過ぎた思いの場合が多いのです。

当然「同居問題」もきちんと考えている子供は多いです。「同居したい」「頼りたい」と思ったら、遠慮せずに伝えてくれると子供としては嬉しいです。

 

 

◆同居は、親が子を、または子が親を、お互いに頼ってからの方が平和です

同居するなら、親側が本当に息子夫婦や娘夫婦を頼るようになってから、または子が親のヘルプを心底求めてからをおすすめします。

 

そうすれば多少若い人たちのやり方が気に入らなくても、「歳を重ねると自分のことさえできなくなるのだから」と目をつむる気持ちが芽生えてきます。気に入らないことがあっても、頭ごなしに親の権威を振りかざすこともないでしょう。

そして、若い人たちも年を重ねた両親を目の当たりにして、「今まで育ててもらった恩を少しでも返そう」「自分たちがしっかりしなければ!」と、両親の気持ちを汲み取りながらお世話する気持ちになれると思います。

 

最初の【子Side】で挙げた「料理が口に合わない」も、親が元気な時には強い不満になるも、親が子を精神的に頼るくらいになると、子には「思いやり」が、親には「ありがたさ」が生まれ、穏やかな気持ちで食事の感想も言えるようになる可能性が高いのです。そうすれば、「今日、ちょっとお味噌汁しょっぱかったかな」「そう?次はだしを多く入れて調節しますね」などの優しい会話となり、強いストレスではなくなります。

 

同様の理由とプロセスで、「性格の不一致」も緩和される可能性が高いです。

 

 

子が親を頼る場合もあります。経済的に時間的に、親に助けてもらいたい場面は出てくるものです。そうすると、やっぱり親に「感謝」が湧いてきて、細かな行き違いには目を瞑れるようになってきます。ストレスに感じることも、「お父さんとお母さんがいてくれたから、今の生活があるんだ」とはたと気づき、歩み寄れるようにもなるでしょう。

親の方も素直に自分たちに頼ってきた子たちに、心配と同時に「愛しさ」が湧いてきて、協力的になるはずです。お互いできることをして、ストレスをも超えられるのです。

 

このように、お互いに頼りにしてから同居する方が、余計な家族間の摩擦は減り、平和的に同居できるようになります。

 

もちろん、家庭の姿は時間が経てば変わっていきます。でも、いつも心にあるのが「感謝」「思いやり」「愛しさ」なら、同居問題に関するいざこざは軽やかに解決すると思います。いつも家族間の「会話」を大切にしてください。3つの心で会話すれば、感情的にならず、平和的に問題を話し合えます。

 

◆高齢の親が独り暮らしで心配だが、子供との同居を拒まれるという問題について

これに関しては、親との話し合いだと思います。自分たちの思いを伝える前に、「住み慣れた家がいい」、「この地域で死んでいきたい」という親の思いをまずは大事に大事に受け止めてあげてください。上っ面でなく親の思いを全て受け止めた後で、自分たちの「心配なんだ」「お父さん、お母さんが心から大切なんだよ」と本音で話してみてください。そうすると、心が動くことが多いです。

使命感や面倒ごとだと思う気持ちでは、人の心は動きません。住み慣れた家や地域より、子の気持ちに温かいものを感じた時、きっと何かが変わるはずです。

 

◆自分は親と同居したいが、連れ合いが拒否している問題について

家庭の一番の基本は「夫婦」です。ですから、自分と親の意向とだけで、同居は決めないであげてくださいね。これもまた話し合いだと思います。なぜ同居を拒否するのか?その思いをじっくりじっくり聞いて、冷静な気持ちで、気持ちの交換を行ってください。同じマンションの違う階に住む、それこそ二世帯住宅など何かしら妥協点がみつかるかもしれませんよ。

 

◆終わりに

誰もが両親を大切に思いながらも、嫁・姑問題や、介護問題で疲弊しがちです。しかし、もしその大切な両親が本当に息子や娘を頼ってきたら……普通、または良好な関係を築いてきたのなら、ほとんどの人が何かしらの親のために行動をとることでしょう。その逆もしかりです。その時同居するとスムーズにいくというお話でした。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!


アカウントを作成 して、もっと沢山の記事を読みませんか?


この記事が気に入ったら ライターチョコお茶 さんを応援しませんか?
メッセージを添えてサポートする事ができます。


この記事にコメントをしてみませんか?


童話作家を目指しているアラフィフです。ゆったりと穏やかに、文章を綴っていきたいです。

おすすめの記事