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#3【葛飾北斎】富嶽三十六景「東都駿臺」

#3【葛飾北斎】富嶽三十六景「東都駿臺」


皆様こんにちは!
絵画インストラクターの松本です。

記事を書くたび江戸時代の勉強をしています。
大人になっても生きても知らないことばかり。

読みやすさを心がけますので
皆様ぜひ
絵も歴史もお楽しみくださいね!
(^v^)


葛飾北斎ってどんな画家?
  • 江戸本所割下水にうまれる(1760-1849)
  • 浮世絵(木版画)の風景画というジャンルを築く
  • 画狂老人と呼ぶほど絵に人生を捧げる
  • 引っ越し93回!
  • 金銭管理が下手で画料はほぼ借金返済に
浮世絵「富嶽三十六景」って?
  • 全46枚!
  • 当初は36枚の予定が人気が出たため10枚追加された
  • 富士山を色々な場所から描く

富嶽三十六景「東都駿臺」とうとするがだい

富嶽三十六景

夏の夕暮れが草の匂いまで運んできます。絵を見ている自分も歩いているような感覚になる絵ですね!


摺師が「ぼかし」の技術で表現しています。
空

富士山
武家屋敷の屋根の向こうに
そびえる夕暮れの富士山。

富士山

木々
明るい緑、緑、深い緑。
コントラストが夏の緑を表現しています。
木々

行商人
天秤棒を担いでいます。
天秤棒

天秤棒は現代のベトナムでも
フルーツ等を運ぶときに使われています。
天秤棒

修験者
頭に「菅笠」(すげがさ)、
手には「錫杖」(しゃくじょう)を持っています。
錫杖とは修行者が行脚に使う杖のことです。

修験者
 
 菅笠の「菅とは?」でググりましたところ、
現内閣総理大臣の写真が画面いっぱいに
表示されました。(;´∀`)
 
 結果、日本の多年草スゲ属の総称で
身近にある草でした。
(^v^)菅が素材の笠なので菅笠というのですね。
骨組みは竹を使っているそうです。

 暑いので日よけのためでしょう。
「菅笠」、アマゾンさんでも販売されているので
日よけにいかがでしょうか!?

主従
お侍さまと家来。
この辺りは幕臣が多く住んでいたので
武家屋敷に帰るところでしょうか。
主従

暑いんです。
ただただ暑がっている人。
扇で日差しをよけています。

暑い人

「駿臺」は現在の神田駿河台 御茶ノ水駅あたり

 御茶ノ水駅の近くには神田川が流れています。
24.6kmの長さです。

水源は井の頭公園の池
乗ってみたい白鳥のボート!
こちらの公園の池が神田川の水源になります。
吉祥寺駅の近くにある大きな公園です。

井の頭公園

神田川の様子
春、川の途中で桜も楽しめます。

神田川

 神田川という歌で有名ですね!
(^^♪

 神田川の終わりのほうに御茶ノ水駅があります。
隅田川につながって神田川は終わりです。

御茶ノ水駅
御茶ノ水駅

夏の匂いがする北斎の緑の表現

 絵を描くときに陰影をしっかりハッキリ描くと、対象物が際立って見えます。

木

「東都駿臺」では木々の緑の塊ひとつひとつに
細かな陰が描かれているのが分かるかと思います。

それが夏の雰囲気を演出しているのですね。
北斎の丁寧な仕事が光る一枚です!

ただ、浮世絵は絵師・彫師・摺師の分業です。

こんなに細かいと
彫師さんと摺師さんが
「北斎さん・・・
ちょっと細かすぎだよ」
って愚痴っていたかもしれません。

 以上「富嶽三十六景 東都駿臺」解説でした。
次回は「東都浅草本願寺」です。
お楽しみに!!
(*´▽`*)


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