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美術談話-16【葛飾北斎】富嶽三十六景-16枚目解説(全46枚)

美術談話-16【葛飾北斎】富嶽三十六景-16枚目解説(全46枚)


皆様こんにちは!
絵画インストラクターの松本です。

ゲームが全くできないので、
3人の子供達の話題についていけません。
「動物の〇」という有名なゲームでベルというお金があるのですが、
果物を売ったりしてお金稼ぎをするんですね。
どうやってお金を稼ぐか、何に使うか、3人で相談するんです。

「もしかして小学生にお金の教育が出来てる!?」
と思わぬ教育効果を期待している母ちゃんです。

ではでは
今回は富嶽三十六景の16枚目の解説です!

葛飾北斎ってどんな画家?
  • 江戸本所割下水にうまれる(1760-1849)
  • 浮世絵(木版画)の風景画というジャンルを築く
  • 画狂老人と呼ぶほど絵に人生を捧げる
  • 引っ越し93回!
  • 金銭管理が下手で画料はほぼ借金返済に
浮世絵「富嶽三十六景」って?
  • 全46枚!
  • 当初は36枚の予定が人気が出たため10枚追加された
  • 富士山を色々な場所から描く

富嶽三十六景「武陽佃島」ぶようつくだしま


空と海の「ぼかし」が美しい1枚です!

武陽佃島

夕暮れ時。
東京湾から富士山を望みます。

水平線が少し曲線がかっていて
地球の丸みが意識されているよう。

佃島
徳川家康が大阪の佃村の漁夫を
ここに呼び寄せて住まわせました。
佃島の名は佃村にちなんで。

佃島

煮つけの美味しい「佃煮」は
佃島から広がりました。

石川島
人足寄場が設立され、浮浪人などに
仕事を教える場所でした。

石川島

武陽佃嶌の「武陽」は
江戸や武蔵国
のこと。
江戸は武蔵国の一地域です。

佃島は現代の中央区佃あたり タワーマンションが立ち並ぶ!


隅田川を挟んで永代公園からみた佃。

佃

タワーマンションが圧巻ですね。

北斎の構図


武揚佃島の資料を読む前に、
構図について考えました。

「点対称・・・ない。
三ツ割法(画面を大まかに3分割した線に沿った構図)
・・・ある、
他には、他には?」
と探しましたが、分からず。

答え合わせに資料を読むと・・・
「舟の積荷が三角形!」

「相似かぁー!!」と一本とられた敗北感。
Σ(゚Д゚)
構図

積荷が何か

不自然な積み方をしていると
違和感はあったんです。
(^^;)
絵画インストラクターとして
まだまだです!

富士山は三角形なので、
これからも隠れた三角を探して
構図を読み解こう!と決意しました。

北斎は絵に面白さを加えるため
面白いヒゲの男性を描いたり
構図に工夫を加えたりと
仕掛けてくるので油断なりません。

以上「富嶽三十六景 武揚佃島」でした。
次回「富嶽三十六景 上總ノ海路(かずさのかいじ)」の解説です。


お楽しみに!!


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