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美術談話-17【葛飾北斎】富嶽三十六景-17枚目解説(全46枚)

美術談話-17【葛飾北斎】富嶽三十六景-17枚目解説(全46枚)


皆様こんにちは!絵画インストラクターの松本です。

雨上がり、昨日の夕方。
半袖が肌寒くて秋を感じました。
(^^♪
皆様の住んでいる地域は
いかがですか?

ではでは
今回は富嶽三十六景の17枚目の解説です!

葛飾北斎ってどんな画家?
  • 江戸本所割下水にうまれる(1760-1849)
  • 浮世絵(木版画)の風景画というジャンルを築く
  • 画狂老人と呼ぶほど絵に人生を捧げる
  • 引っ越し93回!
  • 金銭管理が下手で画料はほぼ借金返済に
浮世絵「富嶽三十六景」って?
  • 全46枚!
  • 当初は36枚の予定が人気が出たため10枚追加された
  • 富士山を色々な場所から描く
  • 鮮やかな青「ベロ藍」プルシアンブルーの使用
  • 西欧諸国でジャポニスム(日本趣味)の要因となる

富嶽三十六景「上総ノ海路」かずさのかいじ


堂々たる船!
水平線が曲線に描かれ
広がりが強調されています。

上総の海路

浦賀水道あたり。
房総から江戸へ。
米やお酒を運ぶため、海運が盛んでした。

富士山
昼間の明るさを感じる
シンプルな配色。

富士山

三浦半島
神奈川県南東部の半島。

三浦半島

五大力船(ごだいりきせん)
江戸近辺の海運に活躍した廻船。
全長 約9m~20m。
載貨重量 約9トン~75トン。

五大力船

乗客
五大力船は旅客輸送にも用いられました。

乗客

なんだかちょっと不安そうな表情!?
北斎自身も船にのり
旅をしたといわれています。

現代 富津岬からみた三浦半島


夕暮れ時。
穏やかな東京湾が広がります。

冨津岬

富津岬(ふっつみさき)は
絶景ポイントの公園として整備されています。

お出かけは
コロナ対策を考慮して
マスク着用が安心です。

北斎の構図「近接拡大法」


近くの物を拡大したように
大きく描く「近接拡大法」で
描かれています。

構図

その作用で絵に
迫力がありますね!
(^^♪

北斎の描写

また
船が細かく描写されています。

船

このような細かい曲線や直線を
版画にするというのは
彫師の技量があってこそですね。

波の表現は
富士山の形を意識しているようです。

波

富嶽三十六景では
波や水の表現を見るのも
醍醐味ですね!!

以上「富嶽三十六景 上総ノ海路」でした。
次回「富嶽三十六景 登戶浦(のぼとのうら)」の解説です。

お楽しみに!


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