#37【葛飾北斎】富嶽三十六景「東海道金谷ノ不二」
#37【葛飾北斎】富嶽三十六景「東海道金谷ノ不二」
2021/11/30 10:16 |
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文字
皆様こんにちは!
絵画インストラクターの松本です。
田舎から一人、
初めて東京駅におりたとき
「祭りなの!?」
と思うほど人が多くて驚きました。
(東京の日常)
北斎の絵をみたとき
「祭りなの!?」
とワクワクしたら
大井川の日常でした。
連台がお神輿に見えたんですね。
(^^;)
ではでは絵の解説です!
葛飾北斎ってどんな画家?
海と見紛うような波!
橋のない大井川は難所だったのです!
川越人足
(かわごしにんそく)
江戸時代、
大井川は橋をかけられませんでした。
理由は徳川家康の隠居城、
駿府城(すんぷじょう)の
外堀の役目があったからです。
そのため、川をわたるには
川越人足を雇う必要がありました。
(1840年ごろで482名)
川越料金
(水の深さで決まる)
股下 48文
腰 68文
腕の付け根 98文
輦台(れんだい)
連台とも書く。
お客様を担ぐ台。
4人~30人ほどで運びます。
レンタル料がかかったそうです。
東町から少し大井川を上ると・・・
蓬莱橋(ほうらいばし)
があります。
なんと
「世界一の長さを誇る木造歩道橋」として
ギネス社に認定されています!
「厄無し!」の全長897.4m!
蓬莱橋の歴史
1879年(明治12年1月13日)蓬莱橋 誕生
1965年(昭和40年)一部コンクリート製に改造
1997年(平成9年)ギネスブックに認定、観光地になる
通行は有料です。
大人 100円
小学生 10円
(2021年現在)
風光明媚ですね。
(^^♪
目に飛びこむ波。
大きな線は
類似しています。
繰り返しのリズムが
心地よいです!
(^^♪
皆さんはどのような点が
面白く感じたでしょうか?
以上「東海道金谷ノ不二」でした。
次回「富嶽三十六景 遠江山中(とおうみさんちゅう)」の解説です。
お楽しみに!
絵画インストラクターの松本です。
田舎から一人、
初めて東京駅におりたとき
「祭りなの!?」
と思うほど人が多くて驚きました。
(東京の日常)
北斎の絵をみたとき
「祭りなの!?」
とワクワクしたら
大井川の日常でした。
連台がお神輿に見えたんですね。
(^^;)
ではでは絵の解説です!
葛飾北斎ってどんな画家?
- 江戸本所割下水にうまれる(1760-1849)
- 浮世絵(木版画)の風景画というジャンルを築く
- 画狂老人と呼ぶほど絵に人生を捧げる
- 引っ越し93回!
- 金銭管理が下手で画料はほぼ借金返済に
- 全46枚!
- 当初は36枚の予定が人気が出たため10枚追加された
- 富士山を色々な場所から描く
- 鮮やかな青「ベロ藍」プルシアンブルーの使用
- 西欧諸国でジャポニスム(日本趣味)の要因となる
富嶽三十六景「東海道金谷ノ不二(とうかいどうかなやのふじ)」
海と見紛うような波!
橋のない大井川は難所だったのです!
川越人足
(かわごしにんそく)
江戸時代、
大井川は橋をかけられませんでした。
理由は徳川家康の隠居城、
駿府城(すんぷじょう)の
外堀の役目があったからです。
そのため、川をわたるには
川越人足を雇う必要がありました。
(1840年ごろで482名)
川越料金
(水の深さで決まる)
股下 48文
腰 68文
腕の付け根 98文
輦台(れんだい)
連台とも書く。
お客様を担ぐ台。
4人~30人ほどで運びます。
レンタル料がかかったそうです。
明治になり橋がかけられるようになると
川越人足は失業・・・!!
(世知辛いですね)
元・川越人足たちは茶畑を経営し、
いまの名産へとつながりました。
歴史って面白いですね。
(^^♪
描かれたのは静岡県島田市東町
描かれたのは静岡県島田市東町。東町から少し大井川を上ると・・・
蓬莱橋(ほうらいばし)
があります。
なんと
「世界一の長さを誇る木造歩道橋」として
ギネス社に認定されています!
「厄無し!」の全長897.4m!
蓬莱橋の歴史
1879年(明治12年1月13日)蓬莱橋 誕生
1965年(昭和40年)一部コンクリート製に改造
1997年(平成9年)ギネスブックに認定、観光地になる
通行は有料です。
大人 100円
小学生 10円
(2021年現在)
風光明媚ですね。
(^^♪
北斎の構図
目に飛びこむ波。
大きな線は
類似しています。
繰り返しのリズムが
心地よいです!
(^^♪
皆さんはどのような点が
面白く感じたでしょうか?
以上「東海道金谷ノ不二」でした。
次回「富嶽三十六景 遠江山中(とおうみさんちゅう)」の解説です。
お楽しみに!
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川越人足、絵的にも歴史的にも非常に面白かったです!人を担いで川を渡るって、シンプルで分かりやすい方法ですが、きっと事故とかあったでしょうね。値段は今に換算すると、98文=約1200円くらいでしょうか?1日になん往復したのかなあ?と、人の懐具合をきにしてしまいました(笑)記事、楽しかったです!読ませていただき、ありがとうございました!
39今の値段に換算!!ありがとうございます!!一文は今で12円、12×98=1176、約1200円。川渡りはすごく大変なのに意外とリーズナブルですね。(^^♪事故はあったと思いますが、江戸時代なので補償とか適当そうですよね。💦ただ川越人足の肩より上に水がきたら渡るのは禁止、という措置がされていたそうです。
44実は「眠たいなぁ・・・文章ちゃんと書けているだろうか?」と半ば寝ぼけて書いた記事でしたので💦楽しかったと言っていただけて安堵しました。(ちゃんと脳が動いてました・・・(^^;))こちらこそ読んでいただきありがとうございました!
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