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#41【葛飾北斎】富嶽三十六景「甲州犬目峠」

#41【葛飾北斎】富嶽三十六景「甲州犬目峠」


皆様こんにちは!
絵画インストラクターの松本です。

今日
12月11日は「国際山岳デー」です。

2003年の国際連合総会で定められ
山岳地域の環境保全について考えよう!
という日になっています。(^^♪

私たちにできること

●富士山だけでなく、
どの山を登るにしても
ゴミは必ず持ち帰る。

●登山には携帯トイレを持参して
備えておこう。

山の環境について
何かコメントいただけると
シェアできるので嬉しいです!

ではでは
今回は富嶽三十六景の41枚目の解説です。

葛飾北斎ってどんな画家?
  • 江戸本所割下水にうまれる(1760-1849)
  • 浮世絵(木版画)の風景画というジャンルを築く
  • 画狂老人と呼ぶほど絵に人生を捧げる
  • 引っ越し93回!
  • 金銭管理が下手で画料はほぼ借金返済に
浮世絵「富嶽三十六景」って?
  • 全46枚!
  • 当初は36枚の予定が人気が出たため10枚追加された
  • 富士山を色々な場所から描く
  • 鮮やかな青「ベロ藍」プルシアンブルーの使用
  • 西欧諸国でジャポニスム(日本趣味)の要因となる

富嶽三十六景「甲州犬目峠(こうしゅういぬめとうげ)」


空、富士山、山、
それぞれの「ぼかし」が
美しい一枚です!


甲州犬目峠

旅人

雄大な景色をゆったりと歩きます
旅人

馬子
馬をひいて荷物を運ぶ人
馬子

手前の峠と富士山の間に雲がかかり
空間を広く感じますね!

描かれたのは現在の
山梨県上野原市犬目です。


北斎の構図


今回の北斎の構図は
おおまかに対角線で
手前と奥が分けられています。

構図

人が小さく描かれているので
富士山の雄大さが際立ちます。
ゆったりした時間を感じることが
できますね!
(^^)/

以上「甲州犬目峠」でした。
次回「富嶽三十六景 甲州三坂水面(こうしゅうみさかすいめん)」の解説です。

お楽しみに!


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