#54【葛飾北斎】諸国滝廻り「木曽路ノ奥阿弥陀ヶ滝」
#54【葛飾北斎】諸国滝廻り「木曽路ノ奥阿弥陀ヶ滝」
2022/01/31 11:24 |
454
文字
皆様こんにちは!
絵画インストラクター松本です。
葛飾北斎の「諸国滝廻り」は全8図。
今回は「木曽路ノ奥阿弥陀ヶ滝」の解説です!
「木曽路ノ奥阿弥陀ヶ滝」
「木曽路ノ奥阿弥陀ヶ滝」
(きそじのおくあみだがたき)
阿弥陀ケ滝は
白山を参詣する人々が滝行したそうです。
描かれている人々は
旅の途中の休憩をしていますね。
(^^)
滝の上部はデザインになっていて
斬新です!
観世水(かんぜみず)という
うずを巻いた模様で
扇や本などに用いられ、
北斎の独自の観世水模様となっています。
2022/2/3追記
絵をよく見ると渦はないので
「流水文」という
流れる水をデザイン化したという
見解になりました。
揺れる水の表現が素晴らしいです!
追記終わり
阿弥陀ヶ滝(あみだがたき)
・岐阜県郡上市白鳥町にある
・落差約60m
・遊歩道があり近くまで滝が楽しめる
・日本の滝百選に選ばれている
滝の名前の由来
・室町時代、白山中宮長瀧寺の僧が修行中に阿弥陀如来が現れたことから。
とても迫力のある滝です!
(^^)/
読んでいただきありがとうございました。
それではまた次回!
(^^♪
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観世水模様は、渦巻きがあるようですが、どこら辺に渦巻きがあるのか分かりませんでした(--;)すみません、目が悪いせいかもしれません。教えていただけたら、嬉しいです。読ませていただき、ありがとうございました!
44確かに渦はないですね!!Σ(゚Д゚)言われてみれば・・・と思い、文様について調べたところ水をデザイン化したもので「流水文」というものがあります。文字通り流れる水をデザイン化したものです。そちらのほうが解説にしっくりくるなぁと思い、本文に追記しました。(^^♪気づきのコメントありがとうございます!
37追記をありがとうございます!流水紋!納得です。勉強になりました。ありがとうございました!
36いえ!こちらこそ勉強になりました!コメントがなかったら自分で気付かなかったので。(^^♪ありがとうございました!
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