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子供の服装に要注意!保育園でNGな服Best5

子供の服装に要注意!保育園でNGな服Best5


子供が保育園へ行っていると毎日毎日来ていく服装って悩みますよね。

制服がある保育園はいいのですが、小さな保育園やこども園などでは私服の場合が多いもの。

季節によっても暖かすぎるかな?この服装では寒いかな?など悩みながら毎日洋服を選らんでいるという話もよく聞きます。

しかし保育園には保育園で過ごしやすい服装というのがあり、逆に「この服はちょっと・・」と思う服装もあります。

今回は「これは保育園での服装で適切ではないかな」と思う服装を5つご紹介します。

また、どんなふうに選べばいいのか、管理の仕方までまるっと解説していきますね!
  • どんな服装がいいのかわからない
  • 保育園へ通う前に服装のことを知りたい!
  • 他の子はどんな服を着ているんだろう・・・
  • 子供の着たい服ばかりだけど大丈夫かな?

こんな疑問や悩みがある人は、ぜひ参考にしてみてください。

保育園でのNG服トップ5




ここからは保育園の先生の私が思う「保育園であまり着ない方がいい服」をご紹介します。

普段何気なく来せていて「これも!?」と思うものから、保育園で実際に来てくることを禁じている服まで5つご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

【NG服1】ヒラヒラ可愛いお出かけ服




保育園は活発に子供達が動き回る場所。

可愛い服は子供の気分は上げられますが、外で遊んでいる時に汚れたり引っかかって破れたりします。

またお部屋の中でもお絵描きをしたり、ノリを使ったり、ハサミで切ったりなど製作する時にも洋服を傷つけてしまう可能性も。

お気に入りの服やブランドものなら汚れてしまうとショックですよね。

保育園の先生も気を配る必要があり、汚れることが前提の保育園では向いていないと言えるでしょう。

【NG服2】ガウチョパンツ・ロングスカート

 


女の子が好きな服装といえば『スカート』。

ママも可愛いからとロングスカートを履かせている子もいるのですが、かなり危険です。

座って遊ぶことだけではないので、飛んだり走ったりするときに足に絡まり転倒してしまう可能性があります。

また、わざとではなくても他の子が踏んでしまい両方が転ぶ可能性も。
 
ガウチョパンツも同じで、「スカートのように広がらないからいいのでは?」とも思いますが生地によっては絡まり足がもつれて転んでしまいます。

特にハイハイの頃やよちよち歩きの時期には絶対NG。

裾を踏んで転んでしまい、まだ転倒した時の受け身が上手にとれないため大怪我になる可能性もあります。

普段は大丈夫でも保育園では動く量が違うので注意しましょう。
 

【NG服3】フード付き




男の子も女の子もよく着ているのがこのフード付きのお洋服。

「首元が暖かいから」「可愛いから」「安く売っているから」という理由でよく見かけます。

しかしフードは引っかかる可能性があり、それが首元のため非常に危険!

遊具に引っかかって首を締め付けてしまう事故も実際に起こっています。

また、追いかけっこなどの時に掴みやすいため、子供が不意に引っ張ってしまうことも。

先生が見守っているため大きな事故にはなりませんが、危険なことには変わりありません。

他にもフードについている紐も首に絡まってしまう可能性があるため、危険を回避するためにもフード付きは避けた方がいいでしょう。
 

【NG服4】自分で脱着できない服装




赤ちゃんの頃は違いますが、大きくなってくるとトイトレが始まり自分でズボンやパンツをぬいだりはいたりします。

この脱着の練習もトイトレの一環です。

しかし、自分で脱げないズボンや服装にしてしまうと先生がはかせることになり、子供の練習になりません。
 
例えば
  • オーバーオール
  • ボタンやチャック付きのズボン(ジーパンなど)
  • 硬くて1人であげられないズボン
  • 装飾の多いスカート
などです。
 
他にもトイトレの時期には、スカートズボン(スカッツ)や股で止める下着もおすすめしません。

  スカートズボンはスカートがあるため足の入れる位置が確認できず、なかなか足が入リません。
履くことに慣れてくると問題ないのですが、まだ練習をしているときははきずらいズボンはやめましょう。

  股ボタンの下着もトイトレをしている時には垂れてしまって便器についたり、汚れてしまいます。
お腹が冷えないか心配という人は、ぴったり身体にくっつくタイプにすればお腹や背中が見えませんよ。
 
トイトレが終わっている子でも自分で時間がかかるズボンを選んでしまうとトイレに行くのが億劫になったり、なかなか履けずにイライラする子もいます。

実際私の保育園でもトイレに行ってからお外へ行くのですが、ズボンが履けない子は最後までかかってしまい、早く行きたいのに履けないともどかしそうにしていました。

子供の気持ちを考えても、はきやすいものを選んであげる方がいいですね。
 

【NG服5】オーバーサイズの服&サイズアウトした服




最近流行りのオーバーサイズ。

子供が着ていると可愛いですよね。

しかし、保育園では動きずらく不便なことが多いものです。
 
裾が長いと踏んで転んでしまう場合があり、危険回避のためにズボンの裾や手首部分を折り返したりする必要があります。

しかし、お外で遊んでいると折り返した部分に砂やゴミが入り込んでしまうこともしばしば・・・。

トイレや食事、お昼寝の際にその折り返しに入った砂が出てきて不衛生です。

先生も気づけばはらえますが、折り返した部分を毎回確認することはできないため、折り返さなくてはいけないほど大きな服は着ないようにしましょう。


また小さくなった服もNG。

これぐらいならまだ着られるかと思って着せるのですが、保育園で生活していると不便です。

自分でトイレに行った時になかなかズボンをあげられなかったり、座っているとお尻や背中が出てしまうときもよくあります。

動きにくいだけでなく風邪の原因になったり、締め付けにより苦しくなって食欲が落ちたりする場合もあるので注意しましょう。

どう管理すればいい?ワンポイントアドバイス




とはいえ、子供も自分の好きな服を選びたかったり「このキャラクターの服じゃないと嫌!」なんて場合もあります。

「好きな服装じゃないと保育園へ行ってくれない・・」という話も保護者の人からよく聞きますね。

ここでは、そんな時にどうすればいいかを具体的にご紹介します。

参考にしてみてくださいね。

ポイント1 購入時に『保育園の服』と『お出かけの服』を決める




お店で子供と一緒にお洋服を選ぶときに動きやすそうな服は保育園用、可愛いお洋服はお出かけ用と決めて購入しましょう。

例えば、保育園の服でも子供の好きなアニメやキャラクターがついているトレーナーにすれば喜んで着てくれますよ。

購入する時に子供と「これは保育園ね」「これはお出かけの時に着ようね」と声かけしてあげるといいですね。


ポイント2 場所を分けて収納する




購入時には納得してくれたけど、「可愛い服やお気に入りの服は保育園に着ていきたい!」と思うのも子供心。

そんな気持ちにならないようにしてあげる配慮として、『保育園で着る服』と『お出掛けやお休みの時に着る服』を分けることをおすすめします。

例えば
  • 服を別のところに保管する
  • お出かけ用の服は子供の見えない場所に置く
  • 引き出しの位置を変える(1段目にお出かけ用・2段目に保育園用など)

こんなふうにすれば子供の目に触れることがないので、可愛い服に興味が沸く事もありません。

一度お気に入りの服のことを思い出してしまうと、「絶対これ着ていきたい!」と思ってしまうので見せないようにすることが一番ですね。

特に女の子は服へのこだわりが強い子もいるので、その気持ちを大切にしながら気をそらせてあげるのも大切です。

よくわからない時はシンプルスタイルで




どうだったでしょうか?
NGな服は絶対ダメというわけではないのですが、保育園で子供が伸び伸びと動き回れ生活できるようなスタイルが一番!


「もうどんな服がいいかわからない!」

というときはシンプルにジャストサイズのTシャツ(スエット)とお尻まですっぽりはけるズボン。

これでOK。

同じようなセットを3〜4セット揃えておけば問題なしです。


子供たちは自分で適切な服を選ぶことができないので、パパやママが少し気をつけて選んであげるといいですね。

今回紹介した服装でも保育園によっては全然OKというものや、これ以上に制限がある場合もあります(スカート・短パンがダメなども)。

参考程度にしていただき、実際に通う保育園に確かめてみるのがいいですね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

少しでも役に立てると嬉しいです。


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保育園の先生をしているyama_muraです。子供に関すること、大好きなアウトドアに関することをゆるっと投稿していきます。

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