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合成洗剤の恐怖―アトピーじゃないから、大丈夫??

合成洗剤の恐怖―アトピーじゃないから、大丈夫??


磯部善成氏「『洗わない!』でアトピーを治す」という本が、衝撃的だった。

単に「洗顔やめましょう」とか、そういった話ではない。

概要にも書いたほか、美容液、化粧品、日焼け止め…あらゆるものに含まれるとある物質が、アトピー性皮膚炎(以下、アトピー)を悪化させる原因に。
それだけではなく、今アトピーでなくとも、発症のきっかけになりうる。

メモのようなつもりで書いており、文章は荒削りかもしれないが、良ければ一緒に見てほしい。


どうして危険なの?

洗剤やシャンプーは、いわば油汚れを落とすもの。
そのために、油と水をなじませる、「界面活性剤」が必要になる。

この成分は、人間の「皮脂膜」も簡単に洗い流してしまう。
皮脂膜は皮膚のバリアとして働いている。
これがなくなると皮膚に異物が入りやすくなり、刺激によりアトピーを発症しやすくなる。という仕組みだ。

怖いのは、今アトピーでなくても、花粉症のように、いつでも発症する可能性があること。
長期間にわたり合成洗剤を使い続ければ、皮膚の免疫が限界に達する恐れがある。
 
アトピーが40代以下の若い年代に多いのも、シャンプーや台所洗剤といった、合成洗剤の普及し始めてから生まれた世代だからだ、と著者は関連づける。

どうするのが良いか?

以下、簡単にまとめた。

〇ボディーソープやシャンプーは使わない方が良い。アトピーであれば石けんも。
5~10分お湯につかったあとなら、手やガーゼで体をなでるだけで、皮脂や垢は十分に落とせる。

〇髪もお湯だけで洗える。
ブラッシングしておくと、汚れが落ちやすい。
アトピーの症状がなければ、石けんシャンプーもOK。
 
〇歯磨き粉にも含まれている。
口からの吸収率は高いので、使用しない方が良い。
 
〇洗濯洗剤は、合成界面活性剤が多く含まれる。
洗濯石けんの方が良い。
 
〇台所洗剤も、食器類に残留し、体に蓄積される。
油汚れがなければ、水やお湯でのつけ置き洗いできれいになる。
 
〇洗顔料、美容液、乳液、クリームにも含まれる。
結局は皮膚バリアを乱し、乾燥やトラブルの原因に。
 
〇日焼け止めも、美容液・乳液状であれば特に、皮膚への刺激が強い。
紫外線対策は重要だが、日傘や帽子、長袖の服で大丈夫。
 
いかがだろうか。
「こんなに多くのものがダメなの!?」と、愕然としそうになる。

使用を止めることには抵抗のあるものも多い。
だが、現代人はどうしても「洗いすぎ」。

たとえば皮膚には、自然にはがれ落ち生まれ変わる仕組みがある。それだけでも清潔な状態に保たれている。

「清潔」を求めすぎて、体に必要なものまで洗い落とす事態になっている。

すべてをいきなり「止める」ことは無理でも、「減らす」努力はしてみても良いのかもしれない。
将来の肌を守るために。

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