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小さい頃の冬の過ごし方

小さい頃の冬の過ごし方


畑の収穫が終わるとだんだん雪虫が飛び始めます。
雪虫は飛ぶ力が弱いので、ヒラヒラと風になびき流されるように飛んでいます。

その頃には、白菜を新聞で包み、編んだ藁で天井に吊るしたり、
大根を箱の中の土にいれたり、冬のための保存の準備を進めていきます。

おさるも薪ストーブの準備をしたり、小豆を瓶に詰めたりお手伝いをしていました。
そして薪ストーブがつくと決まって、おばあちゃんがあんこ作りを始めます。
あんこを焦がさないようにこねるのは、おさるの仕事でした( *´艸`)

おさるの住む山形は、とっても雪が多い地域です。
小学生当時は、機械がまだなかったので雪が降ると、
タングツ(藁で編んだ長靴)を履いて踏み固めていました。

朝起きるとすぐに、玄関から道路までの歩く道を踏み固めに行っていました。
とっても時間がかかるし疲れるので、小さい頃のおさるは、体全部使ってゴロゴロ転がっていました( ´艸`)
おじいちゃんがいつも笑いながらその様子を見ていました。

あっという間に家の周りは一面銀世界になり、静寂に包まれます。
そしてそれぞれの家も、かろうじて屋根しか見えなくなります。

昔はどの家にも、壁の高いところに窓があり、
外の雪が多くて高くなるので、その窓から外を歩く人にあいさつしていました。

小学校への通学は、もちろん登校班での徒歩通学なので大変でした。

でも田んぼも雪に覆われているので、おさるはスキーに乗って遊びながら通っていました。
しかし、すぐに先生に見つかりいつも怒られていました。
スキーだと怒られるので、じゃんけんで勝った子がランドセルに座り、
負けた子が引っ張って犬ぞりのようにして通っていました( ´艸`)
なので、おさるの教科書はいつもしわしわでした。

当時の小学校では、オイルを燃やすストーブがついていたので、
秋に拾っておいた栗やみかんを持って行って、ストーブで炙って食べていました。

小学校は高台にあったので、グランドの脇は高い崖でした。
雪が積もると格好の滑り台になります。
登校するとすぐに、グランドの端の崖の上からお尻で滑っていき、
滑り台の溝を作り、水を撒いていきます。すると放課後には凍ってすごく滑る滑り台になります。

雪だるまは、グランドでまず転がして作り、
その後に崖に転がすととっても巨大な雪だるまが出来ました。
そんなことを毎日暗くなるまでやって遊んでいました。


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