KID A / RADIO HEAD　

はてなブログに書いたKID Aの事を書きます。

KID Aが出た時は本当に衝撃的でした。

初めて見たのは確か発売前のIdiotequeのPVでしたが普通のバンドスタイルからの変化に戸惑いつつも曲がめちゃくちゃカッコよかったんで自分にはすぐ馴染みました。

弟も大絶賛していた記憶があります。

しかし当時レディオヘッド好きのギター中心のバンドをやっていた友人はついていけなかった様で不評でした。

もちろんパブロハニーもザ・ベンズもとても素晴らしいです。もうこの頃から普通のロックバンドとは何かが違う感じがしました。

Ok Computerというロックを変えてしまったモンスターアルバム以降のレディオヘッドのポテンシャルをリアルに見る事が出来たのは幸せな事です。

何が凄いてその世界観が唯一無二です。エレクトロニカはあくまで技法に過ぎない所です。

簡単に言うならレディオヘッドがエレクトロニカの服を着た感じ。このアルバムを持ってレディオヘッドが音楽という技法で表現する芸術家集団である事を確信しました。そして第6のレディオヘッド、ナイジェルゴッドリッチの存在。

ドラムトラックにサンプラーを使っている曲でもメンバーが理解してくれるのも素晴らしいと思います。

10代からずっと同じメンバーでやってきた理解もあるでしょうが自分には世界観や表現の為なら自分が演奏しない選択肢というかストイックに見えました。
ドラムのフィルだけ日本にファンクラブがありその事をフィルに言ったらトムやジョニーに申し訳ないよー！と言っていたという記事を昔、見たのでめちゃめちゃイイ奴なだけかもしれませんがw

色褪せない歌モノエレクトロニカ。一言で語るにはそれだけでは足りないっていう。。w

KID A、Amnesiac以降もずっと独特で素晴らしいアルバムを発表し続けているレディオヘッドですが彼らは何が見えているのでしょうか？

日本公演も行きましたが自分はデカい箱でのライブを観るには向いてませんでしたw