クラウドソーシングでクライアントさんへの返信が遅くなった原因の話
クラウドソーシングでクライアントさんへの返信が遅くなった原因の話
在宅フリーランスなので、基本的にはクライアントさんへの返信はかなり早いです。
そんな私にも、若干、返信が遅くなってしまうことがあります。
案件を他のワーカーさんに取られてしまったのが、そのせいだったかもしれないので、今後のためにも、原因を紹介しておきたいたいと思います。
フリーランスの強みは平日日中でも連絡がとれること
クラウドソーシングでは、色々なワーカーが登録しています。
個人で副業の人はもちろん、フリーランスの人、
法人化している人など、様々です。
そんな中で、個人で在宅でやっているフリーランスの強みはやはり、
平日の日中も含めて、クライアントからの連絡にいつでも返信・対応が可能なことでしょう。
私も、原則として、その日のうちに返信を返していますし、
基本的には二時間以内くらいには返信できています。
その日のうちに連絡が返せなかったときの話
初めの頃は、不慣れだったこともあり、仕事内容の確認や可否の判断などを意識しすぎて返信の方がおろそかになったりもあった気もします。
ですが、やっていくうちに、自分のことだけでなく、
クライアントさんのことも考えるようになっていき、
メッセージを確認し次第、連絡を返すようにできるようになりました。
そのときの状況を説明します。
契約前の格闘
まだ案件の契約前で、事前に対応可能かを確認することになりました。
クライアントさんの希望の仕様になるように、プログラムを修正する仕事なので、
そのような変更を自分ができるかどうかを判断してから連絡をする、というわけです。
プログラムの受け渡しに関しては、スムーズに行きました。
ただ、中々に難しい内容だったので、どこを修正したらいいのか、
すぐには見えてきませんでした。
しかし、できないとなると受注ができないので一円にもなりませんので、
なんとかしてプログラムを理解し、希望を実現できることを伝えたかったのです。
そこで、ひたすら時間をかけてプログラムのソースコードファイルを読み込み、
それでも足りなかったので、実際に自前のテストを構築して、
デバッグ作業まで行いました。
本来、クラウドソーシングで契約前の作業はしてはいけないのですが、
そうもいっていられない状況でした。
プログラムの受け渡しの連絡の翌日は一日中、そのような作業をしましたが、
夜になっても見通しが立ちません。
徹夜でやることも考えていたのですが、いつの間にか寝てしまいました。
そして、午前3時ごろに目をさまし、引き続き作業を続行。
その日は、参加中のフリーランス向けのスキルのオンライン勉強会があったのですが、
その最中にも、プログラミングのことをやっていました。
そのような努力の甲斐あってか、ようやくうまくいく方法が見えてきて、
夕方の少し前ごろでしょうか、クライアントさんに、仕様を実現できそうだと連絡を入れることができたのです。
開発中のプログラムを求められる
その連絡のメッセージの中で私は、プログラムがもうある程度できていることを伝えていたのですが、
クライアントさんから、その途中のプログラムのファイルを送ってほしいと返信がきました。
それ以前の返信で、他のワーカーさんも契約の候補に入っているらしかったのですが、
私は、プログラムまで欲しがるということは、この案件はもう取れたようなものだと思ってしまいます。
開発に疲れて夕方に寝てしまっていた
実は、プログラムをほしいという趣旨のメッセージに対して、
実際に私が返信を返すのは、その日のうちではなくて、
翌日の朝になってしまいました。
そのメッセージは夜の7時半くらいにきていたのですが、
早い時間に起きたことや、前日・前々日にかなりハードに
プログラムと向き合っていたために、
6時ごろの時点でもう、起きていられなくなっていました。
そのときは少し仮眠をとるつもりだったと思うのですが、
結局、翌朝まで眠ってしまったのでした。
そうです。このときが、冒頭でいっていた、最近、私が即日で返信を返せなかったときです。
(*あるいは、メッセージまでは見ていたけれど、疲れすぎてすぐには対応でいなかったので、仮眠をとってからやろうとしたのかもしれません。何しろハードな日々だったので、記憶があいまいですね。。)
結局、他のワーカーさんに案件を取られる
プログラムを送った後、夕方になっても返信が来なかったので、
まだデバッグ途中だったこともあり、さらに修正して、
より本番で使う形に近いものにして送りました。
しかし、返信がありませんでした。
そのさらに翌日になって、その案件をチェックしたところ、
すでに成約されていました。
しかし、私へのメッセージはまったくありません。
どういうことなのかというとこれは、
私以外の他のワーカーと契約したことを意味します。
最初は、まったく意味がわからず目を疑いました。
プログラムまで渡したのに、まさか成約しないということが、
果たしてあるのか、と。
この原因は、そのワーカーさんのプロフィールがわりと充実していてすごそうにみえるとか、
理由は色々あるとは思います。
ただ、一番考えられるのは、プログラムを渡すのが翌日になったことです。
「本日中に契約するワーカーを決めたい」という趣旨のメッセージが、
その私が実際にプログラムを渡した日の昼に、リマインドとともに来ていました。
また、その日の夜中、日付が変わる直前の23時ごろにもそのクライアントさんは
ログインしていたようなので、私からの返信を待っていたか、
他のワーカーさんとやり取りしていたのかもしれません。
即日の連絡ができなかったのは、
初見だったこともあり難しい案件だったので、
わりと無理をしてプログラミングを考える必要があったためです。
しかし、このように考えると、フリーランスは生活サイクルが柔軟にずらせるというメリットはあるものの、
その結果としてクライアントと大きくずれてしまうと、
結果的に連絡が遅くなってしまうことはあり得るので、注意が必要である、ということがわかりますね。
クライアント側はクライアント側で、夜中にメッセージをくれたり契約するという柔軟な働き方をしている場合もあるので、
どうすればいいのかが難しいところではあります。
ただ、契約前に成果物をもらおうとするのは辞めてほしいですね。。
それか、もらうなら契約まで必ず進むようにしてもらいたいものです。
後日談:そのプロジェクトは未だに完了していない
その後の話になりますが、結局、まだそのお仕事は完了していないようです。
発注の段階で表示されていた納期は、私が受注可能だと判断してクライアントに連絡した日でした。
それから一週間か、二週間くらいはすでに経過しているはずです。
それにもかかわらず、その案件は未だに完了になっていません。
私が契約にまで進めていたら、とっくに終わっていたに違いない案件です。
当初設定されていた納期にこそ間に合わないものの、
二日から四日遅れくらいで済んだのではないでしょうか。
結局、実績やプロフィールですごそうにみせていても、
私の方がそのワーカーさんよりもスキルがあったのかと思うと、
最近、クラウドソーシング上で経験しているやり切れない気持ちも、
少しは晴れてくるというものです。
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