カサンドラの悲劇①　作り置き料理がなくなる

カサンドラの悲劇①　作り置き料理がなくなる

さき /

2022/05/5 16:25 | 1032 文字

こんにちは、さきです。

アスペルガーの夫と一緒に生活していると、様々なことが起こります。

あまりにも、私の常識を超える出来事が続いていても、以前の私は限界まで我慢して、爆発して、を繰り返していました。ムダなエネルギー使い過ぎてたな・・

カサンドラさんの中には、似たような経験のある方もいるかもしれませんが・・

・大量に作ったカレー。次の日の分が残らない

・明日の分に取っておいたおかず。気づいたらなくなってる

アスペルガー夫といると、こんな事が日常的に起こります。

そして「これ明日の分だったんだけど」というと「えっ気づかなかった」と、毎回定型文のようなセリフを吐かれます。

えーーー気づいてないって、どういうことーーー？？？

こっちがビックリするわ！！

誰でもわかるだろう・・は通用しないんですね。

しかも、本人は全く悪気がないことが、さらにタチが悪い！

たぶん、「これは明日の分だから、食べないでください」って書いておかないとダメなんだろうね。

わかってはいるんだけど、いちいち言わなきゃいけないなんて面倒くさいし。

なんで私がそんな事しなきゃいけないの！という日頃の怒りがこみ上げてしまう。

アスペルガー関連の本を読むと、相手に合わせた対応をする、的なことが書かれていて、頭ではわかるんだけど、感情がついていかない・・

心理学やカウンセリングを学んで、自分の考え方を変えれば楽になることはわかっているのに、気持ちがついていかない・・

だから、模範解答のような対応はできないけど、その日に食べていいものと、明日の分の作り置きは、分けておくことが精一杯のできること。

カサンドラで気持ちが落ち着かない時は、無理に頑張ろうとしないのも大事ですね。

自分が何とかしなきゃ！と考えすぎるのをやめたら、前より少し楽に過ごせています。

作り置きを食べられてしまった時は、「明日のご飯どうしよう・・」って私が考えなくてもいいんじゃないか？と思うようになって、翌日、夫の分は自分で用意してもらったりしています。冷たいかな・・

でも、あまりそこにエネルギー使うと、疲れちゃうなら、少し肩の力を抜いて、できないことは手ばなしてもいいかな、と思ってもいいのかもしれませんね。

今回も、最後までお読みいただいて、ありがとうございました。