毎日をポジティブで過ごすためにできる３つのささいなこと

Mai＠海外ノマド /

2022/05/18 10:32 | 2153 文字

日本に一時帰国中です。友人や家族との話の中で感じるのは「日本って生きにくそうだなぁ」ということ。

日本はいろんな意味で素晴らしい国だとは思うのですが、それでもおそらくほとんどの人が、悩みながら暮らしているんじゃないかと考えずにはいられないのです。

そしてその悩みとは、多かれ少なかれ、人間関係や自己承認、自信などといったものに紐ついているのではないでしょうか。

私はふだんカナダの森の中に暮らしています。

そういう田舎暮らしには田舎暮らしの悩みやつらさがあります。でも、けっきょくはどこに住んだとしても、その人の考え方が幸福感を左右するものだと思うのです。

では、そんな生きにくい世界において、常に前向きで生活するには、どんなことを心掛ければいいのでしょうか。稚拙ながら、私のアイデアを書き出してみました。

1.新しいことを学ぶ

人は何か夢中になれることがあると、ネガティブな考えに落ち込みにくいものです。

何かに一生懸命になっているときは、それに集中できるので、不安や心配事について悩む時間がなくなってしまうんですね。

もし、今何か夢中になれることがあるなら、そのことについてエネルギーを傾ければいいと思います。でも、もしそのような事柄がないなら、何か新しいことをはじめてみてはどうでしょうか。

英会話でもパソコンでもダンスでも、なんでもいいと思います。

何か、自分が興味を持てること、「学んでみたい」と思えることを探してみましょう。そして、「やってみたいなぁ」とぼんやり考えているだけでなく、実際に行動に移してみてください。

新しいことを学ぶのに年齢は関係ありません。それに打ち込むことができれば、ネガティブになっている暇などなくなるはずです。

私たちは常に「誰かに必要とされたい」欲求を持っています。誰かにとって自分という存在が大切であると感じられたとき、自分の存在意義を確認できるためです。

だから、常に「何かを世話しなくてはいけない」環境を作っておくこともいい方法だと思います。

子どもさんがいらっしゃる方なら、育児をすることで、自己承認感を得られるかもしれません。ただ、相手がいるものですから、ときには上手く行かず、逆に悩みを抱えることもあるでしょう。

そこで、植物を育ててみるというのはいかがでしょうか。

ペットでもよいのですが、ペットが飼えない環境の方もいるでしょうし、途中で飼えなくなってしまう可能性もあります。

でも、植物なら比較的気軽に取り入れることができます。観葉植物でもかまいませんし、野菜や花を育てるのでもよいです。

植物は日々成長します。その姿を見るだけでも、前向きな気持ちになれるかもしれません。

「植物を育てるのは苦手」という方もいるかもしれませんね。

植物にも相性があるので、依然に失敗したことがあるならそれは相性が良くなかったのではないでしょうか。

いろいろな植物を試しながら、自分にあったパートナーとしての植物を見つけるのも楽しいかもしれませんよ。

毎日のルーティンの中で、自分のためだけの時間を作ってみましょう。「お気に入り」の時間です。

清少納言は「春はあけぼの…」と、日常のなんでもない風景を切り取って、そこに「いとをかし」と趣を発見しました。

「いいな」「ステキだな」と思える瞬間は、私たちの日常に転がっているものです。

そんな「自分のためだけの時間」を毎日の時間割の一部として設定してしまうのです。それは、自分へのご褒美といってもよいでしょう。

自分のお気に入りの時間を楽しみながら、自分自身を見つめ直す時間でもあります。

「不安」や「手元にないもの」に対するこだわりを捨てて、自分が手にしている大切な時間と生活、これについて感謝をかみしめるための時間でもあるのです。

私たちはみんな人間ですから、気分にムラがあるのは当然です。どんなに明るく幸せそうに生きている人にだって、落ち込む瞬間はあるものですよね。

もし、油断してネガティブになってしまったら、そんな自分も許してあげましょう。ネガティブな部分も私たちの一部です。

たとえ少し落ち込むことがあったとしても、「お気に入り」の時間があればそこでリセットすることもできます。

毎日のちょっとした心がけで、気持ちは上向きにできるもの。そうして、少しずつ自分の気分をコントロールできるようになるといいですね。

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Mai＠海外ノマド

海外在住バックパッカーです。イギリス人の夫とカナダの森の中で暮らしていますが、2022年9月14日より、一年間のバックパック旅行に出ています。旅先からもブログ記事を書きます！