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20代が会社員が考える!つみたてNISAとiDeCoどっちをやるべきか?

20代が会社員が考える!つみたてNISAとiDeCoどっちをやるべきか?


今回は最近注目されているお得な非課税資産運用制度つみたてNISAとiDeCoについて記事を書きます。どちらも非課税で資産運用をできるとものですが、実は両者にはいくつかの違いがあり人によってどの制度を利用するか意見も分かれます。

 そこで今回はまずつみたてNISAとiDeCoの簡単な違いをおさらいした上で、20代会社員の筆者はそれぞれの制度をどのように使おうと考えているのか書いていきます!結論を述べておくと私自身は今現在つみたてNISAのみを行っています。iDeCoは将来的にはやる予定で、しばらくはやりません。

■非課税制度とは?
 最初に非課税制度をおさらいしておきます。日本ではお金を得た際には基本的に税金が掛かります。しかし国が国民の資産運用を促進するために、税金が掛からない資産運用の制度を用意しています。今回は2つ紹介します。

 ①運用利益の非課税制度
投資信託等の商品を運用するとその価値が増減します。もし仮に買ったときよりも高い価格でその商品を売ることが出来れば、利益が発生するため本来税金を払わなければなりません。この税金は利益に対して一律20.315%かかります。(例えば1万円で投資信託を買って1万5千円で売った場合、利益5千円の20.315%で2315円の税金を払う必要があります) この利益に対する税金を払わなくて良い制度が運用利益の非課税制度です。

②所得控除
 一般に会社から給料をもらう等した際には所得税が発生します。所得税はいわゆる累進課税が適用されるため、収入が多いほど税率も高くなります。(例.年収500万円の会社員は所得税が約14万円/年であるのに対して、年収1000万円の会社員は所得税が約80万円/年になります)
  所得控除は後述する確定拠出年金の運用に使った分の所得を非課税にすることができます。給与が大きいほど税率も上がるため、これによる節税効果も大きくなります。

■つみたてNISAとは?
 つみたてNISAは上述した①の運用利益が非課税になる制度です。購入した投資信託等の商品を年間40万円を20年間非課税運用できます。

■iDeCoとは?
 iDeCo(個人型確定拠出年金)は年金の一種であり、上述の①の運用利益の非課税だけでなく、②の所得控除も適用されます。その為、つみたてNISAと比べて節税効果がより大きいです。それに加えて、運用期間は加入から60歳までの為、若いうちに加入すればつみたてNISAより遥かに長くすることも可能であり複利の恩恵をさらに得やすいです。
 一方で60歳までは運用している資産を換金することができないというデメリットがあります。これがiDecoをやるかどうかが賛否が分かれる理由です。

■筆者(20代会社員)はどのように運用するのか?
 これまでの前提を踏まえた上で私の運用方針を説明します。私は既につみたてNISAを満額で運用しており、iDeCoについては当面やらない方針です。理由は大きく2つあります。
 1つ目がiDeCoは60歳まで換金ができないという資金拘束です。老後に備えることは大事ですが、それよりも前にお金を使う必要があるイベントも多いと思います。(結婚、マイホーム、子育て等)  私はそういった時にある程度柔軟に対応できるようにしたい為、しばらくiDeCoはやらない方針としています。また会社員勤めの為、厚生年金やDC(企業型確定拠出年金)もあるため、iDeCoが無くても最低限の年金は確保できるとも考えています。
 2つ目は給料が高くないためiDeCoの所得控除の効果がそこまで期待できない点です。私はまだ20代の会社員の為、比較的安く所得税率は10%です。従ってiDeCoで所得控除をしたところで大きな恩恵は得られないと考えています。

 以上の2つの理由からしばらくはつみたてNISAのみで非課税運用を進め、年齢を重ねて給料が上がってきたらiDeCoも検討しようかなと考えております!


 いかがでしたでしょうか?20代会社員の超個人的な見解にはなりますが、つみたてNISAとiDeCoへの考えを書かせて頂きました。私自身はしばらくiDeCoは利用しないとしていますが、資産運用の効率でいえばiDeCoはつみたてNISAよりも圧倒的に優れています。本記事が皆さんの資産運用の参考になれば幸いです。


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会社員をしている26歳です。
資産運用や副業に関する記事をゆるりと書いていきたいと思います。
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