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息子がHSCだって発覚した時の話。セルフチェックもあるでよ🌟

息子がHSCだって発覚した時の話。セルフチェックもあるでよ🌟



サムネのコアラの絵を見た息子どのが一言。
 
 
 
 
 
 
 
 
うちの息子はHSCです。

HSPは知ってるけどHSCは知らないって方が多いのではないでしょうか?


HSCとは


Highly Sensitive Child
(ハイリー センシティブ チャイルド)
または、ハイパーセンシティブチルドレン

の略語です。

感覚や人の気持ちに敏感で傷つきやすい子ども

HSCの代表的な特徴としては以下があります


1.刺激に対して敏感

2.刺激を受けやすく、疲れやすい

3.慎重に行動する

4.共感する能力が高い

5.自分と他人との間を隔てる「境界」が薄い

6.鋭い感性や深みがある考えを持つ

7.内面の世界に意識が向いていて、豊かなイマジネーションを持つ

8.人との深井つながりや主体的に生きることを好む

9.自己肯定感が育ちにくい

10.自分の気質に合わないことに対して、ストレス反応が表れやすい

 

HSPの子供版ですな。
そしてHSPと同じで5人に1人はHSCだというのです。

※下の方にもっと詳しい説明があるよ🌸

そんなHSCのことを
まだまだ知らない方も多いのでうちの子が発覚した時の事をご紹介しますね。



息子くんが2年生になりたてのある日
学校から1本の電話が入りました。

「先ほどの授業で息子君が体育すわりをしたまま動かなくなってしまいました」
「なので皆と給食が食べられず今職員室で食べています」
「理由を聞いても答えてくれません」
「どうしたらいいでしょうか?」


え・・・・?

どうしたらいいでしょうかって言われてもwww


「うちでもそういう風になったことがないので、今日帰宅後お話ししてみますね」
落ち着いていたようなので取り合えず電話を切りました。

うちの息子君は人当たりもよく友達との関係も問題なく安心しておりました。

それなのに何故…。

息子は普段笑顔で明るい子。

でも…

確かに息子は納得がいかないことがあると(お姉ちゃんとのケンカなどで)布団の中に逃避するところがあったのですが、今まで外でそんな事をしたことがなく…

私自身も「どうしたんだろう。そんなに嫌な事があったのかな?」と息子が帰ってくるまで悶々としていました。




帰宅後息子殿に
「今日はどうしたの?」と聞いてみたところ。

「皆好き勝手ばっかり言ってけんかになったのが嫌だったから止めたら文句言われて嫌だった」
とのこと。

うちの息子殿は平和主義者でして。

大きい声や、暴言なんかも大嫌い。


親の私が言うのもなんですが菩薩みたいなことを時々言うんですよ。





あ、違うか。

こっちだね



息子が年中さんの時に、私はまだ何の勉強もしていなくて知識もなかった頃。
(とはいえ心の学びはしていたのですが全然腑に落とせていなかったのでしょうね)

上の子を叱っていたんです。

日頃上の子とめっちゃケンカしてるのに
「お母ちゃん、もういいんじゃないかな?」とか

そんなにきつい言い方をしてたわけでもないのに
「もっと優くでいいんじゃないかな?」など

幼稚園児に諭されていたわけで。←


離婚して養育費もなく、その頃はただがむしゃらに働いて上の子の療育などに奔走していた息子の誕生日が近くなった頃。

「息子くん、誕生日何が食べたい?」と聞くと。

息子「いつものご飯でいいよ、俺、お母ちゃんのご飯が大好き」

私「え!?なんで!?誕生日くらい好きなもの食べていいんだよ!」

息子「いいの。お母ちゃんのご飯美味しいし、お金もかからないでしょう?」

私「・・・・。」

色んな意味で母ちゃん号泣。

4歳児が言う事じゃないわよ…。

なんなの?菩薩なの?

と色んな感情に襲われながら

私「お金なんていいの!そのくらいなんでもないよ!気にしなくていいんだよ!」

と何回か押し問答みたいになり。

離婚したってのに「お金貸して」と元夫が上の子の学童のお迎え時に学校までせびりに来ていたのを一緒に車内にいたからかな。
わからないと思っていたけどやっぱり
理解していたんだろうな。
とか、がむしゃらに働く姿でそんな心配をさせていたのかと色んな気持ちになったのを忘れられません。


でも・・・

そんな息子くんだとしてもその1回で?
と更に聞いてみると。

「いつもいつもいつもいつも、皆勝手でケンカする」
「止めると俺がわるくなる」
「でもケンカ嫌だ」

ほう。
なるほど。

いつもなのか。
でもここで疑問が。

息子くんはいつも結構なんでも話してくれるんですよ。

なので。

私「どうして今までお母ちゃんに言わなかったの?なんで先生に言わなかったの?」


息子「先生は関係ないから。俺の問題だから。」
  「先生もお母ちゃんも巻き込みたくなかった」


なんということでしょう



チミチミ
だから小学2年生の発言じゃないんだよ。

私が小1,2年の時なんてこんな事考えてなかったわよ。

(今思い返すと私も一般的な子ではなかったから比較にならないのだけど)

私の記憶が確かならば小学校1年の時の私の知ってる男子たちの多くは無邪気そのもの。

(鼻垂らして「う〇こ」「ち〇こ」言って駆けずり回ってたわよ。←)


それにしたってですね、私だって争いごと怒鳴り声は好きじゃないけど、うずくまって何十分もいたことはないので、他に何かあるのでは?と思ったんです。

「何か」

とはなんなのか。と申しますと。

うちの上の子は小学2年生の時にADHD、ASDの診断を受けていて
私はもっと早く気付いてあげていればもっと早く療育とか受けさせてあげれたのでは?とその当時はずっと自分を責めていて、息子ももしそうだったら…という思いが強くなったので小学校に上がる時に診断をしてもらいに行ったんですね。
 
その際先生に言われたことは
「んー何とも言えないんだけど大丈夫じゃないかな?下の子って上の子をマネして育ちますよね?一緒に生活しているので、お手本にしてしまうんですよ。ただ引っ張られちゃってるだけだと思うな。もう少し大きくなったらまた…。」って感じだったんですね。
 
なのでこの件の時に、また診断を受けに行こうって思ったんですけど。
 
なかなか予約が取れず…。
診てもらえるのは3か月ほど先。


毎日様子が悪化する息子殿。

学校から動揺した先生から電話がありました


先生「息子君が自傷行為をしました」

アテクシ「!!!!!!」

内容としては

壁や床に頭を叩きつける

というものでした。


これはただ事じゃない

更には
学校から
「おなか痛いと言ってうずくまって動かないので…」

と毎日のように学校から電話がありお迎えに。


息子がうずくまっている時にもただうずくまっているのではない時がある事が判明。



さすがにこれは嫌だとかそういう言い訳でうずくまってるわけではないだろうと思い、病院へ。


すると息子さん

なんと

急性胃炎でした。

いやいやこんな小さい子が急性胃炎!?嘘だろ!?となりまして。

学校とも何度も面談をしてましたが

「学校側としては1度休み癖がついてしまうとそれから不登校になってしまうので来てほしい。勉強も追いつけなくなる」

と言われてました。

なので最初の頃は気分を高めるために学校に行く前1時間ほど早く家を出て公園で遊んでから学校へ連れて行く…

ということをしていたんですけれども。

これはもうね
お母ちゃん即決意。

勉強とかどうでもいい。
二の次。

この子の心と体優先だわ。と。

お母ちゃん息子殿のこと全然わかってあげれてなかった。
と猛反省。

その日から子供の気持ち優先で学校に行くか行かないか決めていました。


上の子のために学んでいてそれまであった脳科学や神経細胞学、心の学びの知識を使い息子の心のケアに全集中しました。
(その中で足りないものや、繋がったものを学んで今の私があるのですがそれはまた今度。)

おかげさまでそれから息子君は学校に行く日が増え、診療所の予約の日までには自傷行為もうずくまるのもほぼなくなっていました。

でもまだASDかもしれない
という不安があったので予約の日になり診療所へ。




私と話し、息子と話をしたあと先生が

「お母さん、ASDの子はこういう考え方はしないんですよ」

「この子は発達障害ではありません」

「この子はHSCです」

ナニソレ…。

と初めてHSCという名前を知ることとなりました。

自分がHSPなのは知ってましたが、HSCというものがあるのは知りませんでした。


HSCには「DOES」と呼ばれる以下のような4つの特性があります。
これはHSCのほとんどの人が持っている側面であり
※個人の育ってきた環境などに左右されるものではありません。

D(プロセスの処理が深い:Depth of processing)
O(刺激に敏感で疲れやすい:Overstimulation)
E(感情移入して共感しやすい:Emotional responsiveness)
S(微妙な刺激に対する共感と敏感さを持っている:sensitive to Subtle stimuli)

これらはHSPも同様です。

HSP,HSCは精神医学での定義ではない。
つまり病気ではありません。

米国のエレイン・アーロン博士が
1991年から研究を始めて1996年に提唱した
「生まれつき非常に繊細な人」という
心理学者よって生まれた定義です。

発達障害などほかの「精神医学での病名」と類似点がある場合も判断基準が違います。
 

私が息子殿に対してADHD・ASDを疑ったのは以下の点
・めっちゃこだわりがある(ASD)
でもこれはこだわっていたわけではなく
D(プロセスの処理が深い:Depth of processing)
↑これだったんです。
・刺激(音や物など)に対し過敏に反応する(ADHD)
これは
O(刺激に敏感で疲れやすい:Overstimulation)
↑これだった。

そして今回息子に強く出た症状は
E(感情移入して共感しやすい:Emotional responsiveness)の特性
友達たちがケンカしていると叩かれたり、文句を言われたりしている子を見て自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりしてしまった。
そしてその変えられない状況に耐えられなくなり、その場から逃げ出すこともできない。
どうしていいかわからなくなってしまっての自傷行為でした。

もうストレスMAXだったんですね。

HSCの子たちは学校に行くという事だけでもう、もの凄いストレスがかかります。
すっっっごい頑張ってる。

だから休息が必要なんです。

学校に行きたくないならそれでいい。
心と体を壊してまで学校に行く意味なんてない。

だって、勉強なんてしたいと思ったらするから。
何歳からだっていい。
何歳からだってやり直し効きます。

私がそうだったから。

心が壊れてしまって取り返しがつかなくなることだってある。

私はたまたまHSPで自分の経験で知ってただけ。
私はHSCの診断を受ける前にたまたま子どもに無理に学校へ行かせることをしなかった。

だって私は辛かったから。

学校が。生活が。生きることが。
地獄かな?って思いながら生きてきたから。


子どもがいきなり学校行きたくないとか
行かなくなっちゃうとか
ビックリしちゃうし、将来が心配になっちゃうよね。

凄くわかります。
上の子の時なんて私もアップアップしていたから。

二次障害にならないためにそりゃもう勉強しましたアレコレと。

実践しながら失敗もたくさんしてきた。
だからこそ分かる。


今が積み重なって未来になります。

子どもの先の未来よりも

どうか子供の「今」に寄り添ってほしい。

休息と安心を与えてあげてほしい。



以下の質問に15以上当てはまるとHSCの可能性が高く、また15以下であっても項目の該当レベルによってはHSCの可能性があるという目安があります。

ぜひチェックしてみてください🌸


ここに載せていない例もありますので、もしかしたら…
と思ったら1人で悩まずお声がけくださいね✨

お子さんが頑張ってるからって
親御さんが頑張りすぎないでほしいとも思います。


全ての親御さんと全てのお子さんが笑顔でいられますように…






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