It's A Wonderful Life / Sparkle horse

It's A Wonderful Life / Sparkle horse

にぽこ /

2022/06/2 14:57 | 762 文字

このはてなブログ記事の思い出や考察、追記等になります。

Sparkle horseを初めて知ったのはRADIO HEADの前座に抜擢された凄い奴がいると先輩に聞いたからでしたがその時はへぇーくらいにしか思っていませんでした。
その後都内のかなりのマニアなレコ屋で発見したのがIt's A Wonderful Lifeでした。

ここで書くブログは深く影響を受けた作品になるので当然ですが衝撃的でした。
何が衝撃かと言うとそのセンスです。
スロウテンポでイメージがはっきりと伝わってきて電子音もイメージの一部としてなくてはならない表現になっています。
囁くようなヴォーカル。ヴォーカルと言うよりはヴォイスといった感じです。このアルバムには
ゲストとしてトム・ウェイツ、PJ ハーヴェイ、カーディガンズのニナ・パーションが参加しています。確かにカーディガンズにはスパークルホースの影響が感じられます。レディオヘッドも影響を受けてそうですね。（と言うよりThe Bendsでは明らか）

スパークルホースは天才マーク・リンカスのソロプロジェクトの様なグループでしたがマーク・リンカスはアルコール、薬物に悩まされた人でもありました。
2010年に自殺しています。この様な至宝の様な人が亡くなったのは本当にショックでした。

マークリンカスのホームページ↓

その作品の割には知名度があまり無いのは自分の作品にこだわり続けたからでしょう。
彼ならもっともっと人々の創造を超える作品ができたと思っています。
彼の作品もまた時代で色褪せることの無い作品なので今後も色んなアーティストやミュージシャンに影響を与え続けると思っています。

むちゃくちゃカッコいいんで皆に聴いて欲しいです。