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相手のとらえ方を『キョウセイ』することはできない

相手のとらえ方を『キョウセイ』することはできない


 

 

〇人の口に戸は立てられぬ

むかしから

『人の口に戸は立てられぬ』

って言いますよね。

 

うわさ話はとめられない
っていうことだと思うんですが、

これ、
うわさ話だけでなく、その人の考え方、とらえ方なんかも
そうなんじゃないかなって思ったんです。

 

言葉であれ、感情であれ、コンテンツであれ。

 

自分の中からいったん出ていってしまったもの
出してしまったのもは

もう
自分ではどうしようもない。

 

受け取り側がどうとらえるかは
その人にゆだねるしかないんじゃないかな
っていうことです。

 

自分の想いが、100%届くのか
意図したものが完璧に伝わるのか

といえば、
残念ながら、それはそうではないんです。

 

見ているものも、
考えてることも、
置かれている状況も
今までの経験も

まったく違う人なのだから、

どういう風にとられるかは千差万別。
ひとそれぞれ。

 

届けるためのテクニックを磨きつつ、

それでも
半分も伝わればいいんだという気持ちでやるくらいで
ちょうどいいのかもしれません。

 

 

興味関心ポイントがずれている…

わたしは、こどものころから
ほかの人と「興味関心ポイント」が
ズレていたようです。

そのせいで生きづらさを抱えて
生きてきたわけなんですが(^^;
 

思いもよらなかったところに
感動したり共感したりしてしまい、

「え!そこなの?」

「なんでこんな細かいところに…」

「本当に伝えたかったとこって
そこじゃなかったんだけどなぁ…」

 

そのたびに

「困惑する人」や
「不機嫌になる人」のことばかり
気にしていたんですよね。

「面白いね」って言ってくれる人もいたのに…。

 

なので、これからは

「面白いと思ってくれる人」を
大切にしていこうと思います。

 

〇「自分は自分」「他人は他人」

自分自身が相手の意図したことと違うとらえ方をしても
なんの問題もないし、

自分が発信する立場になって
相手が自分の想いと違う風に受け取っても
それはそれでしょうがないことなのです。

 

ここをしっかり割り切って考えられるようになると

不必要にこころをすり減らしたり、
自分の軸がブレたりすることがなくなり、
まわりとのいさかいが減るのではないでしょうか。

 

相手のとらえ方を
キョウセイ(強制、矯正)することはできない。

 

完全に、同じことを考えている人はいないから、

ある一部分でも共感できる、共通点があるとか、
ここは認められるとかっていうところがあるだけで

もう充分なんだなっていうことです。

 

いままでは

ひとつ共感してもらえただけで
なんだかすべてを理解してもらえたかのように
思っちゃってたところがありました(笑)

相手との「一体化」を求めて
簡単に「自分の境界線」も超えるし
「相手の境界線」にも踏み込んでいくようなところが
あったのです。
(いわゆる距離感の取り方がヤベーやつ)

 

「自分と相手の間に線を引くことができると
距離感モンスターにならなくてすむんだ」

 

ということが腑に落ちると
人間関係による生きづらさが
ずいぶん緩和されると思います!

 

 


 

 

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