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【嫌われ者・役立たず それ ほんと?】第3弾 台風

【嫌われ者・役立たず それ ほんと?】第3弾 台風


あと半月もすると雨の季節が終わって、本格的な夏がやってきます!

海にプールに旅行に帰省に(コロナもまだまだ油断できませんが、経済活動は活発になってきましたね☆)楽しみなこと満載ですね!

 

しかし、夏は台風という嵐がやってくる季節でもある!

旅行の日に台風が直撃!なんて、嫌ですよね~。

各地に豪雨被害ももたらしますし、過去には死者も出しています。

 

けれど、そんな嫌われ者の台風にも、やっぱり大事な役目があったのです。

死者を出す台風に役目なんてと複雑に思われるかもしれませんが……。

見ていきましょう。

 

台風の役目

●海を住みやすい環境に保っている

●飲料水を確保できる

 

◆海を住みやすい環境に保っている

台風は、ご存知の通り暴風雨を伴います。

当然日本に上陸するのに海上を通ってくるのですが、その時暴風雨が海をかき混ぜるのです。

すると、水面の高い温度の海水と水面から離れた低い温度の海水とが混ざり合うことになるのですが、それが海の生物にとって、住みよい環境となる一端を担ってくれているのです。

そして、海水をかき混ぜる効果は、それだけにとどまりません。

酸素も海の深い部分にまでいきわたらせることができるので、海の生物にとっては「正に生きた心地がする」といったところでしょう。

海の魚が生きられると、我々の食卓も潤うことになります。

本当にありがたいことです。

 

<雑学>珊瑚は水温が高いと白化してしまうので、台風はまさに命を守ってくれる存在です。

珊瑚が死んでしまうと、珊瑚を住処にしたりしている魚、それを食べる魚などにダメージがきて、海の生態系に大きな影響を与えます。

つまり、台風は海の生態系をも守っているのです。
ただし、あまりにも強い台風だと、波で珊瑚じたいが傷つけられ死んでしまうことも考えられます。
台風には、これ以上強くなってほしくないですね。

 

◆飲料水を確保できる

これは完全に人間の都合ですが、大切なことです。

ダムの水がほとんどなかったのに、台風が来たことで100パーセントの水量が確保できたなんてこともあります。

それほど、台風は私たちの生活に恩恵を与えてくれるものなのですね。

 

近年の台風は、確かに大かがりになってきていて危険です。

でも大きなメリットもあるので、しっかり防災体策をしながら受け止めていきたいですね。

普段から、ハザードマップを見て、避難経路の確認や避難所の場所を知っておきましょう。

ではでは、お読みくださり、ありがとうございました!


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童話作家を目指している女性です。ゆったりと穏やかに、文章を綴っていきたいです。自作の童話も時々載せますので、よろしくお願いいたします。

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