【嫌われ者・役立たず それ ほんと?】第4弾 ブルーライト
【嫌われ者・役立たず それ ほんと?】第4弾 ブルーライト
パソコンやスマホから発せられるブルーライトが目に悪いのは、有名な説です。
しかし、ブルーライトは何も電子機器から発せられるばかりではりません。
太陽光からも発せられます。
ブルーライトは、その名の通り青い光のことで、我々の目にも映る可視光線で、最も波長が短くエネルギーが強いと言われる光線です。
エネルギーが強い?と思って、パソコンやスマホから見るブルーライトに思わず警戒してしまいたくなりますが、パソコンやスマホから出るブルーライトは、網膜にあまり悪影響を与えないレベルだと言われています。
逆に、曇りの日やガラス越しに入ってくる太陽光のブルーライトの方が強いそう。
少し安心されましたか?
これだけで終わらないのが、この記事です。
嫌われ者・役立たずと思われているブルーライトですが、果たしてメリットはあるのでしょうか?
みていきましょう~♪
ブルーライトのすごいところ
●子供の発達に必要
●体を目覚めさせてくれる
◆子供の発達に必要
日本眼科学会、日本小児眼科学会、日本視能訓練士協会などは連名で、『小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見』という声明を発表しています。
それによると、ブルーライトを含む太陽光を子供の目に浴びることは、子供の発達に良い影響を与えるそうで、近視を防ぐことにつながるとのこと。
むしろ、ブルーライトカット眼鏡を昼にかけることは(夜については次の項で説明いたします)、子供に悪影響を与えるとの見解でした。
<雑学>
子どものころからスマホばかりを見せてはいけないというのは、ブルーライトがうんぬんよりも、近視や斜視などの可能性を高めるということで危険だと言われているのです。
小型のスマートフォンやゲーム機器を長時間使用することで起こる「急性内斜視」は、デジタル機器を見ないことで回復することもありますが、元に戻らない場合は手術が必要になります。
対策としては、20分から30分で一度休憩して、遠くを見たりしてピント調節しながら、目を休ませて上げることが大切です。
◆体を目覚めさせてくれる
私たちの体内時計に昼だと教えてくれるのは、ブルーライトです。
光は私たちの体内時計に強い影響を及ぼします。
夜寝る前2時間くらいは「パソコンやスマホを見ないように」と言われているのは、ブルーライトを浴びて、睡眠ホルモン「メラトニン」が減って、体内時計が狂ってしまう可能性があるとう言われているためです。
確かに自然光の方がブルーライトは強いのですが、夜ブルーライトを浴びることは自然の摂理に逆らうことになるので、悪影響を与えることになるのでしょう。(ですから、夜にブルーライトカット眼鏡をかけることは有用です)
しかし、昼はブルーライトを浴びない理由はありません。
朝、起きたら夏はカーテンを開けて太陽光を、冬などは照明をつけてブルーライトを浴びましょう♪
そうすると、網膜まで届いて、その中にあるブルーライトを感知する細胞を通して視交叉上覚という体内時計を調節する脳の部分へと作用します。
つまり、体内時計を昼モードにしてくれ、動きが活発になるようにしてくれるのです。
このようにブルーライトにも立派なメリットがありました。
ブルーライトも元々は自然にあったもの。
ほんとうに自然はすごいな~と思うライターチョコお茶でした。
要はデメリットに気を付け、メリットを生かす心が大切なのですね!
今回もお読みくださり、ありがとうございました!
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人が見える光は紫から赤までの光に分解でき、ブルーライトとはそのうちの青色部分。電子機器だけでなく太陽光にもあったのですね。それよりも近視的な生活が子供の視力に影響している・・・!登下校ぐらいでしか遠くをみるということはしないかも。目を休ませることを心掛けたいと思いました。(^^♪
26絵画インストラクター松本様
26仰る通り、人が見える光の中で青色の光がブルーライトと呼ばれるものです。スマホが普及してから悪者になっていますが、子供の近視や斜視の原因は目を休ませないで、至近距離を見続けることなので注意が必要です。遠くの緑とか星とか良いと思います。漠然と遠くを見るのではなく、目標物を定めると良いそうです。お読みくださり、ご感想をありがとうございました!
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