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斜め前の位置から、先生の仕事を眺めてみてと思ったこと。(2022年6月のCC日記)

斜め前の位置から、先生の仕事を眺めてみてと思ったこと。(2022年6月のCC日記)


教育系キャリアコンサルタントから見た先生の仕事など、2022年6月に呟いたことを日記風にまとめました。

2022.6.14
教育にも、不易と流行があるけれど。

受験勉強に必要なのは、

知識の詰め込みで、

先生が教えないと生徒は勉強しなくなる。

と、ある組織のトップの発言に、僕は違和感を覚えた。

時代の流動性が強い今は、思考力と主体性が武器になる。

だから、あなたのブラッシュアップが必要です。


2022.6.17
僕の進路面談は
30分を基本単位にしていますが、状況をみて1時間とか延びます。

今回のクライアントさんは、看護師になりたいって。
でも、その言葉を発した
CLさん自身が、その違和感に気付き、学びたいこと、本当にしたいことを、言葉にできた。

キャリアコンサルタント冥利に尽きるひととき。


2022.6.18
僕のキャリア面談では、親子の相談も。

クライアントの高校生、泣いていました。
18歳成人になったとは言え、経済的自立がこれからのCLにとって、大学進学は親の支援がまだ必要。
でも親だけが土壇場の面談キャンセル。
CLが親に電話しても繋がらない。

CLが本当に相談した相手は親だったのに。


2022.6.20

「生徒のために」という先生の情熱で教育が支えられている反面、バーンアウト、燃え尽きてしまう先生がいます。その手前で踏みとどまっている先生も多くいます。「生徒のために」という言葉が、あなたの呪詛になる前に、仕事の棚卸しをしたり、弱音を吐いてもいいんです。
転職も選択肢になりますよ。


2022.6.21

北海道の教員採用試験の1次が19日に行われた。道教委によると、高校教員の志願者は昨年に比べて91人減少して696人。予定採用数は160名。経験者は採用されやすいので、僕のように私立から公立高校への転職は、今はさらにしやすい。でも道内に公立高校は233校あって転勤がネックなんだよね。


2022.6.25

家出の原因を探るのは後回し。なぜ?どこに?いつ?誰と?と問う前に、辛いときは「辛い」と言えるように待ちましょう。面談でクライアントの言葉に耳を傾けつつ「辛い」と吐きだすことができる人が、CLのそばにいて欲しいと願う。

先生は、どうしても原因を追及したがるようですが、その言葉が


2022.6.27
部活動。

厳しい練習によって強さが身につきそれが豊かな人生を作る。
部活こそが豊かな学びだと、指導者が生徒や親に伝えるのは構わないけど。
指導者と親が一緒になって生徒にそれを押し付けると辛いとき助けてと言えなくなる。
豊かな人生かどうか決めるのは生徒。
親は子の逃げ場所になって欲しいなぁ。


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うたう教育系キャリアコンサルタント。
10代から教育業界に携わり、塾、私立高校、公立高校の先生を経て、今に至っています。先生の愚痴を聞いたり、子どもたちの悩みを聞いたりして、ココロが少し軽くなるような、道標のような生き方をしています。00年代に路上ライブをしていたこともあり、今は弾き語り配信中。(あと、ライター業も少々)

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