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6月のプレバトのお題で俳句読んでみた

6月のプレバトのお題で俳句読んでみた


6月最終日ということで6月のプレバトの俳句のお題で俳句作ってみました。

(突然の雨)

解雇辞令 受けて夕立ちに 傘もなし


突然の雨って突然の災難と重なるなと思ったんだです。で、突然の災難ってなんだろうと考えていたら、昔行っていたポリテクセンターのことを思い出しました。
ちょうどバブルがはじけた頃で、リストラされた中高年の方がたくさんいました。
ちょっと前まで、もう少し頑張れば定年を迎えて、安定した老後が迎えられると思っていたであろう人達が突然解雇されて、外に出たら激しい夕立、この歳になって職もなくなり、傘さえもない、これからどうしたらいいんだろうという絶望感を感じている時の様子を詠んでみました。
この句は絶望の状態の時を詠んでいますが、絶望の後には希望があるものですよね。

(クーポン券)

男梅雨 夫(つま)は60 5パー引き

夫という字はつまとも読むそうです。
先日ファミレスに行ったのですが、今60歳以上の人に5%引きになる券をくれるんですね。私はまだ数年あるんですが、主人はもう60過ぎたので、ラッキー!ということで、さっそくいただきました。
60歳というと、ちょっと前までは定年を迎えて年金をもらう年でしたが、今の時代、
よく言えば元気で長く働けるともいえますが、いつまで働くのか、いつまで働ける体でいられるのか、年金はちゃんともらえるのか、不安がいっぱい。
でも、歳とるといいこともあるなあと思った体験を句にしました。


(ガッツポーズ)

光らない 早押しボタンに 雷火かな

雷火は雷よって起きる火災や、いなびかりいなずまの
ことをいうそうです。本当は稲光にしたかったんですが、稲光だと秋の季語になるみたいです。

ガッツポーズというとスポーツのイメージですが、運動音痴の私はスポーツにいい思い出がなく、スポーツ観戦もあまりしないので、クイズ甲子園をイメージしました。
最終問題で、ここで答えれば優勝という場面で、ライバルに押し負け、自分ではなくとなりのライバルが正解してガッツポーズをしている。その時雷が鳴って、早押しボタンが赤く光り、ああ、さっき光って欲しかったなあという悔しさと、やり切ったという達成感の入り混じった感じを詠んでみました。








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在宅ワーク+主婦のアラフィフのおばちゃんです。在宅ワークのこと、日々の出来事、感じたことを書いたり、プチ創作したりします