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#021 年齢が離れた人との話し方

#021 年齢が離れた人との話し方


残念ながら、
本人にはそのつもりがなくても

「感じ悪い」
「もう会いたくない」

と思われてしまう人がいます。

いったい何が原因だと思いますか。

コミュニケーションでついやりがちなミス。

今回は、少し年齢が離れた人との
コミュニケーションについてお伝えします。

1.世代が変わると○○が違う


年齢の離れた人と話すのは難しい、
と思う方は意外と多くいらっしゃいます。

「あの人の話はいつも長いし、同じことばかり。」
「久しぶりに会ったけど、あの人感じが悪い。」

本人には悪気がなくても
相手が不快になってしまうケース、

ほめたつもりの言葉が、
ハラスメントに該当することも、珍しくありません。

なぜこのようなことが起こるかと言うと、

両者の価値観が違うから

なんです。

立場の違う人や年代の離れた人と話す場合、
相手に不快感を与えないためには、
注意を払う必要があります。

しかし、両者のコミュニケーションが難しい一方で、
立場や年代の離れた人との交流は、
お互いにとって成長につながる糧にもなります。

ですので、年代が離れているといって疎遠になるのではなく、
円滑なコミュニケーションをとる方法を知っておくことを
おすすめします。

2.年上には「ほどよい敬意」を払う


年上の相手とのコミュニケーションにおいては、
「丁寧さ」が大切です。

目上の人に対しては振る舞いだけでなく、
言葉の選び方から丁寧にすることを心がけます。

丁寧な言葉づかいによって、相手への思いやる気持ちも
伝えることができるはずです。

親しい間柄であれば丁寧語を使う必要まではないかもしれませんが、

それでも「お互いが敬意を持つ関係」を心がけましょう。

逆に使ってはいけないのが、

✓ 上から目線の言葉
✓ 良いか悪いかを評価する言葉

「相手から見下されている」
「相手は自分を評価しようとしている」

と感じられる言葉は、相手の心を閉ざし、
コミュニケーションの妨げになるので、気を付けましょう。

3.年下の話はさえぎらない


年下の相手とのコミュニケーションでは、
「相手の話をさえぎらない」ことが大切です。

会話のプロたちの本の中では、

「割り込まない」「奪わない」

という表現も使われていました。

多くの人ができていないのが

「話は最後まで聞く」
「話を途中でさえぎらない」

ことです。

「話を最後まで聞く」と、
こんなメリットがあります。

✓ 会話が盛り上がる
 相手から好感を持たれる
 考える部下が育つ
 安心感を与えられる

一方で、やってはいけないのは、
「相手の話をさえぎること」です。

 割り込んで話題を変える
 「ところで」「そんなことより」「それよりも」
 最後まで聞かずにまとめる
 「それって、つまり、○○ということでしょ?」
 話の途中で質問をする
 「どういうこと?」
会話の横取り
 相手との共通点が見つかったときに、「私も」「僕も」

相手が先に提供した話題のときには、
途中で会話を奪わず、
相手中心に話してもらうようにします。

会話は、相手とつくり上げていくものです。

どちらか一方だけが聞き手
どちらか一方だけが話し手

という状況は避けるようにしましょう。

4.「感じのいい挨拶」で印象が変わる


年齢関係なく効果があるのは、感じのいい挨拶です。

人間関係は、「挨拶」から始まります。

挨拶は「人の心と心をつなぐきっかけ」で、
誰とでも簡単にできるコミュニケーションです。

挨拶には、このようなメリットがあります。

✓ 相手からの印象が良くなる
✓ 相手に信頼感、安心感を与える
✓ 相手の承認欲求を満たす

感じのいい挨拶で好感を持ってもらうと、
その後のコミュニケーションが円滑になります。

今すぐできることですが、
これだけでも結構違いがありますよ。

5.まとめ


いかがですか。

今回は、世代の違う相手とうまく
コミュニケーションを取る方法について
お伝えしてきました。

✓ ほどよい敬意
✓ 相手の話をさえぎらないこと
✓ 感じのいい挨拶

日ごろから気を付けていただくと、
相手に不快感を与えずに、
会話が盛り上がります。

話し方や伝え方は、
関係を形成するための第一歩です。

丁寧なコミュニケーションを重ねることで
関係性を深めていきましょうね。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。


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自分を磨いて職場で輝ける方法を発信|新しい働き方の提案や採用面接・研修講師を担当|面接実績3000人以上|対人印象・考える力・伝える力を伸ばしたい方向け|フォローすると、自分磨きの方法と、円滑な仕事の進め方が分かります

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