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【嫌われ者・役立たず それ ほんと?】第7弾 LDLコレステロール

【嫌われ者・役立たず それ ほんと?】第7弾 LDLコレステロール


DLコレステロールという名称は、血液検査をする時、何度も目にしているのではないでしょうか?

通称「悪玉コレステロール」。

悪玉という名前の通り増えすぎると、動脈硬化、脳卒中、心臓病などを引き起こすこと知られています。

 

でも、やっぱりそこは体で作られるもの。

大事な役目がありました!

ここでは、それらを記すと同時に、LDLコレステロールの値による死亡率を病気別にお伝えしていきます!

 

では、見ていきましょう~。

 

DLコレステロールの役目

●コレステロールを体全体の組織へ届ける

●老化予防ホルモン「ジヒドロエピアルドステロン(DHEA)」の原料となる

●炎症を抑える「ステロイドホルモン」の原料となる

 

 

◆コレステロールを体全体の組織へ届ける

コレステロールは少ない方が良いと思われがちですが、一定の量がないといけません。

それはコレステロールが、髪や皮膚を良い状態にし、血管を丈夫にする役目があるからです。

そしてLDLコレステロールは、コレステロールを体中の組織へ運ぶ重要な働きをしています。

髪や肌がひどくぱさぱさな人は、一度血液検査でコレステロールの値を見てみるのもよいでしょう。

 

◆老化予防ホルモン「ジヒドロエピアルドステロン(DHEA)の原料となる

DHEAは長寿ホルモンと呼ばれ、これが配合されているクリームを塗ると、コラーゲンが増えたり、シミの大敵色素沈着が改善ができたりなどアンチエンジングでも注目されている成分です。

DHEAの働きは、インスリンの働きを助けて、糖尿病を予防したり、免疫力を高めたり、その結果腫瘍を予防したり、アルツハイマー病や動脈硬化を予防したり、筋力アップに一役買ったり、多岐にわたります。

でも確実に言えることは、DHEAはとても「老化予防」という良い働きをするホルモンであり、LDLコレステロールもコレステロールの1種なので、その原料となっているということです。

またDHEAは、男性ホルモン「テストテスロン」や女性ホルモン「エストロゲン」の材料にもなっており、不妊症の予防にも役立っています。

 

◆炎症を抑える「ステロイドホルモン」の原料となる

ステロイドホルモンは、副腎皮質、精巣、卵巣などで作られるホルモンで、アトピーなどの治療で使われる「ステロイド」もこのホルモンによるものです。

つまり、炎症を抑え、免疫機能をアップする働きをするのです。

その原料にコレステロール、強いてはLDLコレステロールも含まれています。

 

 

<雑学>

1,心臓病ではLDLコレステロール値が低いほど死亡率が低い

2,脳卒中ではLDLコレステロール値が高いほど(160まで)、低い数値より(80まで)死亡率が低い

3,全ての病気とLDLコレステロールの関連性を見たところ、120~140mg/dlが最も長生きをすることが分かり、高い数値の180ml/dlより、低い80から100l/dlの方が死亡率が高かった。

LDLコレステロールの基準値(70~139

 

つまり、何も疾患を持っていない方は、120から140ml/dlがくらいが一番よいということです。

 

何事も過ぎるということがいけないようで、コレステロールも悪者にされがちですが、低すぎるのは寿命にも影響することが分かりました。
動脈硬化を起こしたり本当に悪さをするコレステロールというのは、酸化したLDLコレステロールなのだそうです。
ですから、バランスの良い食事をとりつつも、抗酸化成分や野菜をたくさん摂取してください。

でも正常値にある方などは、時にはご褒美として油っこいものをとっても良いのではないでしょうかね?

高すぎる方は逆に油物を控えて、コレステロールは薬でなく、食事療法が基本ですので、長生きめざしてコレステロールとも上手に付き合っていきましょう~。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました!


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童話作家を目指している女性です。ゆったりと穏やかに、文章を綴っていきたいです。自作の童話も時々載せますので、よろしくお願いいたします。

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