あなたの背骨は曲がってますか?
あなたの背骨は曲がってますか?
今日のリハビリ患者さんは…
『脊柱側弯症』です❗️
患者さんいわく…
『痛みは無いけど背骨の曲がり(側弯)が気になるから治療したい‼️』
ということで、リハビリ開始となりました。
そもそも、リハビリで『側弯』が治るの???という話ですが…
その答えは…
『治る側弯』と『治らない側弯』がある、です!
この患者さんはもちろん、『治る(良くなる)』ため、リハビリのオーダーが医師から出されてますm(_ _)m
前置きが長くなりましたが、以下この患者さんでは具体的にどうたったのか、みていきましょー(>_<)
目次
1.側弯症の原因は⁉️
結論から言いますと…
この患者さんの場合は、以上3つが原因として考えられます。
1つめ
加齢に伴う体幹筋力低下…
要因は様々ですが、年を重ねると共に確実に皆さん筋力が低下します。抗重力筋(体幹インナーマッスル)という文字通り、
『重力に対して身体を
真っ直ぐに保つ筋肉』
が弱くなり、背中が丸くなるため、背骨の横の靭帯が弛み側弯が生じてしまうのです。
これが加齢に伴う体幹筋力低下で側弯を生じるメカニズムでした。
2つめ
習慣的な猫背姿勢…
主婦は料理、洗濯、そうじ等々手を使うことがとても多いです‼️同時に視線は手元にくるので背中は丸くなり『猫背😿』になってしまいます。
この患者さんは趣味でパッチワークもされるので、背中が丸くなる機会がさらに多くなります。
『猫背😿』の姿勢は体幹筋の活動が落ちますので、1つめの加齢に伴う体幹筋力低下に繋がってくるという訳です✨
3つめ
運動不足(若いとき~現在)…
生まれ持った筋肉量にも大きく左右されるのですが、この患者さんは『やせ形』でさらに元々運動もあまりされてこなかったので、筋肉量が少ないです。
ですから、1つめの加齢に伴う体幹筋力低下の影響を受けやすいということになります✨
2.どうすれば側弯症が治る⁉️
では、この患者さんは具体的にどのようにしたのか??みていきましょう👀
1つめ
体幹筋力をつける…
腹部インナーマッスルを刺激することから始めました。『上半身を起こすよくある腹筋』ですと、身体の表面の筋肉なので、姿勢を正すことには不向きな筋肉です。
腹式呼吸から始めて腹横筋を刺激してます。続いて腹横筋を効かせたまま股関節を動かして、『体幹筋が効いている状態で股関節の筋肉を刺激する』運動を行います。
ここまで出来たら、身体を動かしたときは常に『腹横筋を働かせた状態をキープ』出来るようにトレーニングしていきます。
こんな感じでステップアップしてきます✨
2つめ
姿勢を良くする…
姿勢を意識するときのポイントですが…
『一般的に言われている良い姿勢』
ではなくて…
『あなたにとって今できる良い姿勢』
をまずは知ることです。
そして次に大切なのは…
『常にその良い姿勢をキープするのでなくて、ちょくちょく思い出して良い姿勢をとる』 です✨
姿勢は徐々に変化させていく必要があります。長年の積み重ねでとってきた姿勢は急激には変わりません。
慣れない筋肉を使うのですぐに筋肉が疲れてしまいます。ですから、少量頻回でちょくちょく良い姿勢をとることで腹部インナーマッスルを刺激することが必要です✨
3つめ
運動する…
自分が継続できる、無理なく行えるものを見つけることが大切です✨
『日常生活で良くやらないもの』
を、お勧めします。
仕事でよく歩く人なら座って行うバランスボールエクササイズや水泳等で膝や股関節に荷重のストレスを加えないものが良いでしょう。座り仕事の人なら逆に歩くことで足の筋肉や骨を刺激する必要があります。
このように、
『普段使用しない筋肉を使い。使いすぎてる筋肉は休ませることで、体のバランスを整えます』
その為にも運動が必要という訳でした🎵
3.最後に✨
☆体幹インナーマッスルを使おう
☆自分にとって良い姿勢をしり、ちょくちょく良い姿勢をとろう‼️
☆普段使用しない筋肉を運動で刺激して、身体のバランスを整えよう‼️
以上『側弯症の患者さん』のリハビリでした。
患者さんによって運動メニューは変わってきます、あくまでご参考にということでお願いします🙇⤵️
色々な運動やケア、ストレッチを行う上で、自分の身体はどんな状況なのか、まずは自分の身体を知ることから始めて頂き、その上で必要なものを選ぶことが大切です。
このサイトの利用の仕方として、治療の考え方、組み立てかたをしり、自分の予防として利用して頂けると嬉しいです✨
最後までお読み頂きありがとうございました🎵
『脊柱側弯症』です❗️
- 60歳台女性👧
- 主婦
- 趣味で手仕事(パッチワーク)
- 脊柱側弯症で整形外来リハビリ中
- 経過👉️リハビリに3ヶ月 (2週に1回 )通院し、自主トレを身につけて実践できている❗️猫背😿と胸椎の側彎が意識してる時は改善してる。
患者さんいわく…
『痛みは無いけど背骨の曲がり(側弯)が気になるから治療したい‼️』
ということで、リハビリ開始となりました。
そもそも、リハビリで『側弯』が治るの???という話ですが…
その答えは…
『治る側弯』と『治らない側弯』がある、です!
この患者さんはもちろん、『治る(良くなる)』ため、リハビリのオーダーが医師から出されてますm(_ _)m
- 『治る側弯』👉️筋力の低下が原因
- 『治らない側弯』👉️骨の変形が原因
前置きが長くなりましたが、以下この患者さんでは具体的にどうたったのか、みていきましょー(>_<)
目次
- 側弯症の原因は⁉️
- どうすれば側弯症が治る⁉️
- 最後に✨
1.側弯症の原因は⁉️
結論から言いますと…
- 加齢に伴う体幹筋力低下
- 習慣的な猫背姿勢
- 運動不足(若いとき~現在)
この患者さんの場合は、以上3つが原因として考えられます。
1つめ
加齢に伴う体幹筋力低下…
要因は様々ですが、年を重ねると共に確実に皆さん筋力が低下します。抗重力筋(体幹インナーマッスル)という文字通り、
『重力に対して身体を
真っ直ぐに保つ筋肉』
が弱くなり、背中が丸くなるため、背骨の横の靭帯が弛み側弯が生じてしまうのです。
これが加齢に伴う体幹筋力低下で側弯を生じるメカニズムでした。
2つめ
習慣的な猫背姿勢…
主婦は料理、洗濯、そうじ等々手を使うことがとても多いです‼️同時に視線は手元にくるので背中は丸くなり『猫背😿』になってしまいます。
この患者さんは趣味でパッチワークもされるので、背中が丸くなる機会がさらに多くなります。
『猫背😿』の姿勢は体幹筋の活動が落ちますので、1つめの加齢に伴う体幹筋力低下に繋がってくるという訳です✨
3つめ
運動不足(若いとき~現在)…
生まれ持った筋肉量にも大きく左右されるのですが、この患者さんは『やせ形』でさらに元々運動もあまりされてこなかったので、筋肉量が少ないです。
ですから、1つめの加齢に伴う体幹筋力低下の影響を受けやすいということになります✨
2.どうすれば側弯症が治る⁉️
- 体幹筋力をつける
- 姿勢を良くする
- 運動する
では、この患者さんは具体的にどのようにしたのか??みていきましょう👀
1つめ
体幹筋力をつける…
腹部インナーマッスルを刺激することから始めました。『上半身を起こすよくある腹筋』ですと、身体の表面の筋肉なので、姿勢を正すことには不向きな筋肉です。
腹式呼吸から始めて腹横筋を刺激してます。続いて腹横筋を効かせたまま股関節を動かして、『体幹筋が効いている状態で股関節の筋肉を刺激する』運動を行います。
ここまで出来たら、身体を動かしたときは常に『腹横筋を働かせた状態をキープ』出来るようにトレーニングしていきます。
こんな感じでステップアップしてきます✨
2つめ
姿勢を良くする…
姿勢を意識するときのポイントですが…
『一般的に言われている良い姿勢』
ではなくて…
『あなたにとって今できる良い姿勢』
をまずは知ることです。
そして次に大切なのは…
『常にその良い姿勢をキープするのでなくて、ちょくちょく思い出して良い姿勢をとる』 です✨
姿勢は徐々に変化させていく必要があります。長年の積み重ねでとってきた姿勢は急激には変わりません。
慣れない筋肉を使うのですぐに筋肉が疲れてしまいます。ですから、少量頻回でちょくちょく良い姿勢をとることで腹部インナーマッスルを刺激することが必要です✨
3つめ
運動する…
自分が継続できる、無理なく行えるものを見つけることが大切です✨
『日常生活で良くやらないもの』
を、お勧めします。
仕事でよく歩く人なら座って行うバランスボールエクササイズや水泳等で膝や股関節に荷重のストレスを加えないものが良いでしょう。座り仕事の人なら逆に歩くことで足の筋肉や骨を刺激する必要があります。
このように、
『普段使用しない筋肉を使い。使いすぎてる筋肉は休ませることで、体のバランスを整えます』
その為にも運動が必要という訳でした🎵
3.最後に✨
☆体幹インナーマッスルを使おう
☆自分にとって良い姿勢をしり、ちょくちょく良い姿勢をとろう‼️
☆普段使用しない筋肉を運動で刺激して、身体のバランスを整えよう‼️
以上『側弯症の患者さん』のリハビリでした。
患者さんによって運動メニューは変わってきます、あくまでご参考にということでお願いします🙇⤵️
色々な運動やケア、ストレッチを行う上で、自分の身体はどんな状況なのか、まずは自分の身体を知ることから始めて頂き、その上で必要なものを選ぶことが大切です。
このサイトの利用の仕方として、治療の考え方、組み立てかたをしり、自分の予防として利用して頂けると嬉しいです✨
最後までお読み頂きありがとうございました🎵
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