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芸能人も一般人も歯が命

芸能人も一般人も歯が命


去年の年末、右上と、左上、左下の奥歯が痛み始めた。
ズキズキするし、ひどい時は頭痛もする。

やってもた、虫歯や…最悪。

小さい頃から、歯磨きをちゃんとしててもすぐに虫歯になるタイプで、その度に半泣きになりながら歯医者に通った。
とにかく私は歯医者が大嫌い。

あの入った時のにおい
キーーーンとする機械の音
銀色のとがったもので歯をガリガリしたり、歯茎を容赦なくつつかれるあの感覚

もうどれも恐ろしすぎて、いくつになってもとにかく歯医者は怖くて行きたくない。


でも、さすがに今回のこの痛みはまずそうだなと腹をくくって、良さそうな歯医者をみつけることにした。


歯医者ってなんでこんなにあるのか?というほど数がある中から、ホームページや口コミサイトをあさりまくり、とにかく
最新治療!とか
痛くない!とか
自分が通えそうなところを探した。

そしてようやく見つけた一軒の歯医者さん。

最新の治療が揃っていて、どうしてもダメなら静脈麻酔もかけてくれると書いてある。
ここなら行けるかも…


予約をとっていざ当日。

とてもステキなサロンみたいな部屋に通されてカウンセリングからスタート。

痛むところ、気になるところ、それからとにかく痛みが苦手で歯医者は大嫌いだと伝えた。(40前のおばちゃんだけど)

とても優しく話を聞いてもらえてちょっと安心する。

それから、実際に診ていきますね~と案内されたのはごくごく普通の治療室。
まぁ、そうだよね、、、

虫歯のチェック、歯肉のチェック、口内の写真、レントゲン、とどんどん進む。

歯肉チェックは久々で、チクチクチクチクめっちゃ痛くてすでに半泣きだった。

それからようやく先生が来られて、どこが痛むの?と聞かれた。

こことここと、ここです。

と伝える。

うーんどこも治療済みだし見た目は何もなってないね~。被せてある詰め物の下が虫歯かも。時間ないし今日は1箇所だけ。どこ治療する?

と言われ、とにかく覚悟を決めて左上の詰め物を剥がしてもらう。

案の定、中が虫歯だったみたいで、被せものガリガリ削って剥がした勢いそのままガーーーーーーー!!!!と削られて、薬詰められてその日は終了した。



めっちゃ痛かった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)



私、本当にこんな顔↑してたと思う。


手際よく治療してくださったけど、痛みへの配慮全くないやん( ;∀;)
だまされた!と正直思った。

いや、虫歯治療で静脈麻酔かける人なんて少ないのか??期待が大きかっただけに若干ショックだった。

けれど、結局、その後じっくり治療について話し合いがあり、頑張って治療することにした。

違う歯医者さんに行っても、また歯肉チクチクやレントゲンから始まるだろうし、という思いもあった。


それから何ヶ月もかけてあちこちの詰め物を剥がしては虫歯を削る、を繰り返し、先日やっと気になる箇所の治療が全て終了した。

その数、実に6本。
どれも昔に治療した詰め物の下が悪くなっていた。

頑張った。
治療の度にぷるぷる震えながら耐えた。


そして次の段階として、詰め物をセラミックにすることに決めた。

ものすごく値段は高いけど、私のようにすぐに虫歯になる人や歯医者嫌いにはオススメらしい。

汚れが付きにくく、劣化も少ないので虫歯リスクが低くなるとのこと。

いつも優しく接してくださる歯科衛生士さんと何度も相談して決めた。


先週、ようやく一部分の型取りを終え、今度出来上がったものをはめてもらう予定だ。

歯医者に行くのは嫌いだが、セラミックを入れてもらえる日はほんの少しだけ楽しみな自分がいる。

成長したな私。



ちなみに、赤ちゃんの頃から3歳頃までに虫歯菌を口に入れない限り虫歯にならない、と知った時の衝撃は一生忘れない。

娘のピカピカの歯を見て、予防歯科が当たり前の時代に生まれたかったな、と思うけど、そればかりは仕方がない。

この長く険しい、お金もかかる治療を今は頑張るしかないのだ。

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好きなことして生きたいアラフォーママ。気楽に日常のことを綴れる場を求めて来ました。

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