VBScript - Visual Studio でスクリプトをデバッグ実行する
VBScript - Visual Studio でスクリプトをデバッグ実行する
VBScript はデバッグが面倒なんだよね、というあなたへ。
スクリプトの実行時にオプション //X を付けると、Visual Studio でデバッグ実行ができる。
WScript.Echo() でデバッグ出力しながらテストする生活とは、これでサヨナラである。
デバッグ実行の方法
スクリプトをデバッグ実行するには、オプション //X を付けてスクリプトを実行する。
CScript/WScript のどちらでもいい。
CScript hello-world.vbs //X
WScript hello-world.vbs //X
スクリプトを実行すると、デバッガーの選択ダイアログが表示される。
利用可能なデバッガーには、デバッグ実行に使える Visual Studio の一覧が出る。
(補足1)
私の環境では Visual Studio 2017 と 2022 が利用可能なデバッガーに出てきた。
Visual Studio Express もインストールされているが、リストには表示されなかった。
もしかしたら Professional しか利用できないのかもしれない。
(補足2)
スクリプトの実行環境にデバッガーとして使えるアプリが何も入っていない場合、オプション //X は無視されるようである。
デバッガーの選択ダイアログは表示されず、そのままスクリプトが実行された。
選んだ Visual Studio が起動する。
使用感は別の言語で Visual Studio を使うときと変わりない。
ステップ実行するなり何なり好きにデバッグすればいい。
変数にカーソルを当てると値がチップ表示される。
指定した変数をウォッチすることもできる。
値のほか、種類(型)も表示される。
イミディエイトウィンドウも使える。
アカウントを作成 して、もっと沢山の記事を読みませんか?
この記事が気に入ったら ことりと さんを応援しませんか?
メッセージを添えてチップを送ることができます。
ことりと さんにチップを送りました
チップをありがとうございます。
メッセージは管理画面から確認できます。
酒とアクアリウムが最近の楽しみ。
このクリエイターの人気記事
最新記事
TOPVIEWの人気記事
おすすめの記事
この記事にコメントをしてみませんか?