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Live And Let Die

Live And Let Die


aul McCartney & Wings によるお馴染みの Live And Let Die の出だしをみてみましょう。
When you were young and your heart
Was on an open book
You used to say live and let live
(You know you did, you know you did, you know you did)
But if this ever-changing world
In which we live in
Makes you give in and cry
Say live and let die
Live and let die
Live and let die


君がまだ若くて、心も開けっぱなしだった頃、
よく言ってたよね、生きて他人(ひと)も生かそう、って。
(覚えてるだろ、確かにそう言ってたよね、だろ?)
でも、僕らの住んでるこの目まぐるしい世界ん中で
いやー参ったなあ、って泣きごとを言い出すくらいだったら、
自分は生きるけど死ぬのは奴らだ、って言ったらいいんだよ。
死ぬのは奴らだ、って。
死ぬのは奴らだ、って。


で、興味深いのは次の箇所です:
「this ever-changing world in which we live in」
「in」が2つあって、文法的には明かに「破格」ですよね。
だからこの箇所、きっと学校の先生からは「訂正」を食らうでしょうね。w
(← いわゆる<混合>と呼ばれる誤り、ってことで)

でも、きっとこれはロック歌手がよくやるように確信犯的にわざとやってるんだと思います。
(あるいは、そもそもがそれほど気にしてない?www また、タイトル Live And Let Die 自体がそもそもそのようなテイストだし。加えて、リズム優先の結果?)
そこで、上の和訳では
「僕らの住んでるこの目まぐるしい世界ん中で」
と少しでもそうした雰囲気を出そうとしてはみたものの、あんまりうまくいきません。w

因みに、ネット上ではこの破格さゆえに
「this ever-changing world in which we’re livin’」
と<わざわざ>「修正」しているのものも散見します。
その気持ちもわからないではないですが、
そして live が進行相で使われることもあり得るというのも知ってはいますが、
発音上は、明かにそうではないと思います。w

https://www.youtube.com/watch?v=EzrMuVGaxeo

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