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当方の人生における信条

当方の人生における信条


当方が人生において信条とするところは、大きく次の二つ。

 1. 誠実に、ひたむきに。
 2. 手を変え、品を変え。

これを具体的に<語学>に置き換えるとすると、例えば以下の動画のようになります。
(Patricia Ashby (2005, 2nd ed) Speech Sounds, Routledge の最初のページを動画化)

 1. 誠実に、ひたむきに。
  → 手を抜くな。妥協をするな。<無限の>向上を目指せ。

 2. 手を変え、品を変え。
  →「訳読だけ」、「文法だけ」、「会話だけ」、etc. 全て<ダメ>。<語学>の<本来的な>あり方じゃあない。

そもそも「コトバ」は、種々様々な側面からアプローチできる、かつ、アプローチすべき、たいへん複雑な複合体であって、
だからこそ「安易な気持ちで簡単に学ぶ」ことも、「一足飛びに身につける」ことも、「気楽に教える」ことも叶わない対象だ、
と考えます。(もちろんお気楽な行き方も可能でしょうが、その場合は、結局はその程度の結果しか望めない or しっぺ返しを食らう。)

動画では、「文構造の解析」も「発音」も「自然な日本語への翻訳」も、いろいろな側面を配慮したものとなっています。
(ただし、「文構造の解析」に関しては正式には「ひな形方式」に則るのが理想ですが、ここでは妥協してわかりやすい表示を採用。なお、構造表示中の「M」は「一見修飾要素に見えるが実は必須要素であるもの」を指します。)

例:

This chapter is concerned with ~ ≒ This chapter concerns itself with ~:
この章は ~ をトピックとする、この章では ~ を扱う

A, B and C を「A、B、そして C」と訳すのは三流の翻訳家/通訳。
 →「A と B と C」or「A や B や C」(文脈に応じて)

spoken and written language ≒ spoken and written forms of language ≒ speech and writing:
これは文体上<多様性>を好む英語における言い換え
日本語では、いずれも「話し言葉と書き言葉」としてかまわない。

「English」の [g] を抜かすな。

「difference」「pronounce」「pronunciation」「pronounced」の [n] は「ん」(口蓋垂鼻音)ではなく [n](歯茎鼻音)。

「意味上の主語」も構造上は明示せよ(e.g., 命令文の「主語」)。

「aloud」は「大声で」ではなく「(黙読でなく)声に出して」

最後から2番目の文の「some」は「対比強勢(contrastive stress)」を置いて発音(そうでないものとの「対比」を表す)。

最後の文の「decide」は「決定する、決める」ではなく、「(曖昧なものをはっきりさせる→)確認する」

etc., etc.

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