知らずに使っちゃダメ!Udemyの【闇】
知らずに使っちゃダメ!Udemyの【闇】
皆さんこんにちは。
オンライン在宅複業家・ウメ子です。
コンテンツ販売をビジネスにしている方にとって Udemy(ユーデミー)は当然チェックしているプラットフォームだと思います。
すでに参入されている方も多いかと思いますが、ウメ子が実際にやってみてはじめて分かった 「え?」というポイントをいくつかお話ししたいと思います。
これから始めてみようかと考えている方の参考になれば幸いです。
●Udemyとは
Udemyとはアメリカ発の動画教材プラットフォーム。
学びたい人と教えたい人をつなげてくれます。
教えたい人は動画講座を作って公開し、学びたい人はそれを買う。
いたってシンプル。
2020年時点で、実に15万点以上の動画講座が公開されているといいます。
最近は日本でのビジネスパートナーとしてBenesseが参入しており、ますます勢いを伸ばしています。
●動画のジャンルは?
Udemy Businessというシステムもあり、企業の福利厚生としても利用されているため、スキルアップを狙う会社員やビジネスマンが知りたいと思うジャンルが充実しています。
開発、 ビジネススキル、財務会計、ITとソフトウェア、 仕事の生産性、 自己啓発 、デザイン、 マーケティング 、健康・ フィットネス 、音楽、趣味・実用・ ホビー 、写真と動画 、教育教養
かなり幅広いジャンルが取り扱われています。
●Udemyの収益システムは?
Udemyでは教えたい人が講師登録をし、動画講座を作ってアップロードします。
この時、動画の値段は講師が決めます。
個人で動画を販売するのと違い、Udemyが強力なプロモーションを展開してくれるので、動画を公開したらほとんど何もしなくても、毎月何本かは動画が売れていきます。
なのでやはりプロモーション費(と私は理解しています)をひかれた金額が収益になっているのだと思います。
「思います」というのは、販売経路によってそのあたりの割合が違うらしいからです。
アナリティクスをざっと見ると…
・講師のプロモーションからの流入
・Udemy内のオーガニック
・広告プログラム
・返金
・アフィリエイトプログラム
・返金
・登録している方はUdemy Businessからの流入
と、分かれており、1つ目の返金と2つ目の返金は何がどう違うのかもはやわからない…。
とにかく、多方面にプロモーションし、多方面から受講生を集めてきてくれているのがわかります。
●ウメ子、動画教材を作る
Udemyを教えてもらったウメ子、 面白そうと思い動画を出してみることにしました。
本編の動画をアップする前に、数分の短い動画を「撮影環境の確認のため」に一度出すように言われます。
ちょっとしゃべって作った短いテスト動画を提出してみました。
すると…
1回目の審査で差し戻されてしまいました。
理由は「音声」。
「動画に小さくピーーという雑音が入っています。
受講生のストレスになるので、解消してください。」
ほう、結構しっかりチェックしてくれるんだな、と思いつつ解消しようと動画をいじってみました。
【対策1】
同じ動画を編集する時に 雑音を消す処理をしてみました。
⇓
結果、 音声全体に加工がかかり、機械音のような声になってしまったのでまた差し戻されてしまいました 。
【対策2】
元々動画の編集など得意ではないわけで、知識は全く無く、どうしようと途方に暮れました。
何度かテスト録画を繰り返し、使っていたヘッドセットに問題があるということが分かったので、専用マイクを購入しました。
数日後、再度新しいマイクで録画、提出。
⇓
結果、 無事合格をいただきました 。
これでようやく安心して本編の制作に取りかかれます。
英語関係のもので、長さは約1時間ほど。
それを5~15分の短い動画数本に分けてアップロードしました。
Udemy の審査を受けた後、無事に公開され一安心。
●割とよく売れました
公開された後しばらくは、無料キャンペーンを打ちました。
早く実績を作り、 レビューを集めるためです。
なので初月の売り上げは0円。
その後も意外と注目してもらえて、チョコチョコ売れました。
元がアメリカのプラットフォームなので、アメリカの新学期の9月、サンクスギビングの頃のブラックフライデー、クリスマス~新年の休暇の頃がよく売れると聞いていました。
初年度は、本当にその通りになりました。
2年目3年目となると、日本の会員数が増えたこともあるのかゴールデンウィークの時期もよく売れました。
●気になる収益は?
1時間ほどの動画1本だけを公開して、今月で24ヶ月目になります。
諸条件が違えば結果も違うと思いますが、
無料キャンペーンを打った初月を除いて、 これまでに売上が0だった月はありません。
こちらがリアルなグラフです!
しかし!
しかしですね!
実は私ウメ子、この動画講座の価格を10,000円で設定しております。
ですが、Udemyは 講座の価格を勝手にディスカウントしてプロモーションするのです。
動画を公開した講師には一切連絡なしです。
しかも何割引きに設定しているのか知りませんが、売上額と本数を計算すると、 どう考えても数百円で売られているとしか考えられない金額なのです。
あんなに頑張って作ったのに…(涙目)。
Udemyのサイトを見たことのある方はお気づきだと思いますが、サイトを開くとすぐに割引き価格の講座がトップに出てきます。
それらはすべてUdemy側の判断で行なっており、確かにお得感があるので売り上げには貢献しているかもしれませんが、 あまりクリエイター側には寄り添ってくれていないなと感じることがよくあります 。
また先ほど少し触れたUdemy Businessですが、 こちらは Kindle Unlimited のように視聴時間に応じて売り上げが上がるので、 見てもらえないことには売り上げが上がりません。
無料視聴分だけを見て、返却されてしまえば売上0です。
あんなに頑張って作ったのに…(白目)。
●これからUdemyに挑戦する人へ
動画を作るのが得意な人は、Udemyはやってみてもいいかもしれません。
事実、ウメ子は 24ヶ月間、動画には一切手を加えずに売り上げが上がっているので、『ほぼ不労所得』と言ってもいいと思います。
ですが、 動画をアップする際は『全力で作った超大作』は出さないようにしましょう。
それは自分が労力に見合った価格で販売する時にとっておいてください。
まずは、もっとお手軽に作れるミニコースで試して見るといいのではないでしょうか。
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