元塾講師が教える 受験生の年末年始の過ごし方
元塾講師が教える 受験生の年末年始の過ごし方
受験生に年末年始はない
年が明けたらすぐに受験がやってきます。
中学受験なら年明けすぐが本番ですね。
大学受験も共通テストがあります。
高校受験は2月からが本番なので少し先?
いやいや、内申点を左右する学年末テストがすぐにあります。
ということで、どの受験生にも年末年始は大切な時期なのです。
旅行なんてもってのほか。
お正月を楽しむこともだめです。
とにかく勉強し続けてください。
まずは目標設定と計画
数値目標を立てよう
やみくもに勉強するのでは効果は低いです。
勉強を始める前に、何らかの数値的な目標を立ててください。
そして、それを休みの日数で割ります。
さらに時間で割ります。
そこまでできたら、詳細なスケジュールを立てます。
計画を立てよう
え?計画を立てるのに時間を使いたくない?
ごもっともな意見に聞こえますが、計画がなければ心は折れます。
大雑把でもいいので、必ず目標設定と計画立案をしてください。
受験日のスケジュールで動く
夜更かし厳禁:
長期休暇だからと夜更かししてはいけません。
間近に迫った受験当日と同じスケジュールで生活をしてください。
起床時間:
受験当日の1教科目の開始時刻4時間前に起床しましょう。
一般的に起床後4時間経過したぐらいから脳がフル回転できるといわれています。
睡眠時間:
起床時間から逆算して、8時間睡眠が理想的です。
必ず8時間というわけではなく、普段の自分の睡眠時間と同等であれば問題ありません。
成果を確認
目標は達成したか
お正月が終わったら、目標が達成できたかを確認しよう。
その時に、もし数値目標がなかったとしたら、どのような生活をしていたか比較してみよう。
達成できていたら、自分を大いに褒めてあげよう。
成果をテストで確かめよう
簡単なものでいいからテストしてみよう。
必ず成果は上がっており、実力が伸びているはず。
そうした小さな積み重ねが自信へとつながり、受験当日も安心して臨めるのだ。
ライバルは皆、自分より頑張っている
誰かよりも上に行かなければ合格は勝ち取れない。
少しの努力を惜しんで、さぼったりしたら後悔するだけ。
その少しの怠惰が、志望校合格から遠ざかる原因にならないよう、気を引き締めて年末年始を過ごしてください。
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