本当にスゴい女性声優　独断と偏見

• 高校生のストーリーが好きです。
• ラブコメをよく見ます。
• 異世界ものも結構みます。

• 少年漫画原作アニメ。ほぼ見ません。
• 小中学生の話はあまり見ません。

好きな声優さん

たくさんいますが、5人挙げるとするならば。
以下、一部敬称略で、（　）内は特に好きなキャラ名です。

• 金本寿子（空銀子）
• Ｍ・Ａ・Ｏ（ぺコリーヌ）
• 高垣彩陽（雪音クリス）
• 水瀬いのり（リーシア）
• 本渡楓（小鳥遊ひかり）

スゴいと思う声優さん

さて、本題。
ひとことで「スゴい」といってもいろいろとあります。
一人ずつ名前を挙げて、どこをスゴいと思うのかを書いていこうと思います。

潘めぐみ

『【推しの子】』で有馬かな役をしていました。
有馬かなは、子役でブレークした後鳴かず飛ばずで高校２年まで細々と芸能界で生き残っている少女。
小柄、童顔。口が非常に悪い。
中身は乙女で、主人公のアクアに一途。
ただ感情の振れ幅が非常に大きく、演技の幅も求められるっていう難しい役です。

それを潘さんは、完璧に演じきっています。
有馬かなという少女の感情の動きに合わせた声の作り方、当て方、タイミングなどなど完璧です。
正直言って【推しの子】を見るまで潘さんのことは、ほとんど眼中にありませんでした。
（スミマセン、勉強不足でした）

しかし、これを見てしまうと、もう単なるファンではいられなくなるぐらいです。
一つの役の中で、様々な声色を使い分け、感情に合わせてピタリピタリとはめてきます。

それが、見ている人々に違和感なく受け入れられる演技力！
それがスゴいのだと感じます。

通常は、キャラが変われば声も演技も変えるものです。
しかし有馬かなの場合は一人のキャラ。
その一人に何種類もの声と演技を要求されます。
行き過ぎると、声が違う。合っていない。
などの批判の声が出てくるものです。

けれども、視聴者に不安、不満を抱かせることなくラストまでいった技。
それがとんでもなく「スゴい」と思うのです。

早見沙織

早見さんと言えば、声色をあまり変えない方です。
どんな役でも「あ、早見さん」とわかることがほとんど。
となってくると、演じ分けが難しいのでは？と感じます。

早見さんの場合は、その疑問や不安は完全に杞憂です。
どんな役でも「早見さん」なのですが、同時に「そのキャラ」なのです。

ほとんど同じ声なのに、違う人に聞こえてくる。
単なる演技力だけではなく、キャラに憑依しているように聞こえます。
そのキャラの生まれ、育ち、置かれている立場、その場の感情。
などなどを演技や声という形で届けてくれるのです。

そういった演じ分けのレベルが、非常に高いのだと感じます。
ほぼ一つの声での演じ分けとう点では彼女に勝る方はいないと思います。

種﨑敦美

最近はアーニャ役でおなじみですね。
彼女の場合は声色の種類が無限なのではないか？
と思うほど豊富です。

スタッフロールを見るまで、種﨑さんだとわからない。
先ほどの早見さんとは正反対の位置にいらっしゃる方ですね。

かわいらしい幼女の役、少年役、美少女、なんでも来い。
種﨑さんの数ある声色の中では、少し抑え気味なのが好きです。
Vivyや双葉理央のような。

もちろんアーニャのような声、演技も大好きです。

Youtubeにも彼女が演じたキャラをまとめた動画があります。
興味のある方は検索してみてください。

同じ人が演じているのか？と考えると恐ろしくなるぐらい。
それほどに、幅広い役をこなしています。
ご本人は、のほほんとしていて柔和な感じなんですよね。
だからこそ、ギャップがさらに良い味を出しています。

悠木碧

演技力のお化けです。と個人的に思っています。
悠木さんは子役から芸能界にいるので、もはや超ベテラン。
彼女の演技の特徴は、早見さん＋種﨑さんって印象です。

種﨑さんと比べると声の幅はやや少ない。
いや、それでも多い方なのだけれど。

そこに早見さん並みの演技力が加わってきます。
特に『幼女戦記』のターニャ・デグレチャフ。
この役は正にハマリ役だと思います。

見た目は幼女。中身は30代サラリーマン。
理論的、冷徹、上昇志向が強い性格。
この差をキャラの性格に乗せて、融合させているところが「スゴい」のです。

また『魔法少女まどか☆マギカ』のまどか役も「スゴい」です。
意志の弱い、どちらかと言えば軟弱な女の子。
実は、過去？いや未来の出来事で辛い目にあっていることを背負って今がある。
そういう難しい役なんですよね。
それでも悠木さんなら簡単に演じているように見えます。
やっぱり「スゴい」ですわ。

ほかにも「スゴい」声優さんは数多くいらっしゃると思います。
今回は私が個人的に「この人は！！」と感じている4人の方々を感想を含めて紹介しました。

少しでもみなさんのアニメライフの足しになれば。