ロンドンの物価傾向

ロンドンの物価は近年上昇傾向にあります。特に家賃や公共交通機関の利用料金が高く、生活費の大部分を占めています。
スーパーマーケットでの食品の価格は比較的安定していると思いますが、レストランでの食事は高額です。イギリスで暮らす庶民にとっては、この食費が生活費を左右するポイントになります。

イギリスのスーパーマーケット

イギリスの主要スーパーマーケットは下記のとおりです。
各社とも自社商品の開発や会員サービスに力を入れていて、普段は用途に合わせ併用しています。

• Waitrose(ウェイトローズ）£££
  王室御用達の高級スーパーとして人気のあるスーパーです。
  他のスーパーではあまり見かけないメーカー商品やオーガニック商品の取り扱いも豊富です。百貨店JohnLowisの食品部門ということもあり、オンラインで購入したJohnLowisの商品を受け取りできるのも便利です。

• M&S(マークスアンドスペンサー)££
  良質な食材とオリジナル商品が人気のスーパーです。
  日常使いでは特に果物とレディーミールが美味しいと評判で、お菓子類は旅行者のお土産にも喜ばれます。価格はやや高めなので、セット購入の特別価格や会員クーポンの利用がおすすめです。

• Tesco(テスコ)£
  イギリスのスーパーBIG4のうち、市場シェアNo1の最大手スーパーです。
  郊外の大型店舗からmetroやexpressといった都市部の小型店舗まで幅広く展開し、手頃な価格の品揃えが人気です。オリジナル商品にも力を入れており、Finestという高品質ラインは美味しい物も多いです。

• Sainsbury's(セインズベリーズ)£
  イギリススーパーBIG4の1つです。
  テスコと同様にlocalという小型店舗やオリジナル商品の高品質ラインの展開をしています。手頃な価格でありながらも生鮮食品の質がよく、アジア食材の取り扱いも多めとして人気があります。

• ASDA(アスダ)£
  BIG4の1つで、アメリカのウォルマート系列のスーパーです。
  郊外型の大型店舗が多く都市部ではあまり見かけませんが、日々の生活で必要なものの殆どが手頃な価格で手に入ります。

• Morrisons(モリソンズ)£
  BIG4の最後の1つで、こちらもやや郊外に店舗があります。
  全体的にメーカー品の品揃えが豊富で、アジア食材も充実しています。肉や魚の品質も良い印象です。小型店舗はないですが、アマゾンと提携してオンライン注文にも力を入れているようです。

2023年11月の物価

それでは、本題の11月時点の物価です。（1GBP=184JPY）
参考価格は個人的に利用頻度の高い、Morrisonsのものを引用しています。

食品/飲料/日用品

ロンドン生活を楽しむためのヒント

いかがでしたか？

イギリスのスーパーではフルーツ・野菜・乳製品などが日本よりも安く手に入るので、自炊をすることである程度生活費を抑えることが可能です。
レジャーやエンターテイメントの費用も高いですが、入館無料の美術館や博物館の豊富さは日本とは比べ物になりません。
物価の高さに慣れるまで大変かもしれませんが、うまく生活を楽しむ方法を見つけましょう！

これからロンドンでの生活を予定している方や検討している方の参考になれば嬉しいです。