知らないと恥をかく?ゴルフルールの基礎知識
知らないと恥をかく?ゴルフルールの基礎知識
これからゴルフを始めようとしている方や、会社の付き合いでゴルフに誘われてルールを知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
ゴルフは全てのコースを周り切った時点で、打数をどれだけ少なく抑えたかで勝敗が決まるスポーツです。
また、「紳士のスポーツ」として長年楽しまれてきている為、様々な基本のルールがあります。
ゴルフのルールを知らずに、同伴者に迷惑をかけてしまうことはできるだけ避けたいですよね。
今回はそんなゴルフ初心者さんの為に、最低限知っておきたいルールや合わせてスイングの基礎知識をご紹介します。
これだけは知っておきたいゴルフルールの基礎知識
これからゴルフを始めようと思っている方は、まず知っておきたいのがルールの基礎知識。
ゴルフは全てのコースを周り切った時点で、どれだけ打数を少なく抑えられたかで結果が決まります。
そのため、誰よりも早くカップインする事に集中しがちですが、それぞれのエリアや一打一打において決まったペナルティがあるので、ルールを把握しておかないと打数を無駄に増やしてしまうのです。
これから紹介するエリア別のルールを是非覚えておきましょう。
●ティーイングエリア編
ティーイングエリアとは、プレーが始まる最初のボールを打つ場所になります。
ティーアップ(ティーの上にボールを乗せて打つこと)をして打つのでボールを打ちやすいという特徴があります。
そんなティーイングエリア内では、地面の凸凹が気になったら修正してからプレーすることが許されています。
この場合、打数のペナルティ対象にはなりません。
また、ボールを打つ前にスイングの確認をしようと素振りをした際、誤ってボールがティーから落ちてしまった場合もペナルティーはなく、一打目としてもう一度打ち直すことができるのです。
素振りではなくボールを打とうと空振りしてしまった際は、ペナルティーは足されませんが一打として見なされます。(※2019年改正)
次のスイングが二打目となるので、基礎知識として覚えておきましょう。
●ペナルティエリア編
池や川、明らかに人が立ち入れない場所をペナルティーエリアと決めています。
ボールをコース上に戻すのが難しいエリアの為、その名の通りペナルティ(打罰)をプラスしてプレーを続けます。
ペナルティーエリアの打罰には3パターンあります。
① 一打罰プラスして元の場所から打つ方法。
② 一打罰プラスしてボールが横切った場所を目印に、コースと目印を結ぶ延長線上に一クラブ以内に打つ方法。
③ 一打罰プラスしてボールが横切った場所を目印に、その場所から2クラブ以内で決められたエリアに打つ方法。
それほど深くない池などでは、ペナルティを足さずノー打罰でプレーを進める方法もありますが、自己申告制のゴルフではその後の打数の見極めも楽しみの一つになるでしょう。
●バンカー編
コース内の砂が敷いてあるところをバンカーと言います。
バンカー内においても細かいルールが決められており、ボールを打つ前の素振りや構えの時に砂に触れてしまうのはNGになります。
少しでも砂に触れてしまうと、2打罰プラスしなければならないのです。
ボールを打つときはもちろん砂に触れますが、その場合はペナルティにならず通常の一打として進めることができるので覚えておきましょう。
●アウトオブバウンズ(OB)編
ゴルフのコースには、プレー可能な範囲より外側にアウトオブバウンズ(OB)と呼ばれる場所があります。
ほとんどのゴルフ場では山や林、崖になっているところがOBとされ、目印として一定の間隔を空けて杭が刺さっています。
杭より外側に飛んでしまったOBボールは、その場所から打ち直しができないというルールがあるのでペナルティの対象となるのです。
この場合のペナルティとして一打罰プラスして、一打前に打った場所から打ち直すのが基本のルールになります。
●グリーンエリア編
コースの終盤でやってくる(芝が最も短くカットされている)場所がグリーンです。
最後だからと気が緩んでルールを見落としがちですが、きちんと確認しながらプレーしましょう。
まず、グリーンエリア内に自分のボールが入ったら、ボールのすぐ後ろにマークを置き邪魔にならないところで待機します。
次のターンでボールを打つ際は、他にパッティングをしている人がいないかを必ず確認して打ちましょう。
ルールの基礎知識として、2人以上が同時にパッティングすることはルール違反となります。
また、意外と忘れてしまいがちですが、カップインしたボールを取る時はカップの周り30㎝以内は踏まないようにしましょう。
ゆっくりと進むボールの動きを変えてしまう為、十分に注意することが基本ルールです。
ゴルフは自分のことだけでなく、周りの状況や相手のことを考慮しながらプレーすることも大切な基本ルールになるのです。
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