【稼げないWeb系フリーランスのための】Twitter戦略設計【Twitter運用を通じてビジネススキルを劇的アップ!】
【稼げないWeb系フリーランスのための】Twitter戦略設計【Twitter運用を通じてビジネススキルを劇的アップ!】
はじめに
はじめまして、フリーランスWebデザイナーのめがねん(@iammeganen)です🐶
某企業でWebメディアの立ち上げやDX事業に携わっていましたが、後述するとある出来事をキッカケにスキルアップを決意。
2020年2月からWeb制作の学習をはじめ、同年9月から副業としてWeb制作事業を開始したところ運良く順調に進み、現在はフリーランスのWebデザイナーとして活動しながら《独学応援ブログ》や《独学応援サロン》の運営、MENTAにてメンターとして初学者の方の学習〜営業のサポートなども行っています。
そして今回は、日々サロンメンバーを中心に独学や営業のアドバイスを続ける中で、これからフリーランスを目指すみなさんに対してTwitter運用を例に「戦略設計の本質」についてお伝えしたくてこのBrainを書きました。
正直、「なぜTwitter運用で?」と思われる方も多いでしょう。
すでにこのテーマでは多くのBrainがリリースされていますし、ブログやYouTubeでも多くのインフルエンサーや有識者のみなさんが語っています。
しかし、ここで語るのは決してよくある「Twitterで稼いで自由に暮らそう!」とか「仕組み化でフォロワー1,000人を目指そう!」的なものではありません。
ズバリ、ここでの狙いは
「これからフリーランスを目指すあなたに、フリーランスとして生き延びるための必須知識である『戦略設計の基礎』をTwitter運用を通じて学べることと、実践するための具体的な方法を知ってもらう」
です。
そもそも「Twitter運用」とは、いつでも誰でも「戦略設計の基礎」を何のリスクを負うことなく学べる大きなチャンス。
「それってどういうこと?」と不思議に思った方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。
「そんなの当然じゃん」と思いながらも実はフォロワーが1,000人以下だという方のお役にも立てると思いますので、このまま読み進めてくださると嬉しいです。
え?フォロワー1万人超え?! そんなあなたは僕の先生になってくださいコメントお待ちしております🙇♂️
とにかく、ここから有料部分に突入するまでの約12,000字で「Twitter運用のノウハウ」と「そこから学べる戦略設計の基礎」について解説していきます。
あと3分だけいただけますと幸いです。
このBrainを読んでくださる方に3つのお願い
読者の方にお願いが3つあります。
1つ目は、ご自分のことに置き換えならが読んでいただきたいということ。
ご自身のTwitter運用やポートフォリオ/事業サイト制作の構成、フリーランスとしてのサービス内容を組み立てることをイメージしながら読んでいただくことで、お役に立てる内容になっています。
2つ目は、始めから終わりまで順番に読んでいただきたいということ。
基礎から順番に解説していますので、途中の理解が乏しいまま先に進んでしまうと戦略設計に欠陥が生じてしまう恐れがあります。
最後の3つ目は、ぜひ最後まで読んでいただきたいということ。
できるだけわかり易い言葉で具体的に書くことを意識した結果、2万字を超える長さになっていますが、その分、戦略設計の経験がない方でもすぐに試せるようになっていますので、ぜひとも最後まで読んでいただけると幸いです。
「フォロワーが増える」とは?
Twitterでフォロワーが増えるということは、自分の言葉や想いを届けたい人に届け、共感を集められているということ。
もう少し言い換えると、
・自分の存在・経験がどんな人の役に立つのか?
・それらをどう伝えるべきなのか?
ここを理解できている状態とも言えますが、これってつまり「マーケティングの基礎を理解・実行できている」ということなんです。
自分の希望単価で受注できる人、営業活動をしなくても仕事に困っていない人など、成功しているフリーランスはみんなこれを当たり前に理解・実行しています。
逆に、低単価で苦しむ人や営業してもなかなか返事がもらえていない人は、ここをまったく理解できていないことがほとんど。
誰に自分を知ってもらい、興味を持ってもらうために何をどんな言葉で伝え、どういった行動で信頼を積み重ね、関係を深めていくのか?
そんな戦略設計の基礎を理解することで準備すべきことが明確になり、サービスを組み立てられ、自信を持って営業ができる方法がわかるというわけです。
とはいえ、これは簡単なことではありません。
そこで今回は、みなさんが日常的に触れていてイメージしやすいTwitterのフォロワーを増やす方法に置き換えて解説することにしました。
フォロワーを増やすついでに戦略設計の基礎についてしっかりとご理解いただき、ご自身のポートフォリオ制作から営業活動まで幅広くご参考いただけるこの考え方をご理解いただけるとうれしいです。
追記(2023年1月)
Twitterのアルゴリズムが明らかに変わりました。
これまでの「有益ツイートをする→バズる」が通用しなくなり、フォロワー数の価値が相対的に低下してます。
Twitterの基本設定として、フォローしてる人の最新ツイートではなく、タイムラインが表示されるようになったからです。
したがって、どんなに有益な内容のツイートであっても、フォローしてくれている人たち全員に読んでもらえるとは限らないということ。
フォローしてる側目線で考えると、自分が参考にしている人のツイートを見逃したくないなら通知をオンにする必要があるわけです。
こうした変化に気づき、手を打たないと「インプレッションが下がってきたけど、これって自分のツイートの内容が間違ってるのかも?」などといった誤解をしてしまい、Twitterをやめるという間違った判断をしてしまいかねませんよね。
そもそもツイートするのはたくさんのいいねを集めることではなく、自分が大切だと思ったことを発信し続けることでターゲットの役に立ち、人脈を広げることにあります。
読まれにくくなったとはいえ自分がツイートする理由に変わりはないはずですから、下手に数字に惑わされることなく、これからも自分が大切だと思ったことを発信し続けていきましょう。
今回のBrainはそもそもマーケティングの基礎をベースに書いているので、こちらで紹介した有益ツイートの書き方などは今でもそのまま通用する内容になっています。
とはいえ、将来的にTwitterのアルゴリズムがどう変わるのかが読めない以上、ここでの手法が永久に通用するかといえば保証はありません。
大切なのは、常に自分のファンを具体的にイメージして、何をどうすればなぜその人たちの役に立てるのか?を考えることです。
このBrainを通じて、顧客起点のアイディアで他者のために必死になれる方がひとりでも多く増えてもらえると幸いです。
このBrainを読んだ方々のご感想
このBrainの構成
このBrainでは、無料で公開している前半部分で以下の4つをご説明します。
・なぜ今、Twitter運用について語るのか?(冒頭部分)
・フォロワーが増える仕組みとは?
・実績のない方がツイートすべきこととは?
・「有益なツイート」の書き方
この4つをご理解いただくことで、あなたのTwitterに対する意識が変わるだけでなく、フリーランスとして自分をアピールする力やクライアントに対する提案力が向上します。
そして、上記に加え後半の有料部分では下記の3つを解説しています。
・具体的なアカウントの設計方法
・ペルソナ設計の5ステップ
・ツイートを続けるための仕組みづくり
ここでは実際に僕がメンターを担当させていただく際に使用する「戦略設計シート」という資料を使います。
あなたのTwitterアカウントを具体的に設計していき、作るべきツイート(コンテンツ)の方向性と分類をハッキリさせることでマーケティング思考を鍛えていきましょう。
ひとりでも多くの読者の方に実際に最後までを実践していただき、どんな肩書きで稼ぐにしても自分のサービスを設計し、的確にアピールできるノウハウを身につけていただけると幸いです。
僕がこのBrainを書く理由
ここで少しだけ僕の話をさせていただきます。
1990年生まれの僕は、30年間ずっと無難に生きてきました。
怪我をせず、嫌われず、平穏にいられることが幸せでした。
しかし、そんなときに会社で誰もが一目置いていた先輩が退職されたんです。
僕はその方の退職の理由を聞いて、ハッとさせられました。
「この会社に長く勤められたおかげで『できる人』と思われてるけど、それは単に俺がこの会社に慣れてるだけなんだよ。だから、もう一度大学で学び直して、より多くの人の役に立てる社会人になりたいから辞めるんだ」
自分の市場価値なんて考えもせず、毎日ミスをせず、優しい先輩と言われ、叱られないように働いていただけの僕にとって、この言葉は衝撃的でした。
大きく心を動かされました。
自分も、自分自身のスキルと経験で信頼される人間になりたい。
そのために、自分に何ができるのか?を何ヶ月も模索し続け、遂に出会ったのがWeb制作だったんです。
Progateに出会ってからのことはブログにも書いてるのでここでは割愛します。
ここで伝えたいことは、「気づいたときが最大のチャンス」ということ。
行ったこともない土地のジムの経営者様や広告代理店のパートナーとしてご契約いただけたり、SNSコンサルの企業から外部委託をいただけたのは、すべてあのときに行動し続けたからです。
年齢や学歴などを理由に諦めていたら、むしろ今ごろは死んでいたかもしれません。
何歳からでも自分は変えられる。
今この瞬間よりも早いタイミングなんて二度と来ない。
そう肝に銘じながら行動し続け、学んだこの知識と経験がひとりでも多くの方のお役に立てればと思い、このBrainを書きました。
みなさんが努力して身につけたそのスキルが誰かの悩みの解決し、より良い社会の実現に繋がりますように。
このBrainの価格
僕が運営しているサロン内の有料サービス(個別営業サポート)が月額4,980円〜なので、今回の教材の価格も4,980円〜として、販売部数が増えるごとに4,980円ずつ値上げしていきます。紹介料は常に50%です。
また、今回の教材に関しては前半に書かれている戦略設計の本質部分はいつでも無料で読んでいただけますので、実質的にこの価格は後半の実践編とそこでダウンロードしていただける戦略設計シートの価格といえます。
正直、戦略に関しては全公開してもまったく問題ないんですが、せっかくなら本当に実践していただける人に真似してほしいので戦略設計シートの使い方に関しては有料とさせていただきました。
少なくとも、本気でフリーランスとして毎月50万円以上稼ぎたい方にとっては決して高すぎる価格ではないと思っています。
今が一番安いのは間違いありませんから、戦略設計のやり方を学び、本気で実践したいという方は、お得なうちにご購入くださいませ。
「フォロワーが増える仕組み」を理解しよう
それでは早速はじめていきましょう。
まずは「フォロワーが増える仕組み」からです。
そもそもフォロワーとは誰でしょうか?どうして増えるのでしょうか?
色んな言い方ができますが、ここでは「フォロワーとは、あなたに共感してくれたファン」と定義します。
つまり、
①あなたという存在に気づいて、
②興味を持ってツイートを読んでくれ、
③プロフィールを見て共感し、
④フォローしてくれた
そんな人たちのことです。
ビジネスで置き換えると、
①あなたのサービス/商品を知り、
②広告や提案文を読んで興味を持ち、
③LPやホームページで詳細を確認して魅力を感じ、
④あなたのサービス/商品に強い関心を寄せている
そんなあなたの潜在的な顧客です。
この流れがすべての大前提ですので、ここは必ず覚えてください。
大事なことなので、もう一度言います。
フォローされるまでの流れは、
認知→興味・関心→フォロー
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①:認知
まずはあなたという存在に気づいてもらう段階です。
ここを軽視している人がとにかく多いですが、先ほどのフォローされるまでの流れを思い出してください。
認知度の低い人がいきなりたくさんの方々からフォローされるなんてことは絶対に起きないですよね。
知らないアカウントをフォローするなんて不可能です。
それでは、自分の存在に気づいてもらうためにはどうすべきでしょうか?
答えは単純。
積極的にアピールするのみです。
毎日ツイートし続けることはもちろん、あなたからリツイート/リプライ/いいね!をすることで、自分の存在をターゲット層にアピールすることが大前提です。
自分がしてほしいことがあるなら、まずは自分がやってあげるんです。
他力本願はダメ。
それに、宣伝は「しつこい」を通り越して「当たり前」になるまで打ち続けないと効果を発揮しないものです。
Voicyを聴いてる方ならイメージしやすいかと思いますが、西野亮廣さんなどはほぼ毎日同じイベントや企画の告知をされてますよね。
まさにそういうことです。
宣伝は少なければ意味がありませんし、しつこいと思われているうちはまだまだ量が足りていません。
有名人が出演している広告でもないかぎりは、毎日目にしたり耳にするものになれてはじめて「お?」と思ってもらえる段階にたどり着きます。
ですから、あなたという存在に気づいてもらうためには毎日必ず発信し続け、自分からターゲット層にアクションを起こしていく必要があるんです。
自分が有益だと思ったツイートや仲良くしたいと思った方のツイートには必ずいいね!やコメントをして、あなたという存在をアピールしていきましょう。
②:興味・関心
①でアピールをし続けると、今度はその中の何人かがあなたのツイートに興味を持ち、いいね!やリプライ、リツイートをしてくれるようになります。
リツイートはもちろん、最近はいいね!がたくさん集まるツイートもフォロワー以外のタイムラインに表示されるようになりましたが、いずれにしても何かしらのキッカケであなたのツイートを読み、興味を持ってくれた人たちはあなたのプロフィール/固定ツイート/直近のツイートをチェックしに来てくれます。
ここでその内容に関心を抱き、フォローするメリットを感じてもらえるようにプロフィール欄を作り込んでおきましょう。
プロフィールの詳しい書き方はのちほど説明しますが、プロフィールを作るにあたって大切なことは興味・関心につながる「分かりやすさ」「人間性」「ビジョン」です。
③:フォロー
あなたのプロフィールやツイートに共感してくれた人はあなたのファンとなり、ここで遂にフォローしてくれます。
最初にも言ったとおり、あなたのフォロワーはあなたのファンです。
フォロワーのことはしっかり大切にして、フォローしてもらったあともあなたから積極的にコミュニケーションを取り続けましょう。
やがてそのフォロワーたちが仲間となり、その仲間の輪が大きくなることであなたの影響力がさらに増していくからです。
ちなみに、基本的に相互フォローはしなくて大丈夫。
あなたがフォローすべき相手は、あなたが仲良くしたいと思った相手だけで十分です。
少なくとも、一度も話したこともない人とフォローする必要はありません。
実際、僕もフォロー数とフォロワー数は一桁違います。
ULSSASとは
フォローまでの流れとしてもう一つ理解しておくべきなのが、ホットリンクが提唱している『ULSSAS(ウルサス)』。
SNSが普及したことで、人々の購買行動にも変化が見られるようになりました。その結果、様々なプラットフォームやチャネルでUGCが発生するようになりました。ソーシャルメディアマーケティングやSNSマーケティングと言われると、企業アカウントとフォロワーの「1対n」の関係を真っ先に想像するかもしれません。しかしより重要なのは、ユーザー同士の「n対n」の関係であり、その中で発生するUGCの活用です。この一連のプロセスを整理し、マーケティング活動に活かせるようにしたのが、ULSSASです。
ULSSAS(ウルサス)とは|httolink.co.jp
要は、あなたのツイートがいいね!され、あなたのツイートが検索され、フォローされ、RTされることで再び他の誰かにいいね!され、検索され… という無限ループを生み出すというこの構造が『ULSSAS』。
この仕組みを理解し、各ステップに応えるためのアクションを決めていくことがTwitter運用、ひいてはSNSマーケティングの基本です。
そして、この好循環を生み出すために必要なのが「RTされやすいアカウント」と「良質なフォロワー」。
「RTされやすいアカウント」とは、フォロワーが求めていることをツイートし、多くのフォロワーから信頼されるアカウントのこと。
「良質なフォロワー」とは、あなたの熱心なファン。
決して相互フォローで獲得したフォロワーのことではありません。
「良質なフォロワー」を増やすためのアカウント設計手順を理解しよう
ということで、「RTされやすいアカウント」と「良質なフォロワー」を築き上げるためのステップを解説していきます。
①ターゲットを見極め、
②プロフィールを作り込み、
③具体的なアクションを考え、
④ツイートを作り、
⑤結果を分析していく
という5ステップです。
それぞれのより具体的な組み立て方はこのBrainの後半で「戦略設計シート」を使いながら解説していますが、ここではその基本となる考え方をお話します。
STEP1:ターゲット選定
どのジャンルのどんな人たちにフォローされたいのか?
まずはここを一番に考えます。
フォロワー数によって考え方が異なる部分でもありますが、たとえばフォロワー数が1,000人以下の場合は「あなたが仲良くなりたい人」をイメージしてください。
あなたにとてつもないスキルや経験があるとしても、フォロワー1,000人以下の段階では「無名」です。
よって、まずはあなたが自分と同じジャンルの中で繋がりたい人をイメージしましょう。
Twitterの世界には「ブログ界隈」とか「Webデザイン界隈」「マーケティング界隈」「自己啓発界隈」などといったニッチな集合がいくつも存在します。
自分がその中のどこで認知され、交流を深めていくのかをハッキリさせることで大きな方向性を定めていきます。
また、そうすることであなたが「ツイートすべきこと」がハッキリするだけでなく、「ツイートすべきでないこと」もハッキリします。
最近はこれが特に重要で、政治家の失言然り、「何を言うか」よりも「何を言わないか」の方がアカウントの信頼を保つ秘訣だったりもするので要チェック。
STEP2:プロフィール
せっかく自分という存在に気づけてもらえても、何をしている人なのかが伝わらなければ永遠にフォローされません。
ということで、お次はプロフィールを作り込んでいきましょう。
上の写真は僕のプロフィール画面(2022年8月)ですが、この状態にたどり着くまでに2年間で50回以上リニューアルしましたし、これからも更新し続けるでしょう。
ポイントは以下の6点。
①ヘッダー
②アイコン
③名前
④自己紹介文
⑤場所
⑥URL
1.ヘッダー
ヘッダーとは、あなたのアカウントの目的や活動内容、権威性を伝えられる最大の広告。
プロフィールに書ききれないことを分かりやすくまとめて掲載することで、あなたのプロフィール欄を見てくれた方により具体的な情報を伝えられるチャンスです。
少なくとも、ここに風景画などを設定しているのはもったいないので要検討ですね。
メンターをやっていてもよくご質問いただくポイントですが、ここが一番苦手という方は多いです。
たしかに自分の目的や強みを理解できていないとなかなか書けないかもしれませんが、それを理解できていなければフリーランスとして営業もできませんから、これを機に自分の棚卸をしてみることをおすすめします。
2.アイコン
「お前が言うな!」と言われそうですが、基本的にはあなたの顔写真が正解。
似顔絵はギリセーフ。
信頼が桁違いだからです。
特に「プロフィールの訪問率」は似顔絵だと良くて1~2%ですが、写真だと2~4%です。
つまり、写真の方が倍速でフォロワーが増えやすいというわけですね。
ここに好きなアニメのキャラクターなどを設定するのは、(少なくとも信頼を集めてフォロワーを増やしたいなら)オススメできません。
3.名前
名前に関して意識すべきは2点。
・誰でも読めること
・スマホで入力しやすいこと
ということで、ひらがな(4字以内)の名前にしましょう。
インフルエンサーの名前を思い出し見てください。
漢字を使っている人はそもそも有名だった与沢翼さんや田端信太郎さんで、ブログ/SNSで有名になった方は基本的にひらがな/カタカナですよね。
4.自己紹介文
特に困るであろうここに書くべきは4つ。
①あなたをフォローするメリット
②ビジョン
③経歴・実績
④ユーモア
この4点が伝わるかどうかをしっかり吟味しつつ、160字に詰め込んでください。
ただし、まだ実績がない勉強中の方は「ビジョン」「経歴」「ユーモア」で大丈夫です。
5.場所
URLの左隣にある部分ですが、ここは「URLの謳い文句を入れる場所」として利用しましょう。
たまに「地球」って書いてる人もいますが、勝手にスベっても誰もツッコんでくれないので要注意です🌎
6.URL
最後にURL。ここは自分のブログやサービス、ポートフォリオを宣伝する場所として有効なんです。
有料コンテンツなどを配置している場合は、是非ともここから流入するように設計しましょう。
特に何も用意がない人は空欄でOK。
将来的にここに貼れるものを作れるようにがんばりましょう。
STEP3:アクション
プロフィールを作ったら、今度はそれを読んでもらうためにいよいよあなたという存在に気づいてもらうために行動開始です。
とにかくあなたから積極的にいいね!/リツイート/リプライをしていきましょう。
そもそもSNSの最も大切な要素は「コミュニケーション」です。
有名人でもないかぎり、コミュニケーションが生まれてはじめ「あなた」という存在を知ってもらえます。
どんなにプロフィールを整えても、見てもらえなければ永遠にフォローされません。
自分の存在に気づいてもらうために、ターゲットだと思われるアカウントのツイートにいいね!やコメントをしていきましょう。
超大切なので何度も言いますが、まずは認知です!
STEP4:ツイート
認知されてはじめてあなたのツイートは読まれる、でしたね。
ツイートの内容に関してもあなたの目的によって様々なので詳しくは次の章で解説しますが、共通して言える大切なことは「無理をしないこと」。
勉強中の人が「有益なツイート」なんて書けないですし、「Web界隈」で発信してるのにNFTのことばっかツイートしても意味ないわけです。
仮にあなたが背伸びをして、自分には到底できないようなことをインフルエンサー気取りでツイートしたとしましょう。
それが運良くバズってフォロワーが増えたとしたら、今後はそのツイートが「あなたがツイートすべきこと」になるわけです。
それってかなり地獄だと思うんですよね。
結果的に嘘をつき続けることになりますし、質問されても答えられないので結果的に信頼は減る一方。
そうなると、そのアカウントで信頼を取り戻すのは至難の業です。
とにかく無理せず、今の自分に言えることを大切にしてください。
STEP5:分析
最後に分析について。
明確な正解がないからこそ、自分のツイートがしっかりと読んでもらえているのか?フォローにつながっているのか?を確認することが大切です。
Twitterアナリティクスでフォロワーに自分が何を求められているのかを定量的に調べ、今後のツイート内容に活かしていきましょう。
手順はシンプル。
1.過去の自分のツイートをエンゲージメント率順に並べる
2.プロフィールのアクセス数が5回以上のツイートだけを厳選
3.その内容と傾向を分析し、その結果に沿ってツイートを作成
Twitterアナリティクス
ということで、まずはTwitterアナリティクスの画面を見てみましょう。
パソコンでTwitterを開き、アナリティクスを確認します。
ピンク色の枠で囲ったところをクリックしてください。
ここをクリックすると、以下のような画面になります。
この画面で「直近の状況」と「月別の状況」を確認できます。
参考画像でいうと、僕があるツイートでバズったのでインプレッションがエライことになってますが、それにフォロワー率が伴っていないですね。
通常、「フォロワー率/インプレッション」が2以上であれば超優秀。
最低でも1は欲しいところですが、このときの僕は0.5ほどですね(バズった分を省くと1.2でした)。
さらに、ページ上部にある「ツイート」を『クリック』すると、以下のような画面になります。
ここでは「ツイートごとの結果」を確認できます。
ここで特に見るべきはエンゲージメント率。
5%以上あるツイートはしっかりとフォロワーに届いたと判断できるので、それを目安にツイートを分析し、自分のツイート内容を磨き上げていきましょう。
ちなみに、画面右上にある「データをエクスポート」を押すと、すべてのデータをエクセルに落とし込み、データを自由に並び替えられるようになります。
ここで先ほど説明した3ステップを参考にツイートを分析し、その傾向を掴んでください。
SocialDog
Twitterアナリティクスでの簡単な分析方法をご紹介したついでに、SocialDogもご紹介しておきましょう。
これは主に「予約投稿」と「フォロワー管理」を行うツールです。
実際に「SocialDog」で検索し、まずは無料版を使ってみてください。
無料版だと予約投稿数が10件までと少ないので、僕は有料版を使っています。
登録すると、ご覧のように自分のアカウント状況をより詳しく確認できるのですが、僕が特に参考にしているのは「どんなアカウントにフォロー解除されたのか?」や「自分がフォローを解除すべきアカウント」など、公式では細かく追えない情報たち。
ここを活用することで、より具体的に自分のフォロワー像をイメージできます。
分析になれない初期段階ではモチベーションを維持するためにちょこちょこフォロワー数の変遷を確認する程度でもOKですが、まずはとにかく触ってみてほしいです👍
ここまでのまとめ
さて、無料部分はまだまだ続きますが、「Twitter運用の基礎」について解説してきたここまでを一旦まとめておきましょう。
・フォロワーとはあなたのファン
・フォロワーが増えるステップは「認知→興味関心→フォロー」
・自分に関心を寄せてもらえるプロフィールを設計する
・ツイートやいいねやリプを繰り返し、プロフィールへ誘導
・一連の流れの精度を確かめるために分析〜修正を欠かさない
ここまでを理解できれば「Twitterの運用方法を理解した」と言えますし、それと同時に「マーケティングの基礎を理解した」とも言えます。
マーケティングの基礎
なぜなら、あなたの地元の美容室も、誰もが知ってる大型施設も、あのGAFAですらも、みんなあなたがTwitterでフォロワーを増やすのとほぼ同じステップで顧客づくりをしてるから。
①自分たちの新製品/サービスを知ってもらう(認知)
②新製品/サービスの特徴を詳しく説明する(興味・関心)
③実際に新製品/サービスを使ってもらう(購入)
④丁寧なアフターサポートで継続して利用してもらう(リピート)
この考え方が頭に入っていると、クライアントに対する提案内容も大きく変わってきます。
簡単な例を挙げましょう。
あなたはフリーランスのWebデザイナーで、クライントからホームページ制作を相談されました。
そして、その相談目的が「集客」だった場合、まずは上記の①〜④に照らし合わせながらクライアントのビジネスの状況を伺い、本当にテコ入れすべきところを確認します。
確認の結果、既存のホームページがしっかり出来ているのにお問い合わせが少ないとします。
この場合、単に「認知」が足りていないケースが考えられます。
だとすれば、ホームページを改修するよりも先にやるべきことがハッキリしますよね。
あなたが提案すべきは「ホームページ制作」ではなく、「集客導線の見直し」ということです。
クライアントと一緒に訴求方法について考えていければベストですし、あなたの担当外なのであれば、あなたの周りにいる詳しい方をクライアントに紹介するなど、事業のパートナーとして自分にできることを最大限提案できるでしょう。
とにもかくにも、こうやって対応のイニシアチブを取りながらクライアントと対等な関係性を築いていくためにも、マーケティングの知識が重要であることをご理解いただけると何よりです。
ポートフォリオ制作でも活かせるマーケティングの知識
また、ここまで読んでくださった学習中の方には、自分のポートフォリオを作るときにもTwitterのアカウント設計の知識を活かせることをご理解いただきたいです。
自分のポートフォリオは誰が見るのか?その人に何をどう伝えるのか?どんな印象を持ってもらいたいのか?などを考えて、ポートフォリオの構成や文章、デザインを考えるわけですね。
残念なポートフォリオは基本的にテンプレ感や初心者感があふれていて、良くない意味で簡素なものが多いです。
一方で完成度の高いポートフォリオはファーストビューを見ただけでそのサイトの明確な目的が伝わり、競合との違いや自分のセールスポイントが定量的に示されている上に、説得力のある実績を掲載しているものです。
これを実現するにも、Twitter運用を通じて学べるマーケティングの考え方が大いに活きてくるわけです。
まずはここまでをご理解いただき、ぜひご自分のアカウントを見直してみてください。
まだ実績のない学習中にツイートすべきことを理解しよう
フォロワーを増やす=有益なことをツイートする だと思っていませんか?
前述の通り、いきなり有益なことをツイートしようとして背伸びをしてしまいがちな駆け出しさんをよく見かけます。
しかも、多くの方はここまでで説明したようなTwitterの本質的な部分を理解しないまま闇雲にツイートしているんです。
しかし、実績のない学習中は誰だって「有益なツイート」なんてできなくて当然。
「ないもの」はないんです。
出来ないことに時間を費やすのはもったいない。
そんな学習中にツイートすべきはただひとつ。
目標に向かって努力を積み重ねるから高みに手が届く
学習にツイートすべきこと。
それは「あなたの学習記録」です。
あなたという無名な人がある目標に向かってコツコツと頑張っているその日々の取り組みを、ツイートという形でどんどん記録していってください。
そもそも学習中にツイートするのは、あなたの目標と努力の過程を知ってもらうためです。
多くの方々に見える形で記録していくことで、積み上げれば積み上げるほどにあなたの実力はもちろん、継続力や実行力もフォロワー全員に示すこととなり、これこそが未来の信頼に繋がります。
想像に難くないと思いますが、これがある状態で営業を始めるのとそうでないのとでは大違いなんです。
また、一方的にツイートするだけでなく、そんなあなたを応援してくれる人たち(フォロワー)を大切にして積極的に交流してください。
フォロワー一人ひとりの性格や夢、実力を把握することで相手に対する理解が深まり、いずれはそれも制作体制の充実〜仕事に発展していくわけです。
・自分の目標とそのために必要な学習を明確にする
・明確にしたことをプロフィール欄で宣言する
・日々の学習予定や学んだことをツイートし続ける
これらを実践した上で、自分を応援してくれる人やこの人みたいになりたい思える人のツイートに対して積極的にいいね!やリプをして自分という存在に気づいてもらいましょう。
間違ってもインフルエンサーのモノマネをして、無闇にフォロワーを増やしたりしないでくださいね。
「有益なツイート」の本質とツイート方法を理解しよう
一方で、実際に学んだスキルで稼げるようになってきたら、そこでの気づきや反省点をツイートできるようになります。
これは、かつてのあなたのように身につけたスキルを活かして仕事をしたいと考えている方々にとって十分に有益な情報と言えるでしょう。
あくまでも自分の経験に基づいたものであることが前提であり、その上で過去の自分に教えてあげるスタンスで考えると書きやすいでしょう。
しかし、ここで注意しないといけないことがあります。
内容がどんな正しくても、読みにくければ伝わりません。
残念ながら日本の義務教育では文章作成のカリキュラムがないため、多くの日本人は文章作成が苦手です。
僕も会社員として30人以上の部下のレポートやエントリーシートを添削してきましたし、メンターになってからは300人以上の営業文やポートフォリオを添削してきましたが、その多くは「A=B B=A」にもなっていない添削の甲斐があるものでした。
それでは、どんなツイートをすればいいのか?
答えは単純。
「自分のジャンルでバズりやすいツイートの型を調べ、取り入れる」です。
たとえば「Web制作」に関するツイートでより多くの方に読んでほしいのなら、過去にそのテーマでバズったツイートを参考にすればいいのです。
間違ってもパクっちゃダメです。
あくまで「型を取り入れる」です。
型の調べ方
ズバリ、Twitterの検索コマンドを使います。
今回は仮にWeb制作に関するツイートの型を調べるとして、Twitterの検索窓に「Web制作 min_faves:1000」と入力してください。
これで、過去に「Web制作」というキーワードを含んだツイートの中で1000いいね以上獲得したものが表示されます。
表示されたツイートたちにざっと目を通し、共通している書き方(型)を学び、それを参考に自分のツイートを作りましょう。
ここでは参考までに、過去に「バズる型」として流行った4つを挙げておきます。
内容によっては今でも通用すると思います。
・目を楽しませる
・鼓舞する
・好奇心を刺激する
・集団への帰属意識
目を楽しませる
分かりやすい実例ですと、「図解ツイート」ですね。
最近はすっかり当たり前になりましたが、同じ内容でも図解にすると10倍以上リツイートされるとか。
また、これは僕の戦略的な考えですが、ただ図解しても面白くないので、インフルエンサーのツイートを逐一図解にするなどして、インフルエンサーに直接自分を売り込むのも有効だと思います。
鼓舞する
『「Web制作はオワコン」だなんて誰が言った?おれは今月もWeb制作で100万稼いだぞ!』なんてツイートは必ずその界隈でRTされますが、内容の品性はともかく、「Web制作で稼げるんだろうか?自分は間に合うのか?」と不安に思っている人たちを安心させ、勇気づけるようなツイートも「需要」があります。
逆に、厳しい現実を見せつけるようなツイートは無視されがちです。やはり、正論はTwitterの世界でも求められていないんでしょうね。
好奇心を刺激する
「CSSだけでカルーセルを実装する方法」など、思わず「それ、どうやるの?」と言いたくなるツイートも大きな需要があるものです。
これはかつて小林さん(@pulpxstyle)などが得意とされていた手法ですね。
集団への帰属意識
これは繰り返し交流を重ねた結果生まれるものですが、想像しやすい実例でいえば「自分は西野さんのオンラインサロンのメンバーなんだ」などといったコミュニティ意識のことですね。
ここを思い出させるようなツイートも、多くのいいね!を集めやすいです。
以上を意識してツイートを作成し、それを自分のペルソナが一番Twitterを開くであろう時間帯にツイートしましょう。
たとえば「Web制作」だと、以下の4回が目安です。
・朝活を終えるであろう6時~7時
・通勤時間中の7~8時
・お昼休憩時の11時~12時
・帰宅して家でくつろいでいる20~21時
戦略設計シートで実際に自分のアカウントを設計してみよう
それでは、いよいよこのBrainの本題でもある「実際のアカウント設計方法」をお話していきます。
ここでの説明を経て、最終的にはあなた独自のサービスを組み立てられるようになりましょう。
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